株式会社TIMEWELLの濱本です。
2025年モデルとして最新の進化を遂げたLG Gramが、ついに私たちの目の前に姿を現しました。今回特に注目すべきは、そのラインナップの中でも最大サイズを誇る17インチモデルです。
大画面ノートPCといえば、そのサイズゆえに重量とかさばりがネックとなり、携帯性を重視するビジネスパーソンにとっては選択肢から外れがちでした。しかし、LG gram 17インチ (2025)は、その常識を根底から覆します。
2025年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で初めて披露された際にも、その驚異的な軽さと薄さは多くの来場者を驚かせました。「本当にこのサイズでコンポーネントが入っているのか?」と疑いたくなるほどの軽量設計は、まさに技術の粋を集めた結果と言えるでしょう。90Whという大容量バッテリーを搭載しながら、重量はわずか1299g。このスペックは、17インチクラスのノートPCとしては驚異的です。
この記事では、そんなLG Gram 2025 17インチモデルの魅力と、新たに搭載された注目のAI機能について、詳細にレビューしていきます。ビジネスシーンにおける生産性向上や、場所を選ばない自由な働き方を求めるすべての方々へ、単なる軽量・薄型にとどまらない、この革新的なノートPCがもたらすその真価に迫ります。
17インチの限界突破:LG Gram 2025が魅せる驚異的な薄さと軽さ ビジネスを加速するスペックと洗練されたデザイン:LG Gram 2025 17インチモデル詳解 オンデバイスAI「Gram Chat」の実力:LG Gram 2025が切り拓く新たなPC体験 まとめ 17インチの限界突破:LG Gram 2025が魅せる驚異的な薄さと軽さ
LG Gramシリーズが市場に登場して以来、その最大のセールスポイントは一貫して「軽さ」と「薄さ」にありました。しかし、2025年モデル、特にこの17インチモデルは、そのコンセプトをさらに先鋭化させ、大画面ノートPCの常識を根底から覆すレベルに達しています。
実機を手に取ると、まずその重量に驚かされます。スペック上の1299gという数字もさることながら、17インチという物理的な大きさから想像される重さとのギャップが、感覚的な軽さをより際立たせているのです。CESの会場で初めて触れた際も、多くの人がその軽さに感嘆の声を上げていました。まるで内部の部品が存在しないかのような錯覚さえ覚えるほどです。
薄さに関しても特筆すべきです。最も薄いフロントエッジ部分は言うまでもなく、比較的厚みのある背面部分と比較しても、一般的なノートPCの薄い部分と比較しても、それ以上に薄く感じられます。この薄さがもたらす恩恵は、デザイン性の向上だけではありません。カバンへの収納性が格段に向上し、持ち運び時のストレスを大幅に軽減します。
特筆すべきは、この極限ともいえる薄さと軽さを実現しながら、決してバッテリー性能を犠牲にしていない点です。LG Gram 2025 17インチモデルには、90Whという大容量バッテリーが搭載されています。これは、長時間のモバイル利用においても、電源の心配をすることなく作業に集中できることを意味します。外出先でコンセントを探し回るストレスから解放され、本来の業務に没頭できる環境を提供してくれるのです。
薄型軽量化とバッテリー持続時間は、多くの場合トレードオフの関係にありますが、LG Gram 2025はこの相反する要素を高次元で両立させています。これは、LGの長年にわたる技術開発の賜物であり、ユーザーのニーズを深く理解している証左と言えるでしょう。
付属品にも、その思想は貫かれています。同梱されるACアダプターは、まるでスマートフォンの充電器のようなコンパクトなデザインを採用。65W出力のこのアダプターは、本体のポータビリティを損なうことなく、十分な充電能力を提供します。付属のUSB Type-Cケーブルも十分な長さがあり、使い勝手にも配慮されています。
このように、本体だけでなく周辺機器に至るまで、徹底して「モバイルフレンドリー」な設計が施されている点は、高く評価できます。LG Gram 2025 17インチモデルは、単にスペック上の数値を追求しただけでなく、ユーザーが実際に持ち運び、使用するシーンを深く想定して開発された、真に実用的なモバイルノートPCなのです。
