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これだけ読む!元OpenAI社サム・アルトマン氏の今後!

2026-01-21濱本

今日はOpenAIが展開するチャット型の自動生成AI、ChatGPT開発やサム・アルトマンのマイクロソフトジョインの経緯について簡単に解説をしていきたいと思います。

これだけ読む!元OpenAI社サム・アルトマン氏の今後!
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株式会社TIMEWELLの濱本です。

こんにちは。TIMEWELLの濱本です。久しぶりにコラム的な投稿をします。というのも今をときめくOpenAI社の元CEOのサム・アルトマンがマイクロソフトにジョインしたというニュースを現在のマイクロソフトCEOサティア・ナデラのX投稿で知ることになったからです。今日はOpenAIが展開するチャット型の自動生成AI、ChatGPT開発やサム・アルトマンのマイクロソフトジョインの経緯について簡単に解説をしていきたいと思います。

そもそもOpenAI社のChatGPTって何?!

OpenAI社は世界No.1の起業家創出プログラムY CombinatorのCEOだったサム・アルトマンが創業した自動生成AIのサービスを展開する会社です。そもそもY Combinatorがわからないという人もいるかもしれませんが、起業家の初期段階の成長を支援する起業家育成工場の様な会社です。そこから生まれたサービスの一部を知るだけでもY Combinatorの凄さ、やばさが理解できると思います。

Airbnb(エアビーアンドビー) - 宿泊施設の予約プラットフォームで、世界中で広く利用されています。

Dropbox(ドロップボックス) - オンラインでのファイルストレージと共有サービスを提供しており、個人からビジネスまで幅広く使われています。

Reddit(レディット) - ソーシャルニュースサイトで、ユーザーがコンテンツを投稿し、その投稿に対して投票やコメントができます。

Stripe(ストライプ) - オンライン決済プロセッサーで、企業が容易にオンラインでの支払いを受け付けられるようにしています。

この辺の企業は全てY Combinatorを卒業して成長した企業です。サム・アルトマンはY Combinatorの元CEOで、多くの成功したスタートアップの成長を支援しました。彼のリーダーシップの下、Y Combinatorはスタートアップ企業の創出と成長加速における世界的なリーダーとしての地位を確立しました。サム・アルトマンは特に、初期段階のスタートアップに対する資金提供、メンターシップ、ネットワーク構築の機会を提供することで、これら企業の成長に大きく貢献しました。彼の指導のもと、Y Combinatorは数千ものスタートアップを支援し、その中には上記のような大成功を収めた企業も含まれています。

Y CombinatorのYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@ycombinator

サムとイーロンマスクの対談動画:https://www.youtube.com/watch?v=tnBQmEqBCY0

結構面白い動画アーカイブもたくさんあるので、ぜひご覧ください。

そんなサム・アルトマンが創業したのがOpenAI社です。OpenAI社の共同創業者は、イーロン・マスク、サム・アルトマン、グレッグ・ブロックマン、イリヤ・サッツケヴァー、ウディ・シュラムなど著名なテクノロジー関係者です。目的は、AIの研究を推進し、その成果をオープンに共有することで、AI技術の安全な発展を促進することにあります。だからOpenAIって社名なんですね。OpenAIは、AI研究の商業的な側面よりも、社会全体の利益を優先することを目指しています。これは、AI技術の進歩が全人類にとって安全で、かつ公正であるべきだという哲学に基づいています。サム・アルトマンはじめ創業メンバーのこだわりが垣間見えますね。

OpenAIは、自然言語処理における革新的なモデルであるGPT(Generative Pre-trained Transformer)シリーズを開発しました。これらのモデルは、テキスト生成、翻訳、要約など幅広い用途に利用されています。ご利用いただいた方はよくわかるかと思いますが、チャット形式でAIとコミュニケーションや議論ができます。最近はコーディングを一切せずにAIチャットbotを作成できる機能まで実装されました。2023年11月20日時点では機能に一時的な制限がかかっていますが、Speech to Textという音声でAIとコミュニケーションできる機能までついています。すごくないですか?OpenAI社の画像生成AI、DALL-Eもチャットベースで利用できるようになり、作業系の業務だけではなくクリエイティブ業務の一部にまでAIが活用できるようになってきています。

