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Google Workspace AI完全活用ガイド|Gemini・NotebookLM・Flowsでここまでできる!

2026-01-21濱本

「Google Workspaceしか使えない」という法人向けに、Gemini、NotebookLM、Flows、AppSheetなど、Google Workspace内のAI機能だけで実現できる業務効率化を徹底解説。2025年1月からGeminiがWorkspaceに標準搭載され、追加料金なしで利用可能に。Gmail、Docs、Sheets、Slides、DriveでのAI活用法と、Flowsによるノーコード自動化、NotebookLMによる社内ナレッジ活用まで網羅します。

Google Workspace AI完全活用ガイド|Gemini・NotebookLM・Flowsでここまでできる!
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株式会社TIMEWELLの濱本です。

「ChatGPTやClaudeは使えないけど、Google Workspaceなら使える」——そんな法人のお客様に朗報です。

2025年1月、GoogleはGemini AIをGoogle Workspace Business/Enterpriseプランに標準搭載しました。追加料金なしで、Gmail、Docs、Sheets、Slides、DriveでAIアシスタントが使えるようになったのです。

本記事では、Google Workspace内のAI機能だけで実現できる業務効率化を徹底解説します。

Google Workspace AIの全体像

2025年1月の大型アップデート

Googleは2025年1月、Google AIの主要機能をWorkspace Business/Enterpriseプランに追加料金なしで統合しました。

主な変更点:

  • Geminiサイドパネルが標準搭載(Gmail、Docs、Sheets、Slides、Drive、Chat)
  • NotebookLMが利用可能に
  • Google Vidsの生成AI機能が利用可能(2026年5月末まで)
  • 以前Gemini for Workspaceアドオンを購入していたユーザーは2025年1月31日以降課金なし

料金の変化:

以前 現在
Business Standard + Gemini = $32/月 Business Standard(AI込み)= $14/月

利用可能なAI機能一覧

機能 説明 対象プラン
Geminiサイドパネル Gmail、Docs等でのAI支援 Business/Enterprise全プラン
NotebookLM 資料からのインサイト抽出 Business/Enterprise全プラン
Google Vids AI動画作成 全プラン(2026年5月まで)
Flows ノーコード自動化 アルファ版(順次展開)
AppSheet + Gemini ノーコードアプリ + AI Enterprise Plus

Geminiサイドパネル:アプリ別活用法

Gmail:メール処理の効率化

できること:

  • メールの要約・整理
  • 返信文の下書き作成
  • トーンの調整
  • スレッド全体の把握

プロンプト例:

「このスレッドの要点を3行でまとめて」
「丁寧なトーンで断りのメールを作成して」
「今週受信した未返信メールをリストアップして」

Google Docs:ドキュメント作成

できること:

  • 文章の下書き生成
  • 既存文書のリライト・要約
  • トーンや文体の変換
  • 構成の提案

プロンプト例:

「この議事録をもとに、経営報告書の下書きを作成」
「フォーマルなビジネス文書に書き換えて」
「この長文を3つのセクションに整理して」

Google Sheets:データ分析

できること:

  • 数式の自動生成
  • データの分析・可視化
  • テーブルの整形
  • 傾向の説明

プロンプト例:

「売上の前年同月比を計算する数式を追加」
「このデータから月次トレンドをグラフ化」
「上位10件をハイライトして」

Google Slides:プレゼン作成

できること:

  • スライドの自動生成
  • デザインの提案
  • スピーカーノートの作成
  • 画像の提案

プロンプト例:

「このDocsの内容から15枚のプレゼンを作成」
「各スライドにスピーカーノートを追加」
「デザインを統一感のあるものに」

Google Drive:ファイル検索・整理

できること:

  • 自然言語でのファイル検索
  • ファイル内容の要約
  • 関連ファイルの発見

プロンプト例:

「先月の営業会議に関するファイルを探して」
「このフォルダ内のPDFの内容を要約して」

NotebookLM:社内ナレッジ活用の革命

NotebookLMとは

NotebookLMは、アップロードした資料をもとにAIが質問に回答する「ソース指定型AI」です。ハルシネーション(誤情報生成)を大幅に削減し、信頼性の高い回答を得られます。

NotebookLMの特徴:

  • 最大50個のソースをアップロード可能
  • ソースに基づいた回答(引用付き)
  • Audio Overview(ポッドキャスト風音声要約)の生成
  • チーム共有機能

活用シナリオ

1. 社内規定・マニュアルの即時検索

人事規定、就業規則、福利厚生ガイドをアップロード
→「育児休暇の取得条件は?」「在宅勤務の申請方法は?」

2. プロジェクトナレッジの集約

議事録、仕様書、進捗報告をアップロード
→「このプロジェクトの主要な課題は?」「過去の決定事項を時系列で」

3. 競合調査・市場分析

競合資料、市場レポートをアップロード
→「競合A社の主要製品の特徴は?」「市場トレンドをまとめて」

4. Audio Overviewの活用

長文レポートをアップロード
→ ポッドキャスト形式の音声要約を生成
→ 移動中や作業中に「聴く」インプット

AI Ultra for Business

高度な研究ニーズを持つ組織向けに、AI Ultra for Businessプランが用意されています。

AI Ultraの特徴:

