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OpenAI Codex CLI完全解説|GPT-5.2-Codex・Terminal-Bench 64%・24時間自律作業・2026年AIコーディング革命

2026-01-21濱本

OpenAI Codex CLIが2026年、GPT-5.2-Codexを搭載して進化。SWE-Bench Pro・Terminal-Bench 2.0で最高性能、24時間以上の自律作業を実現。コンテキスト圧縮、Windows対応強化、ビジョン機能でUI設計も自動化。スキルシステム、モード切替など「当時→現在」の進化を徹底解説します。

OpenAI Codex CLI完全解説|GPT-5.2-Codex・Terminal-Bench 64%・24時間自律作業・2026年AIコーディング革命
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株式会社TIMEWELLの濱本です。

2026年、OpenAI Codex CLIは「GPT-5.2-Codex」を搭載し、史上最高のエージェント型コーディング能力を実現しました。

「複雑な現実世界のソフトウェアエンジニアリングに最適化された、最も先進的なエージェント型コーディングモデル」と位置づけられるGPT-5.2-Codexは、SWE-Bench ProとTerminal-Bench 2.0で最高性能を達成。長時間コンテキストの理解、コンテキスト圧縮、大規模リファクタリング、Windows環境対応、そしてサイバーセキュリティ機能が大幅に強化されました。GPT-5.1-Codex-Maxは24時間以上の自律作業を実現し、開発者の働き方を根本から変えています。

本記事では、Codex CLIの全機能と効果的な活用方法を解説します。

Codex CLI 2026年最新情報

項目 内容
最新モデル GPT-5.2-Codex
SWE-Bench Pro 最高性能達成
Terminal-Bench 2.0 64.0%スコア
自律作業時間 24時間以上(GPT-5.1-Codex-Max)
コンテキスト ネイティブ圧縮対応
ビジョン デザインモック→プロトタイプ変換
スキルシステム SKILL.md標準対応
インストール npm/brew対応

GPT-5.2-Codex——最先端のエージェント型コーディング

主要な進化ポイント

GPT-5.2-Codexは、以下の点で大幅に強化されています。

1. 長時間コンテキスト理解

  • 長いコードベースの一貫した理解
  • 複雑なプロジェクト構造の把握

2. ネイティブコンテキスト圧縮

  • トークン効率の良い推論
  • 長時間タスクでもコスト最適化

3. 大規模リファクタリング

  • 大きなコード変更(リファクタ、マイグレーション)への対応強化
  • 複数ファイルにまたがる変更を一貫して実行

4. Windows環境対応

  • Windows開発環境でのパフォーマンス向上
  • クロスプラットフォーム対応

5. サイバーセキュリティ

  • セキュリティ脆弱性の検出・修正能力を強化
  • セキュアコーディングのベストプラクティス

ベンチマーク性能

SWE-Bench Pro:実世界のソフトウェアエンジニアリングタスクで最高性能

Terminal-Bench 2.0:ライブターミナル環境でのエージェント動作を測定するベンチマークで64.0%を達成

GPT-5.1-Codex-Max——24時間以上の自律作業

長時間の独立作業

GPT-5.1-Codex-Maxは、数時間どころか24時間以上にわたって独立して作業を継続できます。

OpenAIの内部評価:

  • 24時間以上のタスクに取り組み
  • 実装を継続的にイテレーション
  • テスト失敗を自動修正
  • 最終的に成功する結果を提出

活用シナリオ:

  • 夜間のバッチリファクタリング
  • 長期間の機能実装
  • 複雑なバグ修正の自動化
  • テストスイートの自動修正

Codex CLI——ターミナルネイティブのコーディングエージェント

インストールと基本操作

インストール方法:

npm i -g @openai/codex
# または
brew install --cask codex

起動:

codex

ChatGPTアカウントでログインすると、デフォルトでGPT-5.2-Codexが使用されます。

3つの承認モード

Codex CLIは、セキュリティと利便性のバランスを取る3つのモードを提供します。

モード 説明 ユースケース
read only ファイル閲覧のみ 設計・計画フェーズ
auto 作業ディレクトリ内の読み取り・変更(デフォルト) 通常の開発作業
full access システム全体への広範な編集権限 デプロイ、大規模変更

トランスクリプトモード

Ctrl+Tでトランスクリプトモードに切り替えると、Codexがどのように思考し、どのコードを実行しているかをリアルタイムで確認できます。

表示される情報:

  • 内部での思考プロセス
  • 各工程のコード出力
  • 計画中の指令
  • ツール呼び出しの詳細

スキルシステム——再利用可能なエージェント機能

SKILL.md標準

Codexはオープンエージェントスキル仕様に準拠したスキルシステムを搭載しています。

スキルの構成:

  • 必須:SKILL.mdファイル
  • 任意:サポートファイル

スキルの配置場所:

  • 個人用:~/.codex/skills
  • プロジェクト共有:.codex/skills(リポジトリにコミット)