ビジネスを加速するスペックと洗練されたデザイン:LG Gram 2025 17インチモデル詳解
LG Gram 2025 17インチモデルの魅力は、その驚異的な薄さと軽さだけにとどまりません。ビジネスユースにおいて求められる十分なパフォーマンスと、使いやすさを追求した洗練されたデザイン、そして豊富なインターフェースを備えています。
まず心臓部には、最新のIntel Core Ultra 7プロセッサーを搭載。これは、インテルの新しいCPUアーキテクチャ「Arrow Lake」世代に属し、高性能コアと高効率コアを組み合わせることで、パワフルな処理能力と優れた電力効率を両立しています。複雑なデータ分析、複数のアプリケーションの同時利用、さらには軽度のクリエイティブ作業まで、幅広いビジネスシーンで快適な動作を実現します。
さらに、グラフィックス処理にはIntel Arcグラフィックスを採用。従来のCPU内蔵グラフィックスと比較して大幅な性能向上が図られており、プレゼンテーション資料の作成や画像編集、動画再生などをよりスムーズに行うことが可能です。
ディスプレイは、広々とした17インチのIPSパネルを採用。IPS方式ならではの広視野角と正確な色再現性は、複数人での画面共有や、デザイン関連の作業においても有利に働きます。解像度に関しても、高精細な表示が可能で、テキストや画像の細部までクリアに映し出します。
特筆すべきは、ディスプレイ表面がマット(非光沢)仕上げになっている点です。これにより、蛍光灯や外光の映り込みが大幅に軽減され、長時間の作業でも目の疲れを抑えることができます。オフィス環境はもちろん、カフェや移動中の新幹線など、様々な照明条件下でも快適な視認性を確保します。ベゼル(画面の額縁部分)も、特に左右が非常にスリムに設計されており、画面への没入感を高めるとともに、本体サイズのコンパクト化にも貢献しています。
操作性においても、細部まで配慮が行き届いています。キーボードは、デスクトップPCに近い感覚で入力できるフルサイズ仕様で、さらに数値入力に便利なテンキーも搭載されています。これは、会計処理やデータ入力など、数字を多用する業務において大きなアドバンテージとなります。
キースタイルは、近年主流のチクレットタイプを採用。各キーが独立しており、タイプミスを減らす効果が期待できます。打鍵感については、これだけ薄型軽量な筐体でありながら、驚くほどしっかりとした剛性が確保されており、タイピング時のたわみもほとんど感じられません。適度なストロークとクリック感があり、長文入力でも疲れにくい、快適なタイピング体験を提供します。トラックパッドも非常に大型化されており、マルチタッチジェスチャーによる操作もスムーズに行えます。マウスがない環境でも、ストレスなくポインティング操作が可能です。
インターフェースも充実しており、ビジネスシーンで必要とされる接続性を確保しています。本体右側面には、従来のUSB機器との互換性を保つUSB Type-Aポートを2基、そしてヘッドセットやマイクを接続できるアナログオーディオジャックを搭載。左側面には、外部ディスプレイへの出力に便利なフルサイズのHDMIポートと、最新規格であるUSB Type-Cポートを2基備えています。このUSB Type-Cポートは、データ転送、映像出力(DisplayPort Alternate Mode)、そして本体への充電(USB Power Delivery)に対応しており、汎用性が非常に高いのが特徴です。
特筆すべきは、HDMIポートがフルサイズである点。プロジェクターや外部モニターへの接続において、変換アダプターを必要としないため、スマートにプレゼンテーションやデスクトップ拡張を行えます。
デザイン面では、今回レビューしているオブシディアンブラックの他に、落ち着いた印象のブルーも用意されており、筐体の質感も高く、ビジネスシーンにふさわしい高級感を漂わせています。
また、ヒンジの設計も秀逸で、ディスプレイの開閉は片手でスムーズに行えます。ディスプレイを開く際に、本体が持ち上がってしまうようなことはなく、安定した操作感を実現しています。このように、LG Gram 2025 17インチモデルは、パフォーマンス、操作性、接続性、デザインのすべてにおいて高いレベルでバランスが取れており、ビジネスパーソンの要求に応える実力を備えた一台と言えるでしょう。
