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【2026年最新】Clawdbot完全ガイド:LINEやSlackで動く最強のAIアシスタントを自分専用に構築する方法

2026-01-26

ClawdbotはLINE、Slack、Discordなど普段使いのメッセージアプリで動作する、オープンソースのAIアシスタントです。この記事では、プログラミング未経験者でも理解できるよう、Clawdbotの魅力から導入手順、Claude Codeとの連携方法まで徹底解説します。

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株式会社TIMEWELLの濱本です。

2026年、AIアシスタントの世界に革命が起きています。その名も「Clawdbot(クロードボット)」。ロブスターのマスコット「Clawd」が目印の、完全オープンソースのAIアシスタントです。

「ChatGPTやClaudeは使ったことあるけど、毎回ブラウザを開くのが面倒...」 「自分専用のAIアシスタントが欲しいけど、プログラミングはわからない...」 「会社のデータを外部に送りたくないけど、AIは活用したい...」

こんな悩みを持つ方にこそ、Clawdbotをおすすめしたいと思います。

この記事でわかること

  • Clawdbotとは何か、ChatGPTとの違い
  • 完全初心者向けの導入手順
  • 実際の活用事例と設定のコツ
  • Claude Codeとの連携方法(開発者向けTips)

Clawdbotとは?「メッセージアプリに住むAI」という新発想

一言でいうと

Clawdbotは、あなたが普段使っているメッセージアプリの中で動くAIアシスタントです。

LINEでもSlackでもDiscordでもWhatsAppでも、いつものアプリを開いて話しかけるだけで、高性能なAI(Claude)が返事をしてくれます。新しいアプリをダウンロードする必要はありません。

ChatGPTとの違い

項目 ChatGPT Clawdbot
使う場所 専用サイト・アプリ LINEやSlackなど普段のアプリ
データの保存先 クラウド(OpenAI社) 自分のPC・サーバー
会話の記憶 セッションごとにリセット ずっと覚えている
AIからの連絡 こちらから話しかけないと反応しない AIから先に連絡が来ることも可能
料金 月額20ドル〜 自分のAPIキー代のみ
カスタマイズ 限定的 自由自在

特に重要なのが**「データが自分の手元にある」**という点です。会社の機密情報を扱う場合でも、外部に送信されることがないため安心して使えます。

なぜ「ロブスター」なのか

開発者のPeter Steinberger氏によると、ロブスターは「強靭で長寿、そして常に成長し続ける」象徴とのこと。Clawdbotも同様に、使えば使うほど賢くなり、あなたと共に成長していくAIアシスタントを目指しています。

GitHubでは8,000以上のスターを獲得し、世界中の開発者から支持されています。


Clawdbotでできること(具体例)

1. メッセージアプリから何でも聞ける

通勤電車の中でふと疑問に思ったこと。Slackを開いて「今日の天気は?」と送るだけ。すぐに回答が返ってきます。

2. AIが先に連絡してくれる

これが最大の特徴です。

  • 朝7時に「今日の予定を整理しました」と連絡
  • 株価が一定以上動いたら「〇〇の株価が急変しました」とアラート
  • 重要なメールが届いたら「このメール、すぐ対応した方がよさそうです」と通知

ChatGPTでは実現できない、先回りするAIが手に入ります。

3. あなたのことを覚えている

「前に話した、あのプロジェクトの件だけど...」と言えば、ちゃんと覚えています。毎回説明し直す必要はありません。

4. パソコンの操作も代行

設定次第で、以下のような操作も任せられます:

  • ファイルの整理・検索
  • 簡単なスクリプトの実行
  • カレンダーへの予定追加
  • メールの下書き作成

【初心者向け】Clawdbotの導入手順

「プログラミングは全くわからない」という方でも大丈夫。順番に進めていきましょう。

事前に必要なもの

  1. パソコン(Windows、Mac、Linuxいずれか)
  2. Node.js 22以上(後で説明します)
  3. AnthropicのAPIキー(Claude利用に必要)

ステップ1:Node.jsをインストール

Node.jsは、Clawdbotを動かすための土台となるソフトウェアです。

Windowsの場合:

  1. Node.js公式サイトにアクセス
  2. 「LTS」と書かれた大きなボタンをクリック
  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール

Macの場合:

  1. 「ターミナル」アプリを開く(Spotlight検索で「ターミナル」と入力)
  2. 以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnter
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
  1. Homebrewがインストールされたら、続いて:
brew install node@22

ステップ2:Clawdbotをインストール

ターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプト)で以下を実行:

npm install -g clawdbot@latest

「npm」はNode.jsに付属しているソフトウェア管理ツールです。このコマンドで、Clawdbotの最新版がダウンロードされます。

ステップ3:初期設定(オンボーディング)

次のコマンドを実行:

clawdbot onboard --install-daemon

すると、対話形式で設定が始まります。

  1. APIキーの入力:AnthropicのAPIキー(sk-ant-...で始まる文字列)を入力
  2. 連携するアプリの選択:使いたいメッセージアプリを選ぶ
  3. 権限の設定:AIにどこまで許可するかを決める

ステップ4:ダッシュボードを確認

設定が完了したら、ブラウザで以下のアドレスを開きます:

http://127.0.0.1:18789/

ここがClawdbotの管理画面です。接続状況の確認、設定の変更、ログの確認などができます。

ステップ5:メッセージを送ってみる

設定したアプリ(例:Slack)でClawdbotに話しかけてみましょう。

「こんにちは、調子はどう?」

返事が来たら、導入成功です。おめでとうございます!


