株式会社TIMEWELLの濱本です。
大阪・関西万博は、未来の世界や各国文化の魅力が詰まったイベントとして、多くの来場者に感動と衝撃を与えています。今回、0歳と3歳の子供たちを連れて訪れた大阪・関西万博は、初めての万博でありながら、親としての不安と感動、そして計画通りに進まない苦労もありました。この記事では、万博当日の朝の出発から入場、各パビリオンでの体験、さらには持参した便利グッズや後悔した点、家族皆で感じた感動まで詳細にお伝えします。会場の暑さ、長時間の待ち時間、そして賢く乗り越えるための工夫など、全ての経験が読者の皆さんの万博のパビリオン選びや来場計画の参考になるはずです。
猛暑&混雑を乗り切る!パーク&ライドから入場までの道のりと必需品
万博当日は、尼崎のパーク&ライドを利用して会場へ向かいました。予約時間は8時15分でしたが、7時半に到着。まだ人が少なく、シャトルバスにもスムーズに乗ることができました。
西ゲートに並び始めたのは8時半頃です。入場ゲートの待機列では、特に人混みと暑さがつらく、待ち時間は子供連れには過酷でした。9時には入場できましたが、その日の最高気温は34.4度。子供も大人も汗だくで、かなり体力を消耗しました。
当日は、子どもの体調や急な気分の変化にも対応できるよう、また暑さ対策として以下のアイテムを用意しました。
・クーラーファン(子供用と大人用の2台)
・ループ付きタオル(ベビーカーや体を拭くのに便利)
・ミネラルを補給できる麦茶やカルピス
・小さなゴミ袋とジップロック(ゴミ処理用)
・会場MAPを貼ったうちわ(すぐに取り出せて便利)
・クーラーバッグに凍らせた飲み物や軽食(パン、おにぎり、子供のおやつなど)
・ファン付きベビーカーシート(子供の汗対策に必須)
・モバイルバッテリー(予備含め計3つ、実際に全て使用)
・冷感タオル(冷感効果で子供の体をクールダウン)
・iPad(並んでいる間の子供の気分転換に利用)
これらの持ち物リストは、後で振り返ってもなくてはならない必需品です。例えば、クーラーファンは自分用と子供用に2つ持っていくことで、1台のバッテリーがなくなってもすぐにもう1台に切り替えて使用することができました。また、冷感タオルは水に濡らすことで冷たくなり、汗ばむ体をクールダウンさせる役割を果たしてくれました。
会場内では自動販売機やフードコートでの購入も可能ですが、行列や時間のかかる待ち時間を考慮すると、事前に準備した軽食として、パンやおにぎり、そして子供のおやつを十分に持参しておくことが理想的だと実感しました。また、会場MAPをプリントアウトしてうちわに貼り付けたものはとても便利でした。紙の地図をいちいち広げるのは面倒なので、うちわはすぐに取り出しやすく、暑さ対策もできたのでとても重宝しました。
ただし、持ち物が多すぎると体力的な負担になります。パパは抱っこ紐を使用し、ママもリュックを背負いながら、全てのアイテムを持って移動するため、肩や背中に大きな負担がかかります。そのため、実際には重たいものやあまり使わないものはできるだけベビーカーに置くなど、身軽に動ける工夫が必要だと感じました。
予約なし&ベビーカー優先で巡る、おすすめパビリオン
万博の見どころは、多様な文化や技術、さらには各国が誇る建築美に触れることができるパビリオン群にあります。私たちは、子供連れで長時間並ぶことが難しいので、予約なしで短時間(15分以内)に入れるパビリオン、ベビーカー優先予約ができるパビリオンを中心に巡る計画を立てました。
私たちが当日訪れたパビリオンは以下になります。
・パソナネイチャーバース
・Panasonic ノモの国(当日予約)
・コモンズA・B・C・D・F館
・マレーシア館(ベビーカー優先)
・サウジアラビア館 (ベビーカー優先)
・オーストラリア館 など
9時に入場した直後、最初に訪れたのが「パソナネイチャーバース」です。朝一番で待機し、20分ほどで中に入ることができました。私たちは、早めに並んでいたおかげで予約なしで入場できましたが、10組ほど後の人は入場規制をされていたようで、早く並ぶことの重要性を実感しました。
