イベントページの作り方|ノーコードで60秒、必須要素チェックリスト付き
株式会社TIMEWELLの濱本です。
セミナーや勉強会を企画して、いざ告知しようとしたときにぶつかるのが「イベントページをどう作るか」という問題です。
社内にデザイナーもエンジニアもいない。外注すると費用も時間もかかる。かといって、テキストだけのメール告知では参加意欲を引き出しにくい。結局、PeatixやEventRegistに登録してテンプレ的なページを作るけど、自社のブランドに合ったページにはならない。
こんな経験、ありませんか。
この記事では、デザインやコーディングの知識がなくても魅力的なイベントページを作れる方法を紹介します。必要な要素のチェックリスト、参考レイアウト3パターン、そしてBASEを使った60秒での作成手順も解説します。
イベントページに必要な要素チェックリスト
まず、イベントページに何を載せるべきかを整理しましょう。以下のチェックリストを使って、漏れがないか確認してください。
必須要素(これがないと申し込みが減る)
| 要素 | 内容 | よくある失敗 |
|---|---|---|
| イベント名 | 内容が伝わるタイトル(30字以内推奨) | 社内用語や略称を使ってしまう |
| 日時 | 開始〜終了時刻、曜日も明記 | タイムゾーンの記載漏れ(海外参加者がいる場合) |
| 形式 | オンライン / オフライン / ハイブリッド | 会場住所やZoomリンクの案内漏れ |
| 参加費 | 無料なら「無料」と明記 | 金額を目立たない場所に書いてしまう |
| 対象者 | 誰に向けたイベントか | 「どなたでも」と書いてターゲットが曖昧になる |
| 得られること | 参加して何が得られるか、3つ程度 | イベント内容の説明だけで、メリットが不明 |
| 申込ボタン | 目立つ位置に配置 | ページの一番下にだけある |
| 登壇者情報 | 名前、肩書き、写真、実績 | プロフィールが長すぎて読まれない |
| プログラム | 時間割形式でセッション内容を記載 | 「詳細は当日お伝えします」で中身が不明 |
| 定員 | 具体的な人数 | 定員なしにして緊急性がなくなる |
あると効果的な要素
| 要素 | 効果 | 優先度 |
|---|---|---|
| アイキャッチ画像 | 視覚的な第一印象。SNSシェア時にも表示される | 高 |
| 参加者の声 | 過去イベントの満足度や感想 | 高 |
| FAQ | 「録画はありますか?」「途中退出できますか?」などの不安解消 | 中 |
| 主催者情報 | 信頼性の担保。企業名、サイトURL | 中 |
| キャンセルポリシー | 有料イベントの場合は必須 | 有料の場合は必須 |
| SNSシェアボタン | 参加者による拡散を促す | 中 |
| 関連イベント | シリーズ開催の場合、過去回のリンク | 低 |
参考レイアウト3パターン
イベントの種類に合わせた3つのレイアウトパターンを紹介します。
パターン1:ビジネスセミナー型
BtoB向けのセミナーや講演会に適したレイアウトです。信頼感と情報の明確さを重視します。
┌──────────────────────────────────┐
│ ヘッダー画像(イベント名 + 日時) │
├──────────────────────────────────┤
│ イベント概要(3〜4行) │
│ ───────────────────── │
│ こんな方におすすめ(箇条書き3つ) │
│ ───────────────────── │
│ 【申込ボタン】 │
├──────────────────────────────────┤
│ プログラム(時間割形式) │
├──────────────────────────────────┤
│ 登壇者プロフィール(写真 + 経歴) │
├──────────────────────────────────┤
│ 参加者の声(過去イベントの感想) │
├──────────────────────────────────┤
│ 開催概要(日時、場所、費用、定員) │
│ 【申込ボタン】 │
├──────────────────────────────────┤
│ FAQ │
├──────────────────────────────────┤
│ 主催者情報 │
└──────────────────────────────────┘
ポイントは、申込ボタンを2箇所(ページ上部と下部)に配置すること。ページ途中で「申し込みたい」と思った人が迷わずに済みます。
パターン2:ワークショップ・勉強会型
参加型イベントに適したレイアウト。「何が得られるか」と「参加の雰囲気」を伝えることが重要です。
┌──────────────────────────────────┐
│ ヘッダー画像(参加者の様子がわかる写真)│
