株式会社TIMEWELLの濱本です。
2026年、Gammaは「AIスライド作成ツール」から**「ビジュアルストーリーテリングプラットフォーム」**へと進化しました。
Gamma 3.0の目玉は、世界初のAIデザインパートナー「Agent」です。Agentは、Webリサーチ、スクリーンショットの取り込み、スタイルの即時変更など、資料作成のあらゆるプロセスをサポートします。12種類のSmart Diagrams、Generate API、Zapier/Make連携により、企業の資料作成ワークフローを根本から変革しています。
本記事では、Gamma 3.0の全機能と効果的な活用方法を解説します。
Gamma 3.0 2026年最新情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Gamma Agent | 世界初のAIデザインパートナー |
| Research | Webリサーチ + 引用自動生成 |
| Refine | URL・スクリーンショットから自動取り込み |
| Restyle | ワンクリックでスタイル変更 |
| Smart Diagrams | 12種類のAIダイアグラム |
| Generate API | Zapier/Make連携、自動化 |
| 画像生成 | Flux、Imagenなど複数モデル対応 |
| 料金 | Plus $10/月、Pro $20/月、Ultra(新設) |
Gamma 3.0——何が変わったのか
進化の全体像
Gammaは、単なる「AIスライド作成ツール」から「AIと協働するデザインプラットフォーム」へと進化しました。
従来のGamma:
- プロンプト入力 → スライド自動生成
- テンプレート選択
- 手動での編集・修正
Gamma 3.0:
- AIエージェントとの対話型協働
- Webリサーチの自動実行
- スクリーンショットやURLからの自動取り込み
- ワンクリックでのスタイル変更
- 12種類のSmart Diagrams
- APIによる自動化
Gamma Agent——AIデザインパートナー
Agentとは
Gamma Agentは、「思考のスピードで動く疲れ知らずのデザインバディ」です。
Agentの特徴:
- 資料作成の全プロセスにAIがリアルタイムでサポート
- 単一プロンプトで複数カードの一括編集
- 「生成ツール」から「協働パートナー」へ
Agentの4つの主要機能
1. Research(リサーチ)
Agentは、Webから情報を自動収集し、引用付きでコンテンツを生成します。
「EV市場の2026年予測についてスライドを作成して」
→ Agentが自動でWebリサーチ
→ 最新の市場データと引用を含むスライドを生成
2. Refine(リファイン)
URLやスクリーンショットをドロップするだけで、Agentが内容を解析し、資料に組み込みます。
活用例:
- 競合サイトのURLを入力 → 競合分析スライドを自動生成
- グラフのスクリーンショットを入力 → データを抽出してスライドに反映
- 手書きメモをアップロード → 情報を整理してプレゼン化
3. Restyle(リスタイル)
一言のリクエストで、画像やデッキ全体のスタイルを即座に変更します。
「全体をもっとフォーマルな雰囲気に」
「画像をすべてイラスト調に変更」
「カラーパレットを青系に統一」
4. Feedback(フィードバック)
Agentがデッキ全体をレビューし、改善点を提案します。
Smart Diagrams——12種類のAIダイアグラム
Smart Diagramsとは
Gamma 3.0では、12種類の新しいスマートダイアグラムが追加されました。
利用可能なダイアグラム:
- フローチャート
- 組織図
- タイムライン
- 比較表
- プロセス図
- マインドマップ
- ピラミッド図
- マトリクス
- サイクル図
- ファネル
- ベン図
- 階層図
AIによる自動適応
Smart Diagramsは、AIが内容を分析して最適なダイアグラムタイプを自動選択し、データを自動配置します。
「当社のビジネスモデルを視覚化して」
→ Agentが内容を分析
→ 最適なダイアグラムタイプを自動選択
→ データを自動配置
Generate API——自動化の実現
APIの概要
Gamma 3.0では、Generate APIがProユーザー以上に開放されました。
APIでできること:
- プログラムからスライド生成を自動化
- 既存テンプレートをベースにコンテンツ生成
- 自社システムとの統合
- バッチ処理での大量資料作成
Zapier/Make連携
活用例:
- Zoom会議の文字起こし → 会議要約スライドを自動生成
- CRMデータ → カスタム提案資料を自動生成
- 授業計画 → 60以上の言語に翻訳して教材化
画像生成——複数モデル対応
対応モデル
Gamma 3.0では、複数のAI画像生成モデルにアクセスできます。
対応モデル:
- Flux
- Imagen
- その他カスタムビジュアル用モデル
リッチコンテンツ
埋め込み可能な要素:
- AI生成画像
- 動画
- GIF
- チャート
- インタラクティブ要素
デザイン機能の強化
カラム背景色
Gamma 3.0では、カラムごとに背景色を設定できるようになりました。
活用方法:
- 重要なセクションを色で強調
- 視覚的な階層構造を作成
- ブランドカラーの一貫した適用
エクスポート機能
対応フォーマット:
