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【WARPプログラム エンジニア講義第5回】「2クリックで起業できる時代」-AI駆動開発で非エンジニアが3週間でPOC獲得した全手法

2026-01-21濱本

アイデアはあるけれど、実際にプロダクトを形にする技術力がない、そんな悩みを抱えていないだろうか。安藤義記さんが講師を務めるこの講演では、プログラミング経験がほぼゼロの受講生たちが、わずか数週間でWebアプリケーションを開発し、実際に顧客検証まで行った驚きの事例が紹介されている。AI駆動開発ツール「V0」や「Cursor」を活用することで、技術的なハードルを劇的に下げ、ビジネスアイデアを素早く形にする方法が具体的に解説される。従来なら数ヶ月かかっていた開発が、たった2クリックでデプロイできる時代。起業家に必要なのは技術力ではなく、顧客の声を聞き、素早く改善を重ねる実行力だ。

【WARPプログラム エンジニア講義第5回】「2クリックで起業できる時代」-AI駆動開発で非エンジニアが3週間でPOC獲得した全手法
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株式会社TIMEWELLの濱本です。

アイデアはあるけれど、実際にプロダクトを形にする技術力がない、そんな悩みを抱えていないだろうか。安藤義記さんが講師を務めるこの講演では、プログラミング経験がほぼゼロの受講生たちが、わずか数週間でWebアプリケーションを開発し、実際に顧客検証まで行った驚きの事例が紹介されている。AI駆動開発ツール「V0」や「Cursor」を活用することで、技術的なハードルを劇的に下げ、ビジネスアイデアを素早く形にする方法が具体的に解説される。従来なら数ヶ月かかっていた開発が、たった2クリックでデプロイできる時代。起業家に必要なのは技術力ではなく、顧客の声を聞き、素早く改善を重ねる実行力だ。

講師紹介

名前:安藤 義記

所属:株式会社TIMEWELL テクノロジー部 GM・プリンシパルエンジニア

プロフィール:東京都出身。ロボティクスとAIの研究に情熱を傾け、大学時代には家庭用ロボットのコンテストで世界2位の成績を収めた。

大手電機メーカーにてIoT開発に従事し、10年間で幅広いシステム開発の経験を積む。1000戸を超える住宅区画向けホームマネジメントシステムの仕様設計を主導し、プロジェクトを成功に導く。

ハッカソン、ものづくりイベントへの挑戦を続け、ONE JAPAN Hackathon x Tokaiで大賞を受賞。クラウド技術を独学で習得し、ソーシャルゲームプレイヤー向けサイトを自ら立ち上げ、運営。

趣味はゲームやVTuberなどのオタク文化。ゲームからUIデザインを学び、日々の仕事に活かす。

講師紹介 V0による超高速デプロイの実現 Cursorを使った本格的な開発とデプロイ Vercelによる本番環境へのデプロイ プロダクション環境での開発手法 実践者たちの成功事例 まとめ:技術革新が変える起業の新常識 V0による超高速デプロイの実現

 今回はAI駆動開発の実践的な活用方法と、実際のWebアプリケーション開発からデプロイまでの流れを説明します。特にV0(ヴィーゼロ)とCursorを使った開発手法について、実際の手順を交えながら解説していきます。

まず、V0についてです。V0は本当に簡単で、2クリックでアプリケーションを世の中に公開することができます。実際の手順では、開発が完了したら右上のシェアボタンを押して、「デプロイ」を選択します。そうするだけでURLが生成され、公開された状態になります。これを他の方に共有すれば、すぐにアクセスできるようになります。試しにお客様の第一印象を聞いてみたい、どのような反応があるか確認したい、そのような時にV0のデプロイ機能は非常に便利です。

ただし、V0には外部サービスとの連携に制限があることが注意点です。外部サービスと連携するアプリケーションを作る時は、プレビューができないため、実際に動くか確認できないまま公開することになってしまいます。そのため、V0は見た目だけを試してもらう時には良いですが、複雑な機能を実装する場合は適していません。

またV0は、アプリケーションに不具合が起きた時、修正するのが難しい、という問題もあります。Cursorではバージョン管理が細かくできますが、V0ではバージョンで修正するこ とはできても、特定の部分だけを修正するのが困難です。品質を担保する観点からも、本格的な開発にはCursorを使うことをお勧めします。

Cursorを使った本格的な開発とデプロイ

 次に、Cursorでの開発からデプロイまでの流れを説明します。まず重要な下準備として、GitHubのリポジトリを自分のアカウントにフォークする作業があります。

具体的な手順は、GitHubでリポジトリを開き、右側の「Fork」ボタンを押します。すると自分のアカウント名が表示されるので、「Create Fork」を押してください。これで元のコードが自分のリポジトリにコピーされます。