├──────────────────────────────────┤
│ キャッチコピー(1行で価値を伝える) │
│ ───────────────────── │
│ イベント概要 │
│ ───────────────────── │
│ 得られるもの(アイコン + テキスト3つ) │
│ 【申込ボタン】 │
├──────────────────────────────────┤
│ 当日の流れ(タイムライン形式) │
│ ┌──── ──── ──── ──── ┐ │
│ │ 導入 → 講義 → 実践 → 共有 │ │
│ └──── ──── ──── ──── ┘ │
├──────────────────────────────────┤
│ ファシリテーター紹介 │
├──────────────────────────────────┤
│ 過去の参加者の声 │
│ ───────────────────── │
│ 持ち物・準備するもの │
├──────────────────────────────────┤
│ 開催概要 + 【申込ボタン】 │
└──────────────────────────────────┘
ワークショップの場合、「持ち物・準備するもの」セクションを入れると、参加者の不安が軽減されます。「ノートPCをご用意ください」「事前課題はありません」など、明確に書いてください。
パターン3:カジュアル交流会型
ネットワーキングやファンミーティングなど、交流が主目的のイベント向けです。
┌────────────────────────────────────┐
│ ヘッダー画像(明るく楽しい雰囲気) │
├────────────────────────────────────┤
│ イベントの一言紹介 │
│ ────────────────────── │
│ こんな人に会えます(参加者像3つ) │
│ 【申込ボタン】 │
├────────────────────────────────────┤
│ 当日のプログラム │
│ ┌──────────┐┌──────────┐┌────────┐ │
│ │ 乾杯 ││テーマトーク││ フリー │ │
│ │ 自己紹介 ││ グループ別 ││ 交流 │ │
│ └──────────┘└──────────┘└────────┘ │
├────────────────────────────────────┤
│ 会場情報(写真 + 地図) │
├────────────────────────────────────┤
│ 参加費・定員 │
│ 【申込ボタン】 │
├────────────────────────────────────┤
│ 主催者から一言 │
└────────────────────────────────────┘
交流会型のページでは、「どんな人が来るのか」を具体的に書くのが効果的です。「マーケ担当者が中心」「20代〜30代が多い」「初参加の方も多いので安心」など、参加する前の不安を取り除く情報が大切です。
BASEで60秒でイベントページを作る手順
ここからは、BASEを使って実際にイベントページを作る手順を説明します。コーディングもデザインスキルも不要です。
手順1:テンプレートを選ぶ(10秒)
BASEにログインしたら「新規ページ作成」を選びます。ダッシュボード上部のボタンから、イベントの種類に合ったテンプレートが一覧で表示されます。セミナー、ワークショップ、交流会など、目的別のテンプレートがあるので最も近いものを選んでください。
テンプレートを選んだ時点で、レイアウト構造、配色、フォントの組み合わせが整った状態になります。ゼロからデザインを考える必要がありません。
手順2:基本情報を入力する(20秒)
テンプレートのフォームに沿って、イベントの基本情報を入力します。
- イベント名
- 日時
- 形式(オンライン / オフライン / ハイブリッド)
- 参加費
- 定員
- 概要文(2〜3行)
AIアシスタント機能を使えば、概要文のたたき台を自動生成できます。「AIに書かせてから手直しする」ほうが、ゼロから考えるよりずっと速いです。
手順3:詳細コンテンツを追加する(20秒)
プログラム、登壇者情報、対象者、FAQなどのブロックを追加します。画面左側のブロック一覧から必要な要素を選ぶと、編集エリアに追加されます。ドラッグ&ドロップで順序を入れ替えられるので、先ほど紹介したレイアウトパターンを参考に構成を調整してください。
画像のアップロードもここで行います。ヘッダー画像がなくても自動でカラーバナーが生成されるので、写真素材がない場合でも見栄えの良いページになります。
手順4:申込フォームを設定する(10秒)
参加者から取得したい情報を選択します。基本は「名前」「メールアドレス」のみで十分です。取得項目が多いほど離脱率が上がるので、必要最小限に抑えてください。
