株式会社TIMEWELLの濱本です。
現代のビジネスパーソンは、日々の業務に追われながらも新たな発見や感性を磨くことの重要性を感じているのではないでしょうか。そんな中、2025年に開催された大阪・関西万博は、単なる展示会に留まらず、世界各国の多彩な食文化が一堂に会する場として、多くのゲストに驚きと感動を与えました。
この記事では、現地での実体験に基づいた、万博フードを巡る一風変わったグルメレポートを通して、ビジネスの視点から冷静かつ論理的に整理し、異国の食材や調理法が持つ魅力、そしてその背景に潜む文化的相違までを詳細に検証します。具体的には、ルクセンブルクのエリート的な味わいからアゼルバイジャンが醸し出すお茶文化、さらにはコロンビア、マルタ、そして最新の未来志向のプラントベース食品に至るまで、全6カ国以上の食の魅力を余すところなく取り上げます。
大阪関西万博を訪れるすべてのビジネスマンや食通の皆様に、新たな視点を提供することを目的とし、デモンストレーションの事例や各国の調査データを交えながら、消費者の嗜好変化や市場動向、そしてブランド構築の成功事例についても言及していきます。これからご紹介する内容は、ただのレポートではなく、現代商業社会に生きる私たちが新たな視点を獲得するための実践的な知見となるはずです。
ルクセンブルクとアゼルバイジャン―異国情緒溢れる伝統と現代の融合 コロンビア、マルタ、そして未来志向の食体験―多様な視点から見る万博料理の革新 未来の食体験とイタリアンのクラシック – 新旧融合がもたらす次世代グルメの潮流 まとめ ルクセンブルクとアゼルバイジャン―異国情緒溢れる伝統と現代の融合
今回の万博では、まず注目すべきはルクセンブルクのブースです。ルクセンブルクは、ヨーロッパ内でもその高い一人当たりGDPや強固な国家体制で知られており、エリート国家としての側面が色濃く反映されています。今回の展示においては、ルクセンブルクの誇る伝統的なビールブランド「ボファーディング」(Bofferding)が提供され、その軽やかでありながらほのかな苦味とラガー特有の清涼感が、来場者に一時のエレガントな気分を味わわせました。特に、ルクセンブルク独自のクラフトビールの提供方法が、ワイングラスに注がれた演出とともに、視覚的にも嗜好感を高める効果を発揮しました。
さらに、ルクセンブルクブースでは、ビールに合うおつまみとしてコーンドッグが登場しました。店員さんのお勧めにより注文されたこの料理は、ソーセージに潰した芋をコーティングし、さらにトウモロコシの粉をまぶすことで、見た目以上の存在感を発揮していました。バーベキューソース、マヨネーズ、薄めの酸味を持つピクルス、そしてネギが加わることで、各素材が複雑に絡み合い、豊かな風味が口の中に広がります。しかし、その一方で2300円という価格設定は、おつまみに対する支払いとしてはやや高額に感じられるという意見もあり、一部の来場者は金額に対する疑問を呈しました。ルクセンブルクの展示は、先進的な国の経済力と密接に関連した物価の高さが反映され、まさにエリート国家ならではの洗練と共に、実際の市場原理をも色濃く映し出すものでした。
一方、同日に訪れたアゼルバイジャンブースでは、これまであまり聞き馴染みのなかったアゼルバイジャン料理に多くの来場者が足を運び、独特な茶文化に触れていました。ここで紹介された一品目は、アゼルバイジャンの伝統が息づく「アゼルバイジャン茶」です。提供に使われる「アルムドゥ」は、独特の梨の形をした伝統的なアゼルバイジャンのティーグラスを指し、上部が広く、くれと呼ばれる部分がふわりと香りを立ち上げるように設計されています。注がれたお茶は、その透明なガラス越しに美しい濃度や色合いを視覚的にも楽しむことができ、シンプルなストレートティーでありながら、その飲み方や器からは、アゼルバイジャンのお茶文化が存分に感じられ、単なる飲みもの以上の体験が提供されたといえるでしょう。
さらに、アゼルバイジャンブースでは、メニューに並ぶ伝統料理の名前(バタンプラ、パクラバ、シャカルブラ、ムタなど)が、見る者にとって未知の領域を示唆していました。これらの名前は、従来の中東料理やヨーロッパ料理、さらには中央アジアやロシアの影響を感じさせるものではなく、全く新しく創出されたアゼルバイジャン固有の文化に根ざしており、そのユニークさが際立っていました。
レポート動画では、その料理の体験に臨んでいましたが、数分後に運ばれてきたのは台湾風カステラケーキ。アゼルバイジャンの料理がすべて品切れとなっており、アゼルバイジャンとは無縁の、むしろ台湾風と称されるそのケーキがアゼルバイジャン館で提供されたことは、見た目だけではなく、一口食べるごとに違和感を感じるものであり、「悲しい気持ち」が生じる結果となったようです。