次に、Cursorの接続先を変更する必要があります。ターミナルを開いて、「git remote set-url origin」コマンドの後に、新しいリポジトリのURLを入力します。URLはGitHubの緑色の「Code」ボタンからコピーできます。originの後には必ず半角スペースを入れることを忘れないでください。これで開発したものが自分のアカウントで完結するようになります。

Vercelによる本番環境へのデプロイ

 デプロイにはVercelを使います。VercelはV0を作っている会社のホスティングサービスで、GitHubと連携して簡単にWebアプリケーションを公開できます。V0のアカウントを持っていれば、Vercelのアカウントも自動的に作成されています。

Vercelでのデプロイ手順は、まず「Add New」から「Project」を選択し、インポートしたいリポジトリを選んでインポートボタンを押します。プロジェクト名を入力した後、重要なのが環境変数の設定です。.envファイルに記載されている情報を全て選択してコピーし、Environment Variablesの欄に貼り付けます。一括で貼り付けると自動的に全ての環境変数が設定されます。

環境変数の設定が終わったら、「Deploy」ボタンを押すだけです。アプリケーションに問題がなければ、これで公開完了となります。成功すると「Congratulations」というメッセージが表示され、「Continue to Dashboard」から公開されたURLを確認できます。

ただし、一回でうまくいかないこともよくあります。エラーが出た場合は、エラー内容をコピーしてCursorに貼り付け、AIに修正してもらいます。修正後は必ずGitHubにプッシュすることを忘れないでください。GitHubとVercelは連携しているので、GitHubに変更をプッシュすれば自動的にVercelに反映されます。

プロダクション環境での開発手法

 さらに、実際のプロダクション環境では、ブランチを使った開発が重要になります。メインブランチには商品として使うコードを置き、開発用のブランチで新機能を作成し、検証が完了してから商品環境にマージするという流れです。これにより、お客様が使っている環境に不具合が起きるリスクを最小限に抑えられます。

また、環境の切り分けについては、ローカル環境で開発し、テスト環境で検証し、最後に本番環境にデプロイするという流れが一般的です。これらの環境は環境変数で切り替えます。例えば、私のNeonとClerkの接続情報と、他の方の接続情報が異なるように、環境ごとに異なる値を設定することで、テスト環境と本番環境を分離できます。

実践者たちの成功事例

 最後に、今日の成果発表会では素晴らしいプロダクトが多数発表されました。特に印象的だったのは、エンジニア経験がほとんどない方々が、この短期間で実際に動くアプリケーションを作り、顧客検証まで行えたことです。これはAI駆動開発の強力さを示しています。今後もChatGPTの新バージョンなど、さらなる進化が予想されます。20,000,000トークンという膨大な容量が使えるようになれば、今までできなかった規模の開発が可能になるでしょう。技術的なハードルは確実に下がっています。重要なのは、顧客の声を聞き、素早く改善を重ねる実行力です。今回の講義で学んだことを活かして、ぜひ実際のビジネスに繋げていってください。

まとめ:技術革新が変える起業の新常識

 今回の講義で最も重要なポイントは、AI駆動開発によって起業のハードルが劇的に下がったという事実です。プログラミング経験がほとんどない受講生たちが、わずか3週間で実際に動くWebアプリケーションを開発し、複数の企業からPOC(概念実証)の依頼を獲得した事例が、この変化を如実に物語っています。

V0やCursorといったツールは、従来なら数ヶ月かかっていた開発工程を数日、場合によっては数時間に短縮します。しかし、ツールの使い方を覚えることが目的ではありません。重要なのは、これらのツールを活用して、いかに早く顧客の声を聞き、改善を重ねられるかです。

技術的な制約に囚われず、まずはアイデアを形にする。そして実際のユーザーに触ってもらい、フィードバックを得る。このサイクルを高速で回すことが、現代の起業において最も重要な能力となりました。

今後、AIの進化はさらに加速します。20,000,000トークンという膨大な処理能力が当たり前になる時代に、起業家に求められるのは、技術力ではなく、顧客の課題を深く理解し、価値あるソリューションを生み出す創造力と実行力です。

この講義で学んだ手法は、あくまでスタートラインです。大切なのは、実際に手を動かし、失敗を恐れず、継続的に学び続けることです。技術の民主化が進む今こそ、あなたのアイデアを世に問う絶好のチャンスなのです。

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