イベントツール比較FAQ|Peatix・EventRegist・BASEの違いを徹底解説
株式会社TIMEWELLの濱本です。「Peatixでいいのか、他にもっといいツールがあるのか」。イベント運営を始めると、ツール選びで悩む方が多いです。Peatix、EventRegist、そして弊社のBASE。それぞれに強みと弱みがあります。
自社のイベントにはどれが合うのか。費用、機能、使い勝手、拡張性の観点からよくある質問にお答えします。
基本情報と特徴
Q: Peatixの特徴を教えてください。
A: 国内最大級のイベントプラットフォームで、840万人以上の会員基盤を持っています。無料イベントなら費用ゼロで使え、最短5分でイベントページを作成可能。集客力が最大の強みで、Peatixのユーザーが「近くのイベント」を検索して流入するため、自前のリストがなくても参加者が集まりやすいんです。
Q: EventRegistの特徴を教えてください。
A: 法人利用に特化したイベント管理プラットフォーム。カスタマイズ性の高さが売りで、大規模カンファレンスや展示会の運営にも対応できます。招待制イベントや来場者管理の機能が充実しており、BtoB企業の利用が多い印象です。
Q: BASEはイベントツールとして何が違いますか?
A: BASEはイベント単発のツールではなく、コミュニティプラットフォームの中にイベント機能を組み込んでいる点が根本的に異なります。イベント開催後も、参加者がコミュニティに残ってくれる設計です。イベントを「単発の集客」ではなく「継続的な関係構築」の起点にしたい場合に向いています。AIネイティブな設計で、運営の自動化や分析にも強みがあります。
Q: 他にどんなイベントツールがありますか?
A: eventos(大規模バーチャルイベント向け)、CLOUD PASS(展示会・フェス向け)、STORES予約(サロン・教室向け)などがあります。IT・エンジニア系のイベントならconnpassも外せない選択肢。connpassは無料で使え、IT業界の勉強会やミートアップでは圧倒的な集客力があります。用途によって最適なツールは異なるので、「何のためのイベントか」を起点に選ぶのが正解です。
費用に関する比較
Q: 各ツールの費用はどれくらいですか?
A: 主要3サービスの費用体系を整理します。
| サービス | 無料イベント | 有料イベント | 月額固定費 |
|---|---|---|---|
| Peatix | 無料 | 4.9% + 99円/枚 | なし |
| EventRegist | 無料 | プランにより異なる | プランにより発生 |
| BASE | 無料 | 月額プランに含む | あり(プラン別) |
Peatixは従量課金型なので、小規模・不定期のイベントにはコスト面で有利です。EventRegistは法人プランの場合、月額固定費がかかりますが大規模イベントでは割安になるケースがあります。BASEはコミュニティ運営費の中にイベント機能が含まれるので、コミュニティ運営とイベントの両方をやるなら一本化できてお得です。
Q: 無料で使えるツールでも十分ですか?
A: 小規模な無料イベントを試しに開催するなら十分です。ただし、有料チケットの販売、ブランドに合わせたデザインカスタマイズ、詳細な分析レポートなどが必要になると、有料プランへの移行が前提になります。無料プランで試して、本格運用の手応えを感じてから有料に切り替えるのが堅実です。
Q: 決済手数料はどう比較すればいいですか?
A: 有料イベントの場合、チケット1枚あたりの手数料率を比較してください。Peatixは4.9%+99円/枚と明確です。EventRegistはプランによって異なります。月に複数回イベントを開催し、チケット単価が高い場合は月額固定制のプランのほうがトータルで安くなることがあります。年間のイベント回数と単価で試算するのがポイントです。
機能に関する比較
Q: 参加者管理機能はどう違いますか?
A: ここは各ツールの設計思想が出る部分です。Peatixは申込者リストの閲覧、メッセージ送信、QRコード受付が基本機能。シンプルで迷わない設計。EventRegistはそこから一歩踏み込んで、招待制管理やセッション単位の出欠、来場者の行動データ取得まで対応しています。BASEはアプローチが異なり、コミュニティメンバーとしての管理がベースにあるので、イベント前後のコミュニケーションも含めた一元管理ができます。
Q: メール配信機能の違いは?