オンデバイスAI「Gram Chat」の実力:LG Gram 2025が切り拓く新たなPC体験
LG Gram 2025年モデルにおける最大の進化の一つが、AI機能の強化です。昨今のPC業界におけるトレンドを反映し、本機も最新のAI技術を積極的に取り入れています。
キーボードには、Windowsの標準AI機能である「Copilot」を呼び出す専用キーが搭載されており、日常的な情報検索や文章作成などを手軽にアシストしてくれます。しかし、LGはそれに留まらず、独自のAIソリューション「Gram Chat」を開発・搭載することで、さらなる付加価値を提供しようとしています。この「Gram Chat」は、大きく分けて二つの形態で提供されます。「Gram Chat on device」と「Gram Chat cloud」です。それぞれの特徴と機能について、詳しく見ていきましょう。
まず注目すべきは、「Gram Chat on device」です。これは、その名の通り、PC本体(デバイス)上で動作するAIであり、インターネット接続がないオフライン環境でも利用できるという大きな利点があります。
クラウドベースのAIと比較して、ユーザー自身のファイルやデータに直接アクセスできるため、よりパーソナルなアシスタントとしての活用が期待できます。セキュリティ面でも、データが外部のサーバーに送信されないため、機密性の高い情報を扱う際にも安心感があります。飛行機の中や、ネットワーク環境が不安定な場所でも、AIのサポートを受けられるのは、モバイルワーカーにとって非常に心強い機能と言えるでしょう。
「Gram Chat on device」が提供する具体的な機能は多岐にわたります。以下にその主な機能を挙げます。
・高度なファイル・情報検索 単なるファイル名検索にとどまらず、ファイルの内容や、作成時期(例:「今週完了したドキュメント」など)といった時間的な条件を指定して検索することが可能です。さらに、PC内の設定項目や、インストールされているアプリケーションに関する情報も検索対象となります。これにより、目的の情報や機能に、より迅速かつ直感的にアクセスできます。
・設定変更の音声・テキスト指示 「ダークモードをオンにして」「バッテリー寿命を延長する設定にして」といった自然言語による指示で、PCの設定を簡単に変更できます。従来のように設定メニューの階層を辿る必要がなくなり、作業効率の向上が期待できます。
・タイムトラベル機能 これは、過去のデスクトップの状態を定期的にスクリーンショットとして記録し、後から参照できるユニークな機能です。例えば、「1ヶ月前に作業していたあの資料の内容を思い出したい」といった場合に、AIが過去のデスクトップ画像を解析し、関連性の高い情報を提示してくれます。記憶を呼び覚ますための強力なツールとなり得ます。
・ドキュメント要約と翻訳 ローカルに保存されているドキュメントファイルを指定し、その内容をAIに要約させることができます。さらに、生成された要約文を他の言語に翻訳することも可能です。動画レビュー内では、過去のドキュメントを検索し、その要約を生成、さらに翻訳するという一連の流れがデモンストレーションされていました。長文の資料を素早く把握したり、言語の壁を越えて情報を共有したりする際に役立ちます。
・トラブルシューティング支援 PCの動作に問題が発生した場合、例えば「バッテリーが充電されない」といった状況に対して、AIが考えられる原因や対処法を提示してくれます。従来のヘルプメニューよりも対話的で、状況に応じた具体的なアドバイスを得やすくなっています。
これらの機能は、まだ基本的な操作が中心ではありますが、日常的なPC操作における煩雑さを軽減し、ユーザーがより本質的な作業に集中できるようサポートしてくれる可能性を秘めています。
一方、「Gram Chat cloud」は、インターネット接続を介して利用するクラウドベースのAIです。これは、OpenAIのChatGPTのような、より汎用的な大規模言語モデル(LLM)を活用したサービスと考えることができます。クラウドの潤沢な計算資源を利用するため、「Gram Chat on device」よりも高度で複雑なタスクに対応可能です。例えば、以下のような活用が考えられます。