有料イベントの場合は、決済連携の設定もこのステップで行います。
手順5:公開する
プレビューで確認して、問題なければ公開ボタンを押します。URLが自動生成されるので、そのまま告知に使えます。OGP画像(SNSシェア時に表示されるサムネイル)も自動で生成されるため、SNSでシェアしたときの見栄えも整います。
イベントページの主要プラットフォーム比較
「どのツールでイベントページを作るべきか」の判断材料として、主要プラットフォームの特徴を比較しました。
| 項目 | Peatix | EventRegist | STUDIO | BASE |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | 無料〜 | 無料〜 | 要問合せ |
| 有料イベント手数料 | 4.9% + 99円/枚 | 8%(決済手数料込) | 決済連携が別途必要 | 要問合せ |
| ページ作成の自由度 | 低(テンプレ固定) | 低〜中 | 高(ノーコードで自由設計) | 高(AI自動生成) |
| 作成にかかる時間 | 10〜20分 | 10〜20分 | 1〜数時間 | 60秒 |
| コミュニティ機能 | あり | なし | なし | あり |
| 集客力(プラットフォーム内) | 高(840万ユーザー) | 中 | なし | 低〜中 |
| 分析機能 | 基本的 | 基本的 | 基本的 | AI分析あり |
| ブランドカスタマイズ | 限定的 | 限定的 | 自由 | 自由 |
Peatixはプラットフォーム内に840万人のユーザーがいるため、集客力では強みがあります。ただし、ページデザインの自由度は限られています。
STUDIOは美しいページを作れますが、イベント管理(申込・参加者管理・リマインド)は別のツールで補う必要があります。
BASEは、ページ作成のスピードとコミュニティ連携が強み。イベント単体ではなく「コミュニティ運営の一環としてイベントを開催する」使い方に向いています。
イベントページで参加率を上げるテクニック
ページを作ったあと、さらに参加率を高めるためのテクニックを紹介します。
テクニック1:ファーストビューで価値を伝えきる
訪問者の約60%は、ページの上部だけを見て離脱するか申し込むかを判断します。ファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)に、以下の3つを必ず入れてください。
- 何のイベントか(タイトルで伝わる)
- 誰向けか(ターゲットが一目で分かる)
- いつか(日時が明記されている)
テクニック2:ソーシャルプルーフを入れる
「過去の参加者200名以上」「満足度95%」「参加者の声」など、他の人が参加している実績を示すと、申込のハードルが下がります。初回開催で実績がない場合は、登壇者の実績や主催者の信頼性で補ってください。
テクニック3:スマホでの見え方を確認する
告知をSNSで行う場合、大半の人はスマートフォンでページを閲覧します。PCでは問題なくても、スマホで見ると文字が小さかったり、申込ボタンが見つけにくかったりすることがあります。公開前にスマホで必ず確認してください。
BASEのテンプレートはモバイル対応が標準なので、この点は安心です。
テクニック4:申込フォームの項目を減らす
入力項目が1つ増えるごとに、申込完了率は約10%低下すると言われています。本当に必要な情報だけに絞ってください。
| 取得すべき情報 | 取得タイミング | 理由 |
|---|---|---|
| 名前 | 申込時 | 最低限の本人確認 |
| メールアドレス | 申込時 | リマインド送信に必須 |
| 会社名 / 所属 | 申込時(任意) | BtoBの場合はあると便利 |
| 聞きたいこと | 事前アンケート(別途) | 当日の内容に反映。申込フォームには入れない |
| 満足度 | イベント後 | 次回改善のための情報 |
「聞きたいこと」は申込フォームではなく、別途事前アンケートとして送るほうが、申込の離脱を防げます。
まとめ
イベントページは「作り込む」よりも「必要な情報を漏れなく、見やすく載せる」ことが大事です。
- 必須要素チェックリストで漏れをなくす
- レイアウトはイベントの種類に合わせて選ぶ
- ファーストビューに「何が・誰向けに・いつ」を入れる
- 申込フォームの項目は最小限にする
- スマホでの見え方を必ず確認する
BASEなら、AIを活用してテンプレート選択から公開まで60秒で完了します。ページ作成に時間をかけるのではなく、集客やコンテンツの準備に時間を使いたい方にはぴったりのツールです。コミュニティ機能と連携すれば、イベント参加者をそのままコミュニティメンバーとして囲い込むこともできます。
BASEの詳細はこちらからご確認ください。