組み込みスキル

Codexには以下のシステムスキルが組み込まれています。

スキル 機能
$skill-creator 新しいスキルの作成支援
$skill-installer スキルのインストール管理

ビジョン機能——デザインからコードへ

UI設計の自動変換

GPT-5.2-Codexはビジョン性能が強化され、視覚的な情報を正確に解釈できます。

対応コンテンツ:

  • スクリーンショット
  • 技術図面
  • チャート・グラフ
  • UI設計モック

活用例:

デザインモック(Figmaなど)をアップロード
↓
Codexが視覚的な要素を解析
↓
機能的なプロトタイプを自動生成
↓
React/Vue/HTMLでの実装コード出力

Codex Resume——作業の中断と再開

セッション管理

Codex Resume機能により、中断した開発セッションを後から再開できます。

特徴:

  • 以前の状態を詳細に記録
  • どの時点からでもスムーズに作業を引き継ぎ
  • 複数プロジェクトの同時進行に対応

活用シーン:

  • 長時間のタスクを分割して作業
  • 突然の中断からの復旧
  • チームでの作業引き継ぎ

実践活用シナリオ

マルチプレイヤーゲーム開発

入力:「このゲームをマルチプレイヤー化する計画を立てて」
↓
Codexが詳細な計画を提示
↓
承認モードをautoに設定
↓
Codexがコードを自動生成
↓
Vercelでデプロイまで自動実行

大規模リファクタリング

入力:「このコードベースをTypeScriptに移行して」
↓
Codexが全ファイルを分析
↓
移行計画を提示
↓
段階的に変換を実行
↓
テストを実行して品質を確認

SRE/運用タスク

入力:「このログからバグの原因を特定して」
↓
Codexがログを解析
↓
異なるデータソースを組み合わせて調査
↓
問題の根本原因を特定
↓
修正パッチを提案

当時と現在:Codex CLIの進化

項目 当時(2024年 初期版) 現在(2026年 GPT-5.2-Codex)
モデル GPT-4ベース GPT-5.2-Codex
自律作業時間 数分〜数十分 24時間以上(Max)
ベンチマーク 基本的なコーディングタスク SWE-Bench Pro最高性能
Terminal-Bench 未測定 64.0%
コンテキスト 標準 ネイティブ圧縮対応
ビジョン 限定的 デザイン→プロトタイプ変換
スキルシステム なし SKILL.md標準対応
Windows対応 限定的 強化
セキュリティ 基本 サイバーセキュリティ機能強化

競合との比較

Codex CLI vs Claude Code

項目 Codex CLI Claude Code
モデル GPT-5.2-Codex Claude 4 Opus/Sonnet
インターフェース ターミナル ターミナル
自律作業 24時間以上(Max) Plan Mode + 実行
MCP対応 限定的 標準対応
大規模コードベース 強化 75%成功率(50K LOC)

Codex CLI vs Cursor

項目 Codex CLI Cursor
インターフェース ターミナル IDE(VS Code fork)
Composer機能 なし 複数ファイル編集
モデル GPT-5.2-Codex 複数モデル選択可
価格 API従量課金 $20/月(Pro)

導入の考慮点

メリット

1. 最高性能のコーディング能力

  • SWE-Bench Pro、Terminal-Bench 2.0で最高性能
  • 大規模リファクタリングに強い

2. 長時間自律作業

  • 24時間以上の独立作業(Codex-Max)
  • 夜間のバッチ処理に最適

3. ビジョン機能

  • デザインモックから直接プロトタイプ生成
  • UI開発の効率化

4. セキュリティ

  • 3つの承認モードで安全性を確保
  • サイバーセキュリティ機能強化

注意点

1. API従量課金

  • 長時間タスクはコストに注意
  • GPT-5.2-Codexの料金体系を確認

2. OpenAIエコシステム

  • OpenAIモデルに依存
  • ChatGPTアカウントが必要

3. ターミナル操作

  • GUI好みの開発者には学習曲線あり

まとめ

OpenAI Codex CLIは、GPT-5.2-Codexを搭載し、エージェント型コーディングの新時代を切り開いています。

本記事のポイント:

  • GPT-5.2-Codex:「最も先進的なエージェント型コーディングモデル」
  • SWE-Bench Pro、Terminal-Bench 2.0(64.0%)で最高性能達成
  • GPT-5.1-Codex-Max:24時間以上の自律作業を実現
  • ネイティブコンテキスト圧縮でトークン効率向上
  • 大規模リファクタリング、マイグレーション対応強化
  • ビジョン機能:デザインモック→機能的プロトタイプ変換
  • スキルシステム:SKILL.md標準、$skill-creator/$skill-installer
  • 3つの承認モード(read only/auto/full access)で安全性確保
  • Codex Resume機能で作業の中断・再開が可能

2024年の初期版から約2年——Codex CLIは「コード補完ツール」から「24時間働くコーディングパートナー」へと進化しました。GPT-5.2-Codexの長時間コンテキスト理解、自律的な問題解決能力、そしてビジョン機能により、開発者は設計と検証に集中し、実装はCodexに任せる新しい働き方が可能になっています。

npm i -g @openai/codexでインストールし、ターミナルからcodexで起動してみてください。AIと協働するコーディングの未来を体験できるはずです。

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