・クリエイティブな文章作成 「週末のニューヨーク旅行プランを作成して」「友人への誕生日メッセージの下書きを作って」といった指示に対して、自然で人間らしい文章を生成します。レビュー動画では、誕生日メッセージのトーンを「もっとスパイシーに」「もっと悲しげに」などと変更させるデモンストレーションが行われており、AIが文脈やニュアンスを理解し、柔軟に対応できる様子が示されています。
・情報収集と要約 ウェブ上の情報を収集し、要約したり、特定のトピックについて解説させたりすることができます。
・スケジュール管理やメール連携 Google Driveなどのクラウドストレージ内の情報を参照したり、カレンダーの予定を確認したり、未読のメールを要約したりといった連携機能も備えています。
ただし、「Gram Chat cloud」の利用には当然ながらインターネット接続が必須であり、また、処理はクラウドサーバー上で行われるため、ローカルファイルへの直接的なアクセスや、PC設定の変更といった「Gram Chat on device」特有の機能は利用できません。
LG Gram 2025は、このように「Copilot」「Gram Chat on device」「Gram Chat cloud」という複数のAIオプションを提供することで、ユーザーが状況や目的に応じて最適なAIを選択し、活用できる環境を整えています。特に、オフラインでも利用可能で、ローカルデータとの連携に強みを持つ「Gram Chat on device」の存在は、LG Gramならではのユニークな価値と言えるでしょう。これらのAI機能が、今後のソフトウェアアップデートを通じてさらに洗練されていくことに期待が高まります。
まとめ
LG Gram 2025、特に今回レビューした17インチモデルは、ノートPCにおける「軽さ」と「大画面」という、従来両立が難しかった要素を、かつてないレベルで融合させた革新的な製品です。1299gという驚異的な重量は、17インチという広大な作業領域を持ち運びたいと願うすべてのビジネスパーソンにとって、まさに福音と言えるでしょう。そして、そのスリムな筐体からは想像もつかないほどの長時間バッテリー駆動時間は、場所を選ばない自由な働き方を力強くサポートします。
性能面においても、最新のIntel Core UltraプロセッサーとIntel Arcグラフィックスを搭載し、ビジネスシーンで求められるタスクを快適にこなすパワーを備えています。非光沢のIPSディスプレイ、テンキー付きの打ちやすいキーボード、豊富なインターフェースなど、細部にわたる使いやすさへの配慮も、LG Gramならではの魅力です。
さらに、2025年モデルの大きな特徴であるAI機能の強化も見逃せません。Windows標準のCopilotに加え、LG独自の「Gram Chat」を搭載。特に、オフライン環境でも利用でき、ローカルファイルへのアクセスやPC設定の変更まで可能な「Gram Chat on device」は、これまでのAIアシスタントとは一線を画す、よりパーソナルで実用的な機能を提供します。クラウドベースの「Gram Chat cloud」と組み合わせることで、ユーザーは状況に応じて最適なAIを選択し、生産性をさらに高めることが可能です。
総じて、LG gram 17インチ (2025)は、以下のようなビジネスユーザーに特におすすめできるモデルと言えます。
・とにかく軽量な大画面ノートPCを求めている方 モバイル性を一切犠牲にすることなく、広々とした作業スペースを確保したいビジネスパーソンやクリエイター。
・場所を選ばずに長時間作業したい方 外出先でのバッテリー切れの心配から解放され、集中して業務に取り組みたいノマドワーカーや出張の多い方。
・最新のAI機能を活用して生産性を向上させたい方 Copilotや独自のGram Chatを活用し、情報検索、文章作成、PC操作などを効率化したいと考えている方。
・デザイン性と実用性を両立したPCを求めている方 薄型軽量でありながら、安っぽさを感じさせない、洗練されたデザインのノートPCを探している方。
もちろん、完璧な製品というものは存在しません。しかし、LG Gram 2025 17インチモデルは、現代のモバイルワークにおける多くの課題に対する、現時点での一つの最適解を示していると言えるでしょう。この驚くべき軽さと、それを支える確かな性能、そして未来を感じさせるAI機能。ぜひ一度、その手でLG Gramの世界に触れてみてください。きっと、あなたの働き方を変える、新たな可能性が見えてくるはずです。
