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CEO濱本隆太氏インタビュー前編 人生100年時代を全力で生きるための哲学

2026-01-21濱本

人生100年時代と言われる現代、自分の人生をどう生きていきたいですか?「仕事も遊びも全力」をモットーに様々な活動をされている濱本隆太さんに、人生を楽しむコツを伺いました。本記事では株式会社TIMEWELLを立ち上げた理由などを伺いながら、インタビュー前編として、人生100年時代を生き抜くヒントが詰まった濱本さんの哲学に迫ります。

CEO濱本隆太氏インタビュー前編 人生100年時代を全力で生きるための哲学
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株式会社TIMEWELLの濱本です。

人生100年時代と言われる現代、自分の人生をどう生きていきたいですか?「仕事も遊びも全力」をモットーに様々な活動をされている濱本隆太さんに、人生を楽しむコツを伺いました。本記事では株式会社TIMEWELLを立ち上げた理由などを伺いながら、インタビュー前編として、人生100年時代を生き抜くヒントが詰まった濱本さんの哲学に迫ります。​​​​​​​​​​​​​​​​

登壇者紹介

名前:濱本 隆太 所属:株式会社TIMEWELL 共同創業者 兼 代表取締役CEO    信州大学特任助教    一般社団法人ONE X 共同代表理事    ONE JAPAN 大企業挑戦者支援プログラムCHANGEリード    塩尻市 特任CIO プロフィール:岡山県出身。新卒にて大手総合電機メーカーにて中小企業・大企業向けセールスを実施し、数十億円規模の受注獲得を経験。その後、社内起業家育成プログラムGame Changer Catapult事務局を経て、くらしのプラットフォーム戦略策定、エネルギー関連の新規事業開発プロジェクトリード、サステナブル経営推進コンソーシアム事務局の取り組みを推進。2022年4月にはサステナブル経営推進の取り組みをご評価いただき、グループ社長賞を受賞。

2020年4月から挑戦者支援を加速するために一般社団法人ONE Xを創業し、共同代表理事に就任。その後は塩尻市の関係人口拡大事業「塩尻CxO Lab」、大田区の副業人材を活用した商店街・町工場復興支援取り組み「大田区SDGs副業」の立ち上げで2年連続Work Story Award W受賞。これまでに副業者を活用した地域企業のSDGs経営戦略支援や新規事業伴走支援を数十社推進。更に多くの挑戦者を支援するため、2022年11月に株式会社ONE Xを創業して、2023年1月に独立。オンライン事務アシスタントサービス「TIMEWELL」をリリースして、挑戦者の時間を創出する事業を推進中。また、富裕層向け伝統工芸越境ECサービス「LOCAL X」を構想中。趣味は世界中の音楽フェス巡りとDJ。これまで世界30箇所の音楽フェスを巡り感動体験を得る。「人の目の色が変わる瞬間を作る」が人生のモットー。

興味タグ:#岡山 #サウナ #音楽フェス #DJ #新規事業開発 #サステナブル経営 #キャンプ #海外バックパッカー #ローカル支援 #ものづくり #挑戦者支援 #伝統工芸品好き #フジロッカー #熱狂コミュニティ開発#イベント経営 #人の目の色が変わる瞬間を作る

登壇者紹介 "お祭り男"から世界No.1の挑戦インフラをつくる経営者へ 松下幸之助の思想に導かれ、人生の岐路に立つ "挑戦"を民主化する。TIMEWELLで目指す未来 まとめ "お祭り男"から世界No.1の挑戦インフラをつくる経営者へ

ーーーーーまずは、自己紹介をお願いします。

株式会社TIMEWELLの共同創業者で代表を務めている濱本隆太です。株式会社TIMEWELLでは、『世界No.1の挑戦インフラをつくる』というビジョンのもと、事業を進めています。併せて、アカデミックの領域でも活動しておりまして、信州大学の特任助教や武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の客員研究員も務めさせていただいております。ローカルのアントレプレナーや挑戦者を増やす取り組みに携わっています。

また、一般社団法人ONE Xという団体も立ち上げ、副業の大企業の方々の地域での副業を促進するような事業の代表もやらせていただいております。コロナ禍で立ち上げた、大企業の挑戦者支援のプログラム「CHANGE by ONE JAPAN」のリードも担当しています。

メインの仕事は株式会社TIMEWELLでの仕事ですが、肩書きが少々ごちゃごちゃとしていて恐縮です。

ーーーーー様々なお取り組みをされている濱本さんですが、これまでのキャリアを教えてください。

岡山出身で岡山大学の出身で、新卒でパナソニックに入社しました。パナソニックの創業者である松下幸之助さんの考え方に感銘を受け、グローバルな舞台で勝負したいと思い入社を決めました。入社当初は溶接機の営業などを担当し、その後トヨタ自動車向けのカーオーディオ等の開発に携わりました。2014年から16年頃までその仕事を務めた後、上司の勧めもあり、社内の新規事業創出プログラムの主担当に異動しました。

