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オンラインイベントの最適な日時設定ガイド:参加率を最大化するタイムゾーン・曜日・時間帯の選び方

2026-01-21濱本 隆太

オンラインイベントの最適な日時設定ガイド:参加率を最大化するタイムゾーン・曜日・時間帯の選び方。オンラインイベントやウェビナーの参加率を最大化する日時設定のノウハウを解説。ターゲット別の最適な曜日・時間帯、タイムゾーン対応、日程調整ツールの活用法まで実践的に紹介します。

オンラインイベントの最適な日時設定ガイド:参加率を最大化するタイムゾーン・曜日・時間帯の選び方
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こんにちは、株式会社TIMEWELLの濱本隆太です。

オンラインイベントやウェビナーの成功は、コンテンツの質だけでなく「いつ開催するか」に大きく左右されます。最適な日時に開催すれば参加率は飛躍的に向上し、逆に不適切な日時設定は集客の大きな障壁となります。

国内調査では、ウェビナーの平均参加率(申込者に対する実際の参加者の割合)は50〜60%程度とされていますが、曜日や時間帯の選択によって10〜20%もの差が生まれることがわかっています。さらに、グローバルなイベントではタイムゾーンの考慮が不可欠です。

本記事では、3万人以上のウェビナー参加データや各種調査を基に、オンラインイベントの最適な日時を決定するための実践的な方法を詳しく解説します。

ターゲット別・最適な曜日の選び方

オンラインイベントの最適な曜日は、ターゲットとなる参加者の属性によって大きく異なります。一般的な傾向と、ターゲット別の推奨曜日を整理しました。

曜日別の特徴と参加率の傾向

曜日 参加率傾向 特徴
月曜日 低い 週初めで業務が忙しく、イベントへの参加意欲が低い
火曜日 高い 週のリズムが整い、新しい情報への関心が高まる
水曜日 最も高い 週の中間で余裕があり、参加しやすい
木曜日 高い 火曜日と同様に参加率が安定している
金曜日 低い 週末を控え、早めの退社や翌週の準備に意識が向く
土曜日 やや高い 個人向けイベントでは参加しやすいが、ビジネス層は低い
日曜日 低い 休養日として過ごす人が多く、参加率は低い傾向

ターゲット別推奨

  • ビジネスパーソン向け: 火曜〜木曜が最適。特に水曜日は「ノー残業デー」を設定する企業が多く、夕方以降のイベントに参加しやすい
  • 経営者・管理職向け: 火曜・水曜の午前中や昼休み時間帯(12:00〜13:00)が効果的
  • 育児世代向け: 平日10:00〜15:00、または土曜の午前中(9:00〜11:00)
  • NPO・公益団体関係者向け: 平日14:00〜16:00が最も参加しやすい
  • 学生向け: 平日の夕方(17:00〜19:00)や土日の午後

参加率を最大化する時間帯の設定

時間帯の選択は、曜日以上に参加率に影響します。Bizibl Technologies社の3万人分の参加ログ分析や、各種調査から得られた知見をまとめました。

BtoB(企業向け)イベントの最適時間帯

時間帯 参加率 おすすめシーン
10:00〜12:00 高い セミナー、勉強会、製品デモ
12:00〜13:00 やや高い ランチタイムセミナー(30〜45分の短時間向き)
14:00〜16:00 最も高い 本格的なセミナー、パネルディスカッション
16:00〜18:00 やや高い ライトなウェビナー、ネットワーキング
18:00以降 低い 業務後の参加は離脱率が高い

BtoC(一般消費者向け)イベントの最適時間帯

  • 平日: 20:00〜22:00(仕事や家事の後にリラックスして参加できる)
  • 土曜日: 10:00〜12:00、14:00〜16:00
  • 日曜日: 10:00〜12:00(午後は翌日の準備で参加率が下がる)

避けるべき時間帯

  • 朝9:00前(通勤・準備の時間帯)
  • 12:00〜13:00に60分以上のイベント(昼休みをはみ出す)
  • 17:30〜19:00(退社〜帰宅の移動時間帯)
  • 22:00以降(就寝準備の時間帯)

グローバルイベントのタイムゾーン戦略

海外からの参加者がいるイベントでは、タイムゾーンの調整が成功の鍵を握ります。特にリモートワークの普及により、国際的なウェビナーやカンファレンスの需要が増加しています。