両国の試食体験は、伝統と現代性、そして文化と料理の相反する側面を余すところなく伝えており、単なるグルメ体験を超えた「食文化の多様性」を浮き彫りにします。ルクセンブルクのエレガントなビールとボーンドッグ、そしてアゼルバイジャンの茶文化と台湾風カステラケーキの不一致という、二つの截然とした体験は、万博ならではの「新旧の融合」と「期待と現実」の対比をしっかりと示しているのです。
このような比較体験は、国際舞台で活躍するビジネスマンにとっても、異文化理解や市場の多様性の参考材料となるはずです。ルクセンブルクとアゼルバイジャン―両国が持つ独自の魅力を通して、各国の食文化や消費者心理、そして異なる価値観がどのように反映されているのかを推察できる貴重な事例として、今回の体験は記憶に残るエピソードとなりました。世界のグローバルグルメを味わいながら、文化と伝統、そして現代的な演出の狭間に揺れる感情の軌跡は、今後の国際ビジネスにおけるマーケット分析にも一考の余地があると断言できるでしょう。
コロンビア、マルタ、そして未来志向の食体験―多様な視点から見る万博料理の革新
次に訪れたのは、南米と地中海エリアに焦点を当てたブースでした。まず紹介すべきは、コロンビアブースでの体験です。コロンビアは、米、トウモロコシ、バナナといった主食に根ざし、地域によって全く異なる食文化を背景に、豊かで多様な料理が誕生する国です。特に今回、世界中のユーザー投票により「世界で最も美味しい料理ランキング1位」に選ばれた料理「レチョナ」が登場し、大きな話題となっています。
従来のレチョナは、豚の丸焼きに米や豆、各種スパイスを詰め込んでじっくりとローストする贅沢な一品であるにもかかわらず、万博での提供はやや簡易版といえるもので、豆は入っておらずチャーハンとローストポークのような見た目でした。ただ、シンプルながらもしっかりとした旨味を引き出す工夫がなされ、柔らかい豚肉と香り高いスパイスが調和する絶妙なバランスを実現していました。お米に豚の旨味が染み込み、食事を進めるうちに来場者が自然とその魅力に引き込まれていく様子は、消費市場における「一般人の声」が如何に説得力を持つかを改めて実感させるものでした。
また、添えられていたコロンビアの定番炭水化物――白く平たいトウモロコシ粉から作られた一品は、具を挟む形で食べることが一般的とされますが、シンプルにそのままかじってみると、一種の新鮮さを感じさせるものだったようです。さらに、締めくくりとして食べた「豚の皮」は、予想をはるかに超える硬さと、まるで装飾品のような存在感が示され、来場者の間で「これは本当に料理と言えるのか?」といった議論を巻き起こす事態となりました。豚の皮は、従来のパリッとした食感を想像させるものとは一線を画し、むしろ高い技術と工夫によって意図的に固められた可能性が示唆され、「パビリオンを食べた」というユニークなエピソードとして表現されています。
続いて南米=地中海エリアとして、マルタのブースを訪れました。マルタは、イタリア、アラブ、イギリス、フランスなどの影響を受けた多文化が交錯する小さな島国であり、マルタの料理はさまざまな国の影響を受けた、ハイブリッドな地中海料理と評されています。今回はキッチンカーで提供され、気軽に楽しめるマルタのビールとサンドイッチが選ばれました。特にマルタの代表的な地ビールCISKは、王道のラガースタイルでありながら、麦の旨味と控えめな苦味がバランス良く調和し、口当たりの軽やかさが際立っていると評価されています。
さらに、サンドイッチ「フティーア」は、外はカリっと香ばしく、中はふんわりと柔らかいパンに、たっぷりのツナ、オリーブ、ケッパーといった具材が絶妙なバランスで詰め込まれており、レポートではボリュームある万博グルメとして、心の中で静かに拍手を送るほどの満足感があったと高く評価されています。
双方のブースとも、消費者がただ食を楽しむだけでなく、製品やブランドの背後にあるストーリーや文化背景に思いを馳せる機会を提供している点が、今後の国際市場においても大きな販売戦略の柱となるでしょう。これにより、企業はただ単に製品を提供するのではなく、消費者との感情的な絆を深め、ブランド価値をより一層高めることが可能になるといえるのです。
未来の食体験とイタリアンのクラシック – 新旧融合がもたらす次世代グルメの潮流
次に訪れたのは、未来の食事体験とも称されるプラントベース食品の「かるあげ」を提供する、「かるカツバーガー」のキッチンカーです。
ここでは、肉を一切使用せず、代替として日本の伝統的な食材である米と大豆を原料に用いて「カツ」の再現を試みた、“かるカツバーガー”が提供されました。サクっとした衣と、やや塩味を効かせたソースが、従来の肉系カツバーガーの持つ重厚感を打ち消すことなく、むしろ軽快で洗練された食感を醸し出していると評され、プラントベースであるにもかかわらず、肉の旨味を彷彿とさせる風味や、後を引く満足感があり、肉に依存しない食の可能性を示す一品として話題となりました。
未来指向の食体系に対する好奇心と共に、現実の満足感が得られるこの体験は、従来の「海外グルメ」とは一線を画すものとして、確固たる存在感を示しました。ビジネスシーンにおいても、健康志向や環境配慮の観点からプラントベース製品への需要は高まっており、今回の体験はその最前線を示すものとして、大きな示唆を与えます。