A: Peatixは申込者への一括メッセージ送信が可能ですが、デザインのカスタマイズは限定的。EventRegistは法人プランでHTML形式のカスタムメール配信に対応しています。BASEはコミュニティ内のメンバーへの通知機能として使え、プッシュ通知も併用できるので到達率が高い。正直なところ、メール配信機能だけで選ぶならEventRegistが最も自由度があります。
Q: アンケート機能はありますか?
A: 3サービスとも対応しています。Peatixは基本的なアンケート機能を提供。EventRegistはカスタムフォームで詳細な設問設計が可能です。BASEはコミュニティ内でのフィードバック収集が自然にできるほか、Googleフォームなど外部ツールとの連携も容易。
カスタマイズ・ブランディングに関する質問
Q: イベントページのデザインはどこまで変えられますか?
A: Peatixはテンプレートに沿った範囲でのカスタマイズに限られます。ヘッダー画像やテキストは変更できますが、レイアウト自体は変えられません。EventRegistはCSS編集や独自ドメインの設定が可能(法人プラン)で、自社ブランドに合わせたページが作れます。BASEはコミュニティ全体のデザインとして統一感のあるイベントページを構築できます。
Q: 独自ドメインは使えますか?
A: Peatixは原則としてPeatixドメインのみです。EventRegistは法人プランで独自ドメインに対応。BASEもカスタムドメインの設定が可能です。ブランドの一貫性を重視する企業であれば、独自ドメインに対応するサービスを選んだほうがいいでしょう。
Q: ブランドガイドラインに沿ったデザインは可能ですか?
A: EventRegistとBASEは法人プランで対応可能です。ロゴ、カラー、フォントを自社のガイドラインに合わせたカスタマイズができます。Peatixはブランディングの自由度が低いので、厳格なガイドラインがある企業には向かない場合があります。
API連携・拡張性に関する質問
Q: CRMやMAツールと連携できますか?
A: EventRegistはHubSpotやMarketoなどのMAツールとのデータ連携に対応しています。Peatixは公式APIが限られており、Zapierなどの中間ツールを使った連携が一般的です。BASEは各種ツールとのAPI連携を想定した設計になっており、イベント参加データをCRMに自動連携させる運用が可能です。
Q: APIでどんなことができますか?
A: イベント参加者データの自動取得、チケット販売状況のリアルタイム連携、参加者へのフォローアップメールの自動配信などが代表的です。APIを活用すると、手作業でのデータ転記がなくなり、運営の工数を大幅に削減できます。
Q: Webhook対応はしていますか?
A: EventRegistは法人プランでWebhook対応があります。Peatixは公式にはWebhookを提供していません。BASEはWebhook通知に対応しており、申込発生時やチケット購入時にリアルタイムで外部システムへデータを送信できます。
選び方の判断基準
Q: 結局、どのツールを選べばいいですか?
A: 目的で選んでください。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| とにかく集客力が欲しい | Peatix |
| 大規模カンファレンスを運営したい | EventRegist |
| イベントを起点に継続的な関係を作りたい | BASE |
| 初めてイベントを開催する | BASE |
| 自社ブランドを徹底したい | EventRegist / BASE |
| コミュニティ運営もセットでやりたい | BASE |
Q: 複数のツールを併用しても問題ありませんか?
A: 問題ありませんが、データの分散には注意してください。お客様の声を聞いていると、Peatixで集客し、参加後のフォローはBASEのコミュニティで行う、という併用パターンはかなり多い。大事なのは、参加者データを一か所に集約する仕組みを作っておくことです。
まとめ
イベントツールの選定は、一つの正解があるわけではありません。自社の状況に合ったものを選ぶのが最善です。
- 集客力重視・単発イベント中心:Peatixが手軽で始めやすい
- 法人利用・カスタマイズ重視:EventRegistが細かい要件に対応できる
- コミュニティと一体運営:BASEがイベント後の関係構築まで一本化できる
- 迷ったら:BASEなら60秒でイベントページを作れるので、まずは小さく始めて反応を見るのがおすすめ
各ツールの機能・費用・拡張性をまとめたホワイトペーパーも用意していますので、社内検討の材料にしたい方はイベントツール比較ホワイトペーパーをご覧ください。「イベントを一過性にしたくない」「参加者と長期的な関係を築きたい」という方には、BASEという選択肢も検討に加えてみてください。