当時はまだ社内新規事業というのがトレンドではなかったのですが、比較的早期から関わらせていただきました。2018年から19年にかけては、シリコンバレーに短期で駐在し、新規事業のコンセプト提案などを行いました。そして2019年から20年にかけては、パナソニックホールディングスの本社にて、グループのデータ戦略の推進や、ESG経営の戦略立案などに携わりました。ESGの領域に関しては、パナソニックはPLの会社という側面が強く、あまり注力してこなかったので、私が音頭を取ってコンソーシアムを立ち上げるなどしました。

2020年頃から、大企業の挑戦者支援プログラム「CHANGE by ONE JAPAN」や、副業の取り組みなども始動させました。2021年には信州大学特任助教に就任し、アカデミックの知見も活かしながら、ローカルの中小企業や事業者の支援もさせていただいております。

2022年、パナソニックでは非常にやりがいのある仕事を任せていただいていたのですが、独立を決意しました。松下幸之助さんの「社員稼業」という考え方、つまり社員一人一人が経営者の目線を持って仕事をするという考えに共感していたのですが、それを本当の意味で体現するには、自分自身が経営者にならないと難しいと考えたのです。そこで株式会社TIMEWELLを立ち上げました。仕事もプライベートも一生懸命取り組みながら充実した人生を送る、そんな「タイムウェルビーイング」な社会を目指して、挑戦の民主化を実現していきたいと考えています。

私のモットーは「仕事も遊びも全力」です。ワークライフバランスという言葉はあまり好きではなく、仕事も趣味も家族も、全てに全力で向き合いながら、充実した毎日を過ごしていきたいと思っています。そんな人生観から、TIMEWELLという社名にさせていただきました。

松下幸之助の思想に導かれ、人生の岐路に立つ

ーーーーースポーツがお好きだった濱本さんが、松下幸之助さんの本に出会われたのはどのような経緯があったのですか。

実は私の生まれる前から、両親はキャンプサークルで出会って結婚しているんです。そんな両親の下に生を受けた私は、まさに"お祭り男"として育ちました。父は幕末が大好きで、特に西郷隆盛が尊敬する人物だったようです。そんな父の影響で、私は「西郷隆盛のように太く生きろ」という想いを込めて「隆太」と名付けられました。自然と私も幕末の志士たちが好きになり、坂本龍馬や西郷隆盛に憧れを抱く学生時代を過ごしました。

スポーツに関しては、水泳を長く続けていました。3歳から22歳まで、実に19年間も水泳一筋でしたね。大学時代には、インカレや国公立大学選手権でも好成績を収めることができました。水泳は0.01秒を争うメンタルの面でも非常にタフなスポーツです。レースに負けた時のメンタルの落ち込みは本当に大変でした。そんな苦しい時期に、松下幸之助さんの本に出会ったんです。

最初に松下幸之助さんの本を紹介してくれたのは、祖父の親戚筋にあたる方でした。私が高校2年生の頃だったと記憶しています。その方から松下幸之助さんの本を含む3冊の本を勧められました。陽明学、安岡正篤さんという歴史学者の本、そして松下幸之助さんの本です。

ーーーーー松下幸之助さんの本から、どのような学びがあったのですか。

当時の私にとって、松下幸之助さんの考え方は非常に新鮮でした。「素直な心」「日に新た」といった言葉や、営業手法としての「商売30カ条」など、示唆に富んだ内容ばかりです。水泳に打ち込んでいた高校時代は、松下幸之助さんの考え方を通してメンタルを鍛えていました。その後社会人になり、営業職に就いてからは、商売の手法としても松下幸之助さんの本を読み返すようになりました。

こうして振り返ってみると、松下幸之助さんの思想には、学生時代から社会人となった現在に至るまで、様々な場面で支えられ、学ばせていただいていることに気づかされます。今でも私のリビングには、松下幸之助さんの本が置いてあるほどです。

ーーーーーメンタル面でも鍛え上げられた濱本さんだからこそ「仕事も遊びも全力で」という志で幅広くご活躍されていると思うのですが、どうしてそんなに様々な活動をされているのですか。

一つ目は、大学3年生の時の経験です。当時、水泳部に所属していた私は、ある日の練習帰りに原付バイクでトラックに轢かれる事故に遭いました。一瞬で意識を失い、自分の人生がそこで終わったのかと思ったほどです。奇跡的に一命を取り留めた私は、残された命を人のために使っていこうと強く思うようになりました。

二つ目は、社会人2年目の時の出来事です。入社当初、私は溶接機の営業職に就いていました。ハードな営業ノルマと過酷な労働環境の中で、私はうつ状態に陥ってしまったのです。その時、親友が私の変わり果てた姿を見て「お前、死んだ魚の目をしてるぞ」と言ってくれたんです。彼に連れ出されて遊びに行ったことで、私は再び前を向けるようになりました。親友の存在があったからこそ、私は今こうしてチャレンジを続けられています。