主要タイムゾーンの時差一覧

地域 タイムゾーン 日本との時差
日本 JST(UTC+9) -
中国・東南アジア CST/SGT(UTC+8) -1時間
インド IST(UTC+5:30) -3.5時間
欧州(冬時間) CET(UTC+1) -8時間
英国(冬時間) GMT(UTC+0) -9時間
米国東部(冬時間) EST(UTC-5) -14時間
米国西部(冬時間) PST(UTC-8) -17時間

タイムゾーン対応の3つの戦略

戦略1: ゴールデンタイムの設定

日本と主要参加地域の「重なる業務時間帯」を見つけます。例えば、日本とアジア圏を対象にする場合、日本時間の10:00〜12:00は多くのアジア諸国でも業務時間内です。

戦略2: 複数セッション方式

同じ内容のセッションを異なる時間帯で複数回開催します。欧米からの参加者も対象にする場合、日本時間の午前中(アジア向け)と夜間(欧米向け)の2回開催が効果的です。

戦略3: オンデマンド併用方式

ライブセッションを録画し、参加できなかった地域の参加者にはオンデマンドで視聴機会を提供します。ライブ参加者には質疑応答やネットワーキングの特典を付けることで、リアルタイム参加のインセンティブを維持できます。

サマータイムに注意

欧米諸国はサマータイム(夏時間)を導入しており、3月〜11月頃は通常の時差から1時間変動します。国際イベントの日時設定では、サマータイムの切り替え時期に特に注意が必要です。

参加率を高める日程調整ツールと手法

最適な日時を客観的に決定するために、以下のツールと手法を活用しましょう。

日程調整ツール比較

ツール名 特徴 タイムゾーン対応 料金
Doodle 複数候補日から投票形式で最適日を決定 自動変換 無料プランあり
When2meet カレンダー形式で空き時間を視覚的に把握 手動 無料
Calendly スケジュール自動調整、リマインダー送信 自動変換 無料プランあり
World Time Buddy スライダーで複数タイムゾーンの時間を即座に確認 専用機能 無料
TimeAndDate Meeting Planner 複数都市の最適会議時間を自動計算 専用機能 無料

データ活用による最適化

過去のイベントデータを分析することで、自社のターゲットに最適な日時を特定できます。具体的には以下の指標を追跡しましょう。

  • 申込率: 告知からの申込転換率(曜日・時間帯別)
  • 参加率: 申込者のうち実際に参加した割合
  • 視聴維持率: イベント開始から終了まで視聴し続けた割合
  • エンゲージメント: Q&A投稿数、チャット投稿数、アンケート回答率

イベント運営を効率化するプラットフォーム選び

日時の最適化と並んで、イベント運営の効率化も参加率向上に大きく寄与します。TIMEWELLが提供する「BASE」は、AIネイティブのコミュニティ・イベントプラットフォームとして、最短60秒でイベントページを作成できます。

BASEでは、イベント告知、参加者管理、リマインダー配信、アンケート収集まで一元管理が可能です。特にリマインダーメールの自動配信機能は、参加率の向上に直結します。調査によると、イベント前日と当日のリマインダーを送ることで、参加率が平均15〜20%向上するとされています。

成功するイベント日時設定のチェックリスト

最後に、イベント日時を決定する際のチェックリストをまとめます。

事前確認事項

  • ターゲット参加者の属性(職業、年齢層、地域)を明確にしたか
  • 過去のイベントデータを分析し、最適パターンを把握しているか
  • 競合イベントや業界の大型イベントとの日程重複を確認したか
  • 祝日・連休・年末年始などの影響を考慮したか
  • 海外参加者がいる場合、タイムゾーンとサマータイムを確認したか
  • イベント時間は適切か(理想は45〜90分、最大でも2時間以内)

まとめ

  • ウェビナーやオンラインイベントの参加率は、曜日と時間帯の選択で10〜20%の差が生じる
  • BtoBイベントは火〜木曜の14:00〜16:00が最も参加率が高く、月・金曜は避けるべき
  • BtoCイベントは平日夜20:00〜22:00、土曜の午前・午後が効果的
  • グローバルイベントでは複数セッション方式やオンデマンド併用で多地域に対応可能
  • Doodle、Calendlyなどの日程調整ツールを活用し、データに基づく日時決定を行うべき
  • リマインダー配信の自動化により、参加率をさらに15〜20%向上できる
  • 過去の参加データを分析し、自社ターゲットに最適なパターンを継続的に改善することが重要

参考文献

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