  • Geminiモデルへの最高レベルアクセス
  • Audio/Video Overviewの上限拡大
  • Slide Decks生成(Long版含む)
  • ノートブックサイズ・ソース数の拡大
  • 新機能への優先アクセス

Google Workspace Flows:ノーコード自動化

Flowsとは

Flowsは、2025年4月にアルファ版として発表された、Google Workspaceのノーコード自動化ツールです。

Flowsの特徴:

  • 自然言語でワークフローを定義
  • Gmail、Drive、Docs、Sheets間の自動連携
  • Apps ScriptやAppSheetの知識不要
  • Gems(カスタムAIエージェント)との連携

Flowsの活用例

1. 承認フローの自動化

「見積依頼のメールが来たら、添付ファイルをDriveに保存し、
承認依頼をマネージャーに送信」

2. レポート自動化

「毎週月曜日に、Sheetsの売上データを集計し、
サマリーをDocsで作成してチームに共有」

3. 問い合わせ対応の効率化

「サポートメールを分類し、
カテゴリごとに担当者にアサイン」

Gemsとの連携

Gemsは、Geminiで作成できるカスタムAIエージェントです。Flowsと組み合わせることで、専門的なタスクを自動化できます。

Gems活用例:

  • 「契約書レビューGem」:契約書のリスク箇所を自動チェック
  • 「翻訳Gem」:特定の用語集に基づいた翻訳
  • 「議事録Gem」:会議音声から構造化された議事録を生成

AppSheet + Gemini:ノーコードアプリ開発

AppSheetとは

AppSheetは、Googleのノーコードアプリ開発プラットフォームです。Geminiとの統合により、さらに強力なツールになりました。

Gemini for AppSheetの機能:

  • 自然言語でアプリ作成(Gemini for App Creation)
  • 写真からの情報抽出(AI Task)
  • PDFの自動解析
  • リクエストの自動分類・ルーティング

活用シナリオ

1. 経費精算アプリ

「領収書の写真をアップロードすると、
日付、金額、カテゴリを自動抽出して経費申請」

2. 在庫管理アプリ

「製品写真から品番を認識し、
在庫数を自動更新」

3. 問い合わせ管理

「メールの内容を自動分類し、
優先度と担当者を割り当て」

Gemini 3 Flash:最新モデル

2025年後半、GoogleはGemini 3 Flashをリリースしました。

Gemini 3 Flashの特徴:

  • Gemini 3(最も高度なモデル)をベースに高速化
  • 日常タスクの軽快な処理
  • リアルワールドとの連携強化

Workspace内のGemini機能も、順次Gemini 3 Flashに移行しています。

データプライバシーとセキュリティ

Google Workspaceは、エンタープライズグレードのデータ保護を提供します。

Googleのコミットメント:

  • ユーザーデータはGeminiモデルの学習に使用されない(許可なし)
  • データの販売や広告ターゲティングへの利用なし
  • エンタープライズ向けのセキュリティ・コンプライアンス対応

NotebookLMとGeminiアプリは、教育機関向けにもCore Services(最高レベルのデータ保護)として提供されています。

Google Workspace AI vs 他のAIツール

「Google Workspaceだけで十分か?」という疑問もあるかもしれません。

観点 Google Workspace AI ChatGPT/Claude
Workspace統合 ネイティブ 制限あり
料金 追加料金なし(Business/Enterprise) 別途契約
ソース指定AI NotebookLM 一部対応
自動化 Flows/AppSheet API連携
データ保護 エンタープライズグレード 契約による

多くの法人では、既存のWorkspace環境との統合追加コストなしという点でGoogle Workspace AIが選ばれています。

より高度なAI活用を検討する場合

Google Workspace AIで基本的な活用を進めた後、「もっと高度な活用をしたい」というニーズが出てくることもあります。

TIMEWELLでは、ZEROCKを通じて、Google Workspaceとは異なるアプローチでのエンタープライズAI活用を支援しています。GraphRAGによる高精度な社内情報検索、独自のナレッジコントロール、プロンプトライブラリの組織共有など、NotebookLMを補完する形でのAI活用基盤を提供しています。

また、AIの組織浸透を支援するWARPコンサルティングでは、Google Workspaceを含むAIツールの効果的な導入・活用方法を、月次更新でサポートしています。

まとめ

Google Workspace AIは、2025年1月の大型アップデートにより、「追加料金なしでここまでできる」レベルに進化しています。

本記事のポイント:

  • GeminiがWorkspace Business/Enterpriseに標準搭載(追加料金なし)
  • NotebookLMでソース指定型AIによる信頼性の高い回答
  • Flowsでノーコード自動化(Apps Script不要)
  • AppSheet + Geminiでノーコードアプリ開発
  • Gemini 3 Flashで処理速度向上
  • エンタープライズグレードのデータ保護

「ChatGPTは使えないけど、Google Workspaceなら使える」という環境でも、これらの機能をフル活用することで、業務効率の大幅な向上が期待できます。まずはGmailやDocsのサイドパネルから始めて、徐々にNotebookLMやFlowsへと活用範囲を広げていくことをお勧めします。

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