- PowerPoint(.pptx)
- PNG画像
- Google Slides
- LinkedIn直接投稿
料金プラン(2026年)
| プラン | 月額 | 特徴 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 基本機能、月間クレジット制限 |
| Plus | $10 | 無制限作成、カスタムフォント |
| Pro | $20 | Generate API、複数画像モデル、優先サポート |
| Ultra | 新設 | 高度ユーザー向け、最大効率 |
| Team/Business | 要相談 | チーム管理、SSO |
当時と現在:Gammaの進化
| 項目 | 当時(2024年 初期版) | 現在(2026年 Gamma 3.0) |
|---|---|---|
| コンセプト | AIスライド作成ツール | ビジュアルストーリーテリングプラットフォーム |
| AI機能 | プロンプト → 生成 | Agent(協働パートナー) |
| Webリサーチ | なし | 自動リサーチ + 引用 |
| 入力方法 | テキストのみ | URL、スクリーンショット、PDF |
| ダイアグラム | 基本的なもの | 12種類のSmart Diagrams |
| API | なし | Generate API(Zapier/Make連携) |
| 画像生成 | 1モデル | Flux、Imagenなど複数対応 |
| 料金プラン | Free/Plus/Pro | Free/Plus/Pro/Ultra/Team/Business |
Gamma vs 競合ツール
Gamma vs Genspark AI Slides
| 項目 | Gamma | Genspark |
|---|---|---|
| AIエージェント | Agent(デザイン特化) | Super Agent(汎用) |
| Webリサーチ | 統合済み | 統合済み |
| ダイアグラム | 12種類Smart Diagrams | 標準 |
| API | Pro以上で利用可 | Enterprise |
| 価格 | $10/月〜 | $19.99/月 |
Gamma vs Canva
| 項目 | Gamma | Canva |
|---|---|---|
| AI特化度 | 高い(AI-first設計) | 中程度(AI機能追加) |
| プロンプト生成 | 強力(Agent) | 基本的 |
| テンプレート数 | 中程度 | 非常に多い |
| 画像編集 | 限定的 | 充実 |
Gammaの効果的な活用法
1. プロンプトのコツ
良いプロンプト例:
「2026年第1四半期の売上報告プレゼンを作成。
- 対象: 経営会議
- ポイント: 前年同期比15%増、新規顧客獲得が好調
- トーン: フォーマル、データ重視
- スライド数: 10枚程度」
避けるべきプロンプト:
「売上報告を作って」(情報が不足)
2. Agent活用のベストプラクティス
- リサーチはAgentに任せる:URLやキーワードを入力するだけで、Agentが情報収集
- スクリーンショットを活用:参考にしたいデザインやデータをドロップ
- 段階的にリファイン:一度で完璧を求めず、Agentと対話しながら改善
3. テンプレート戦略
定期的に作成する資料は、テンプレートとして保存しておきましょう。
- 週次報告テンプレート
- 提案書テンプレート
- 会議資料テンプレート
テンプレートをAPIと組み合わせることで、自動化のレベルをさらに高められます。
導入の考慮点
メリット
1. Agent協働
- 世界初のAIデザインパートナー
- リサーチから仕上げまで一貫サポート
2. 生産性向上
- 手動でのダイアグラム作成時間を大幅削減
- API連携で定型資料を自動化
3. コスト効率
- Plus $10/月で主要機能にアクセス
- Canvaより安価でAI特化
注意点
1. 細かいデザイン調整
- Canvaほどの細かい編集は不可
- ピクセル単位の調整には不向き
2. テンプレート数
- Canvaに比べてテンプレート数は少ない
3. オフライン不可
- 常にインターネット接続が必要
まとめ
Gamma 3.0は、プレゼンテーション資料作成を根本から変革するツールです。
本記事のポイント:
- Gamma 3.0で「AIスライド作成ツール」から「ビジュアルストーリーテリングプラットフォーム」へ
- Gamma Agent:世界初のAIデザインパートナー、リサーチ・リファイン・リスタイル・フィードバック
- 12種類のSmart Diagramsで複雑な情報を自動視覚化
- Generate APIでZapier/Make連携、資料作成の自動化
- Flux、Imagenなど複数のAI画像生成モデルに対応
- Plus $10/月、Pro $20/月、新設Ultraプランで高度ユーザー対応
- Team/Businessプランで組織向け機能
2024年の初期版から約2年——Gammaは「スライドを自動生成するツール」から「AIと協働してアイデアを形にするプラットフォーム」へと進化しました。Agentの登場により、資料作成は「作業」から「創造」へとシフトしています。
「スライドを作る」という作業が、「AIと協働してストーリーを伝える」という体験に変わります。まだGammaを使ったことがない方は、まず無料プランでAgentとの協働を体験してみてください。資料作成に対する考え方が変わるはずです。