そして、大阪関西万博のフィナーレとしては、イタリアンの高級コースが選ばれました。これまでのグローバルな試食レポートとは一線を画す高級イタリアンのレストランは、厳選された素材とシンプルながらも奥深い調理法、そして食材本来の風味を活かすことに重きを置いているのが特徴です。大阪関西万博では、東京にも店舗を持つ高級イタリアン「Eataly」が出店しています。
まず、店内に流れる洗練された空気の中で提供された「ペローニナストロアズーロ」(PERONI NASTRO AZZURRO)というビールは、その名前の持つ響き通り、軽やかでありながらも麦の旨味をしっかり伝える一杯でした。地中海の情緒を彷彿とさせる容器に入れて提供されるそのビールは、まるでイタリアの高級感を象徴するかのような洗練された印象を与え、店内の空気感やスタッフのサービスも相まって、自分自身が少しだけ格上の存在に昇華されたような気分を味わえると表現されています。
続いて、注文されたのは「マルゲリータ」ピッツァと「トロフィエ・ジェノベーゼ」というパスタ料理の二種類でした。トロフィエ(trofie)は、イタリア北西部リグーリア州発祥の手打ちパスタの一種で、これらの料理は、塩味控えめながらも、素材そのものの旨味が繊細に引き出され、決して派手さに走らず、しかしながらじわじわと食欲をそそる静かな魅力を放っていました。イタリア料理の真骨頂と言える素材の良さを最大限に引き出すこのスタイルは、和食でいうところの「素材の全てを生かす」という考え方とも通じ、現代においても大変参考になるアプローチです。
また、忘れてはならないのが、このレストランで提供されたサイドディッシュの一つである「パターテ・クロッカンテ」です。これは新鮮なじゃがいもを蒸し、一晩寝かせた後に手で不規則な形にちぎり、油でカラっと揚げた逸品であり、マヨネーズやマスタード、アンチョビ、ケッパーを合わせた濃厚ソースと絡めると、ジャンキーでありながらも上品な、ただのフライドポテトとは思えない風格が漂っていました。料理としての出来栄えのみならず、その背景にある素材選び、調理技法、そしてシェフのこだわりがひしひしと伝わってくるひとときを味わえたのです。
さらに、この高級コースの締めくくりとして、デザートに提供された「ティラミス」と白ワインの組み合わせは、口の中に広がる濃厚な甘みとほのかな苦味が絶妙にマッチし、これまでの料理体験の一つのフィナーレとして印象的に彩るものでした。
この高級イタリアンでの体験は、従来の「食べる喜び」だけでなく、食事を通じた自己研鑽やビジネスシーンにおけるプレゼンテーション、さらにはパーソナルブランディングにも大きな影響を及ぼす重要なエピソードと言えるでしょう。料理の味わい、サービス、そして新しい体験は、すべてが学びと成長の糧となる瞬間であり、多くのビジネスマンに共有されるべき価値があると確信します。
まとめ
本記事では、大阪・関西万博における国際グルメ体験を、ルクセンブルクやアゼルバイジャン、コロンビア、マルタ、そして未来の食体験と高級イタリアンという多角的な視点から徹底的に検証しました。各展示ブースは、単なる料理の提供に留まらず、その国の歴史、文化、そして現代的な技術が融合した「ブランド体験」として、多くの来場者に印象深いメッセージを伝えていました。ルクセンブルクはエリート国家ならではの高品質な食材と、その裏に潜む物価や経済原理を映し出し、アゼルバイジャンは独特な茶文化を通じて伝統と革新の交錯を明らかにしました。さらに、コロンビアやマルタのブースでは、消費者投票によって生まれたメニューや、新たな商品コンセプトが、現代の市場要求に迅速に対応する姿を見せ、未来の食体験として提案されたプラントベース製品や高級イタリアンコースは、伝統と革新のバランスがいかに重要であるかを再認識させるものでした。
このような多角的な視点を得るため、万博は単なる展示会ではなく、各国文化に直接触れることができる貴重なフィールドとして、ビジネスマンや食通たちに新たな学びと洞察を提供してくれます。
大阪関西万博で体験した数々のエピソードは、単なる試食体験を超えて、国際的な文化と市場の動向を読み解くうえでの有用な事例として記憶に残ります。世界のグローバルグルメを通じて感じた驚き、喜び、そして時に訪れる失望は、現代の国際市場においても無視できない要素として存在し、今後の食文化やビジネス戦略の一端を担うことでしょう。
これから国際舞台で活躍するために、そして新たな食文化の流れを捉えるためにも、この記事が皆様の参考になれば幸いです。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=MfZdbMGhNAA
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