パソナネイチャーバースに並んでいる間に、当日予約で「ノモの国」を予約することができました。しかし、予約時間が10時15分だったため、予約時間に間に合わせるためにパソナネイチャーバースを駆け足で見ることになり、ゆっくり見れなかったことが悔やまれます。
それでも、名物のIPS心臓や心筋シートを十分に鑑賞することができ、パビリオンならではの迫力ある展示に心を奪われました。また、出口近くには「光る微生物」や「巨大な虫」といった展示もあり、子供たちも目を輝かせて楽しんでいました。
次に訪れた「ノモの国」は、光る結晶を持って五感を刺激する世界を体験するパビリオンです。子供たち、0歳児も最初から最後まで飽きることなく、光る展示や音、風など五感で刺激されて楽しんでいました。
予約なしで入れる「コモンズ館」のブースでは、子供たちは各国の伝統楽器を実際に触ってみたり、各穀のスタンプをたくさん押すことに夢中になっていました。コモンズ館は屋内で涼しく過ごすことができ、小さい子供でも体験できるブースが多数設けられていて、さらにおむつ替えができるトイレが整備されているのも子供連れにとっては嬉しいポイントです。
子供連れ体験から学ぶ万博攻略術~今後への改善点~
大阪・関西万博での1日は、家族にとって新しい発見と感動、そして課題が交錯した体験でした。朝の混雑、激しい並びによる体力の消耗、そして各施設ごとの予約システムに苦戦する場面もありましたが、一方で子供たちはパビリオンごとに体験を楽しみ、全体としては充実した時間を過ごすことができました。
屋内での体験だけではなく、外での体験も印象深かったのは、大屋根リングの屋上スカイウォークでした。昼間の暑さが嘘のように、夕方に近づくと心地よい風とともに、壮大なパビリオン群を見下ろす景観が広がり、夕日が美しく沈む瞬間はとても感動的でした。
しかしながら、体験の中には反省点も散見されました。特に、食事や軽食の選定に関しては、情報収集が十分でなかったため、当日の混雑によりスムーズな昼食が取れず、体力の消耗を一層感じる結果となりました。さらに、お土産購入のタイミングに関しても計画が甘く、オフィシャルストアの混雑に押され、せっかくの買い物が中途半端に終わってしまった点は、今後にとって重要な学びとなりました。
また、万博内の移動手段として利用したバス(Eムーバー)は、1回あたり400円、1日で1,000円という価格設定で、1日券を購入しました。しかし、実際には大きな移動は少なく、バスに乗ろうとしても乗るために列に並ぶ必要があり、結果として1回しか活用することはありませんでした。東ゲートと西ゲートの行き来や、バスを利用するかどうかの判断は、現場での状況に応じて柔軟に対応せざるを得なかったため、移動手段の選定が今後の改善点として挙げられます。
全体として、今回の家族での大阪・関西万博体験は、子供たちの笑顔と興奮だけでなく、親にとっても貴重な学びや次回への改善点を見出す機会となりました。子供連れで万博を訪れる際には、天候、混雑、移動手段、そして事前準備のすべてを十分に検討することが不可欠であると強く感じさせられる経験でした。
まとめ
今回の大阪・関西万博での家族体験は、計画通りに進まない苦労と、予想を上回る感動が交錯する一日でした。入場前の長い待機時間や極度の暑さ、予約取りに苦戦しながらも、世界各国の文化や技術に触れる喜びは日常では得られない貴重な経験となりました。交通手段の確保から、展示を巡る動線の見極め、子供が汗をかきすぎないような飲み物や軽食の準備まで、全ての工程において細心の注意と計画が必要でした。
この体験から私たちが学んだのは、万博を楽しむためには、以下のポイントをしっかりと押さえておくことが大切だということです。
・会場までの交通手段の事前確認・予約
・入場ゲート前の待機対策を十分に整える
・子供連れならではの軽量で必須な持ち物を準備
・パビリオンの事前予約
・移動に伴う休憩場所の確保を忘れない
最終的に、万博での全体体験は、短時間で回りきれないほどの見どころがあり、何度も「また来たい」と感じさせるほど、充実した内容でした。この記事が、これから大阪・関西万博に子供連れで行かれる皆さんへの参考になり、具体的かつ実際の体験談として役に立つことを心から願っています。