と言ってもよくわからないと思うので、少し例を示しますね。本日時点で利用可能なGPT-4は医師試験を合格できるレベルだそうです。エンジニアのレベルはグーグルのプリンシパルエンジニアのレベル(年収8000万円程度)と言われていますので、その能力の高さがよくわかりますね。少しその能力を引き出すのに、前提条件などを入れたり、工夫が必要な状況ではありますが、そのコツを掴めば自分より能力の高い頭脳と調査能力を持ったパートナーを手にすることができるということです。すごい。

OpenAI社って非営利団体だったのに、マイクロソフトの出資があるってどういうこと?!

OpenAI社は日本でいうNPO法人に近い非営利組織(以下、OpenAI Inc.)としてスタートしています。しかし、資金調達をして、より多くなAI投資を行うためにOpenAI LPという有限責任パートナーシップ会社を作り、そこの株式を売却することで大きな資金調達を実現してきました。これまでの会社ではあまりみられない、非営利法人と営利法人のハイブリッドの様な会社形態をとっています。この構造は、商業的な収益を生み出しつつも、その利益をOpenAIのミッションと再投資に限定することを目的としているそうです。

マイクロソフト社はこのうちのOpenAI LP社に出資をしていて、資本業務提携を行なっている様ですね。マイクロソフト社からの1兆円規模の資金調達を実現して、より一層のAI研究と開発を加速していっている様です。すごい規模ですね。日本でそんな資金調達を実現したスタートアップはゼロ社ですね。

サム・アルトマンがCEOを解任されたってほんと?

引用元:https://x.com/sama/status/1725631621511184771?s=20

本当です。サム・アルトマンが取締役会で突然のCEO解任されました。

openaiで過ごした時間はとても楽しかった。個人的にも、そしてできれば世界にとっても、少しは変革につながるものだった。

次のことについては、また後日。

そんなポストをして、共同創業者のグレッグ氏とともにOpenAI社を去る羽目になってしまった様です。スタートアップ起業家や起業家に投資をするベンチャーキャピタルの皆さんからは「ガバナンスどうなってるの?」という批判もあり、今後の行方を誰もが注目してみていました。

引用元:https://x.com/satyanadella/status/1726509045803336122?s=20

私たちはOpenAIとのパートナーシップに引き続きコミットしており、私たちの製品ロードマップ、Microsoft Igniteで発表したすべてのもので革新を続ける能力、そして顧客とパートナーをサポートし続けることに自信を持っています。我々は、Emmett ShearとOAI社の新しいリーダーシップチームを知り、彼らと一緒に働けることを楽しみにしています。また、サム・アルトマンとグレッグ・ブロックマンが同僚とともにマイクロソフトに入社し、新たな先進AI研究チームを率いるというニュースを共有できることを非常にうれしく思います。私たちは、彼らの成功に必要なリソースを迅速に提供することを楽しみにしています。

そこで急にマイクロソフト社のCEOサティア・ナデラ氏がサム・アルトマンとグレッグ・ブロックマンをマイクロソフトに受け入れることを表明。

引用元:https://x.com/satyanadella/status/1726516824597258569?s=20

あなたがこの新しいグループのCEOとして加わり、イノベーションの新しいペースを作ってくれることをとても楽しみにしています。GitHub、Mojang Studios、LinkedInなど、マイクロソフトの中で創業者やイノベーターが独立したアイデンティティや文化を築ける場所を提供する方法について、私たちは長年多くのことを学んできました。

OpenAI社は元Twitch(ゲーム配信プラットフォームの会社)のCEOエメットシアーを新CEOとして迎え、マイクロソフトのAI関連会社のCEOにサム・アルトマンが就任するという動きになりました。マイクロソフト社としてはサティア・ナデラの後任候補の招致となり、非常にパワフルな流れを作れたと思います。サティア・ナデラ氏恐るべし。マイクロソフト社が先日発表したCo-polit Studioも相当なイノベーションツールになりそうですし、一気に世界の働き方が変わりそうですね。今後に期待です!

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