三つ目は、2017年に新規事業部署に異動してきた時のことです。当時、経済産業省が実施する「始動」というプログラムに参加する機会がありました。そこで出会った先輩が、シリコンバレーの新規事業の仕事に誘ってくれたんです。その話を私はすぐには受けられずにいたのですが、その頃偶然お会いした麻生太郎さんから「今やらないで、いつやるんだ」と背中を押されました。このタイミングで、私は新規事業へのチャレンジを決意したのです。

同じ頃、私が立ち上げたイベントで、イノベーションの第一人者である二人の方をお招きしました。パナソニックの役員である馬場渉さんと、ソニーの再建に関わった濱口秀司さんです。特に濱口さんのプレゼンテーションは強烈な印象を残しました。私はこの二人のような事業家を目指し、独立を決意するに至ったのです。

こうした原体験が、私の「仕事も遊びも全力」という志に繋がっています。人生の岐路に立たされた時、私は周りの人に助けられ、新たなチャレンジへと踏み出してきました。だからこそ、自分もまた人のために全力で生きていきたいと思うのです。イベントなどを通して人の目の色が変わっていく瞬間を見るのは、何物にも代えがたい喜びです。

"挑戦"を民主化する。TIMEWELLで目指す未来

ーーーーーたくさんのご経験をされてきた濱本さんが、株式会社TIMEWELLを立ち上げようと思ったのはなぜですか。

振り返ってみると、会社を作ることは私にとってごく自然な流れだったように思います。松下幸之助さんの「社員稼業」の考え方、つまり社員一人一人が経営者の目線を持つべきだという思想に強く共感していましたが、それを本当の意味で体現するには、自分自身が経営者にならなければならないと感じていたんです。

また、私は長年事業開発に携わってきました。イベントなどを通して、人の目の色が変わっていく瞬間を目の当たりにしてきました。例えば、金曜の夜にクラブイベントに来た人たちは、最初は疲れた様子なのに、朝方になると満面の笑みを浮かべて帰っていく。そんな人の変化を間近で見られることが、私にとっては何よりのやりがいでした。そして、そんな体験こそが私の生きる道なのだと確信するようになったのです。

ただ、事業開発といっても、パナソニック社内だけでは限界がある。パナソニックは素晴らしい会社ですが、家電メーカーという枠組みの中では、私のやりたいことを思うように実現できない部分もありました。もっと枠を外して、自分なりのやり方で「挑戦の民主化」を実現したいと考えるようになったんです。

松下幸之助さんの「水道哲学」に沿って説明すると、松下さんは、電化製品をあたりまえのように誰もが使えるようにすることで、人々の幸福度を上げようとしました。かつては贅沢品だったものが、今や当たり前のように家庭に普及している。それと同じように、私は「挑戦」を民主化したいと考えたのです。

パナソニックで新規事業に取り組んでいる間に気づいたのですが、チャレンジできる人とできない人の差は驚くほど大きい。でも、チャレンジすることそのものへのハードルを下げることができれば、もっと多くの人が自分なりの幸せを掴めるようになるはずです。何か一つでも成し遂げれば、それが次なる挑戦への原動力になる。そうして、一人一人の心が充実していく社会を作りたい。それが、私がタイムウェルを立ち上げた一番大きな理由です。

ーーーーーなるほど、はじめに仰っていた『世界NO.1の挑戦インフラをつくる』というビジョンにつながる強い意志が伝わってきます。それでは、どのような方法で人々の間に挑戦を広げていこうとお考えですか?

 私は、挑戦の入り口として、「イベント」に着目しました。事業開発の経験から、イベントというのは、コンテンツやサービスの最小単位であり、また経営の最小単位でもあると捉えているんです。イベントの企画・集客・運営を通して、小さな成功体験を積み重ねることができる。だからこそ、イベントの民主化こそが、挑戦の民主化への第一歩になると考えたのです。

だからこそそれらを実現していくために株式会社TIMEWELLを立ち上げました。パナソニックで学んだ経営哲学を、より多くの人々に還元していきたい。そして、誰もが自分なりの人生を全力で生きられる社会を実現したい。その想いを胸に、これからもTIMEWELLの経営に邁進していく所存です。​​​​​​​​​​​​​​​​

まとめ

 濱本さんのお話を伺っていて、「幼少期からの"お祭り男"としての原体験」「学生時代の水泳への打ち込み」「社会人としての岐路や葛藤」そのどれもが、濱本氏を現在の仕事も遊びも全力で生きる経営者へと導いてきたのだと感じました。

特に印象的だったのは、人生の節目節目で周囲の人々に助けられ、新たなチャレンジへと踏み出してこられたというエピソードです。そんな濱本さんが牽引するTIMEWELLがつくりだす誰もが自分なりの"挑戦"を実現できる世界を目指す取り組みは、多くの人に勇気と希望を与えてくれるはずです。

後編では、TIMEWELLの取り組みの詳細や、濱本氏自身のこれからの展望についても深掘りしていきたいと思います。​​​​​​​​​​​​​​​​

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