活用のコツ:Clawdbotを「自分だけのAI秘書」に育てる

プロアクティブ通知を設定する

Clawdbotの真価は「AIから先に連絡が来る」ところにあります。

ダッシュボードから「Scheduled Tasks」を開き、以下のような設定をしてみましょう:

  • 毎朝8時:今日の天気と予定をまとめて報告
  • 毎週月曜:先週のTodoリストを振り返り、今週の目標を提案
  • 株価・為替の変動時:設定した閾値を超えたらアラート

スキル(拡張機能)を追加する

Clawdbotは「スキル」を追加することで、できることが増えていきます。

例えば:

  • 音声対話スキル:ElevenLabsと連携して、声で会話
  • カレンダースキル:Googleカレンダーと連携
  • メールスキル:Gmailを読んで要約

スキルの追加は、ダッシュボードの「Skills」から行えます。

長期記憶を活用する

「前に話した〇〇の件」と言えば、ちゃんと思い出してくれます。

  • プロジェクトの進捗を定期報告
  • 読書メモを記録
  • アイデアの壁打ち相手に

使い込むほど、あなた専用のAIに育っていきます。


【開発者向け】Claude Codeとの連携Tips

ここからは、エンジニア・開発者向けの内容です。

ClawdbotをMCPサーバーとして使う

2026年1月のアップデートで、ClawdbotがMCP(Model Context Protocol)サーバーとして機能するようになりました。これにより、Claude Codeからclawdbotのツールを呼び出すことができます。

設定方法:

Claude Codeの設定ファイル(~/.claude/settings.jsonなど)に以下を追加:

{
  "mcpServers": {
    "clawdbot": {
      "command": "clawdbot",
      "args": ["mcp-server"]
    }
  }
}

これで、Claude Codeのコンテキスト内からClawdbotの機能(メッセージ送信、ファイル操作など)にアクセスできるようになります。

Claude CodeからClawdbotへタスクを委譲

開発中に「このタスクは後でリマインドしてほしい」という場面があります。Claude Codeで作業しながら、Clawdbotにリマインダーを設定する、といった連携が可能です。

// Claude Codeでの会話例
「この修正をマージしたら、Clawdbotで明日朝9時にテストの確認をリマインドして」

マルチエージェント構成

Clawdbotは複数のエージェント(ワークスペース)を持つことができます。

  • 仕事用エージェント:ビジネス情報にアクセス可能
  • 個人用エージェント:プライベートな情報のみ
  • 開発用エージェント:コード実行を許可

チャンネルごとに異なるエージェントにルーティングすることで、用途に応じた使い分けが可能です。


気になるコスト

Clawdbot自体は完全無料のオープンソースです。

かかるコストは以下のみ:

項目 月額目安
Claude APIの利用料 $20〜50(使い方次第)
VPSサーバー(外出先からも使いたい場合) $5〜10
合計 約$25〜60(3,500〜9,000円)

自分のパソコンで動かすだけなら、API利用料のみで済みます。


よくある質問(FAQ)

Q. プログラミングの知識は必要?

A. 基本的な導入・利用には不要です。ただし、高度なカスタマイズにはターミナル操作やJSON編集の知識があると便利です。

Q. iPhoneやAndroidからも使える?

A. はい。Clawdbot自体はサーバーで動作し、スマホからはLINEやSlackなどのアプリ経由でアクセスします。専用アプリをインストールする必要はありません。

Q. 会社で使っても大丈夫?

A. Clawdbotはローカルファースト設計なので、データは外部に送信されません(Claude APIへの通信を除く)。ただし、会社のセキュリティポリシーに従ってご判断ください。

Q. ChatGPTの代わりになる?

A. 用途によります。ブラウザで気軽に使いたいならChatGPT、メッセージアプリに統合したい・データを手元に置きたいならClawdbotがおすすめです。


まとめ:Clawdbotで「AIが当たり前にいる生活」を始めよう

Clawdbotは、AIアシスタントの概念を根本から変えるプロダクトです。

Clawdbotの3つの魅力:

  1. 普段のアプリで使える:新しいアプリを覚える必要なし
  2. データは自分の手元:プライバシーを守りながらAIを活用
  3. AIから連絡が来る:受け身ではなく、先回りするAI

2026年は「AIを使う」から「AIと暮らす」へとシフトする年。Clawdbotで、その第一歩を踏み出してみませんか?


参考リンク


TIMEWELLのAIコンサルティング

TIMEWELLは、AIエージェント時代のビジネス変革を支援するプロフェッショナルチームです。

提供サービス

  • AIエージェント導入支援: Clawdbotを含む最新AIツールの導入・カスタマイズ
  • エンタープライズAI「ZEROCK」: 社内データと連携する安全なAIプラットフォーム
  • DX推進・新規事業開発: AIを活用したビジネスモデル変革

「Clawdbotを会社で使いたいけど、設定が難しい...」そんな方もお気軽にご相談ください。

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