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HomeColumnsTRAFEED【2026年版】非該当証明書とは?該非判定の手順とパラメータシートの書き方を初心者向けに解説
TRAFEED

【2026年版】非該当証明書とは?該非判定の手順とパラメータシートの書き方を初心者向けに解説

2026-01-23濱本 隆太
輸出管理TRAFEEDAIグローバル

【2026年版】非該当証明書とは?該非判定の手順とパラメータシートの書き方を初心者向けに解説。非該当証明書・該非判定書・パラメータシートの違いと作成方法を初心者向けに解説。該非判定の4ステップ、項目別対比表の使い方、よくあるミスと対策まで網羅。

【2026年版】非該当証明書とは?該非判定の手順とパラメータシートの書き方を初心者向けに解説
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【2026年版】非該当証明書とは?該非判定の手順とパラメータシートの書き方を初心者向けに解説

株式会社TIMEWELLの濱本です。

「非該当証明書を提出してください」「該非判定書が必要です」

海外への輸出を行う際、取引先や税関からこのような依頼を受けたことはありませんか?

初めて対応する方にとっては、「何をどう判定すればいいのか」「どんな書類を作ればいいのか」がわかりにくいものです。

本記事では、非該当証明書と該非判定の基本から、パラメータシートの使い方、よくあるミスまで、初心者にもわかりやすく解説します。


要約(この記事でわかること)

  • 該非判定:輸出品が規制対象かどうかを確認する作業
  • 非該当証明書:規制に「該当しない」ことを証明する書類
  • パラメータシート:製品スペックと規制基準を照合するチェックシート
  • 判定の責任:経済産業省は判定しない。輸出者の自己責任
  • ミスのリスク:判定ミスは外為法違反につながる可能性あり

目次

  1. 該非判定とは?なぜ必要なのか
  2. 非該当証明書・該非判定書・パラメータシートの違い
  3. 該非判定の4つのステップ
  4. パラメータシートの入手方法と書き方
  5. 項目別対比表(CISTEC様式)の使い方
  6. よくあるミスと注意点
  7. AIで該非判定を効率化する方法

該非判定とは?なぜ必要なのか

該非判定の定義

**該非判定(がいひはんてい)**とは、輸出しようとする貨物や提供しようとする技術が、法令で規制されているものかどうかを確認する作業です。

簡単に言えば、「この製品は輸出許可が必要なものですか?」を判断することです。

法的根拠

該非判定は、以下の法令に基づいて行われます。

法令 対象
輸出貿易管理令別表第1 貨物(1項〜15項)
外国為替令別表 技術(1項〜15項)

これらの法令で規定された品目・仕様(スペック)に該当する場合、輸出には経済産業大臣の許可が必要です。

なぜ必要なのか

該非判定が必要な理由は以下の通りです。

理由 説明
法的義務 外為法により、輸出者に確認義務がある
罰則回避 無許可輸出は刑事罰・行政制裁の対象
税関対応 税関から根拠を求められることがある
取引先の要求 海外取引先から提出を求められることが多い

重要なポイント

経済産業省は該非判定を行いません。 輸出者が自らの責任で判定を行う必要があります。

これは非常に重要なポイントです。「経産省に聞けば教えてもらえる」と思っている方がいますが、判定の責任は輸出者にあります。


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非該当証明書・該非判定書・パラメータシートの違い

3つの書類の関係

輸出管理で使われる書類には、いくつかの名称があります。混乱しやすいので整理しましょう。

名称 内容
該非判定書 該非判定の結果を記録した書類の総称
非該当証明書 規制に「該当しない」ことを証明する書類
パラメータシート 製品スペックを記入して判定するチェックシート
項目別対比表 CISTEC様式のチェックシート

該非判定書と非該当証明書の違い

区分 該非判定書 非該当証明書
意味 判定作業の記録 非該当の証明
判定結果 該当・非該当どちらも 非該当のみ
用途 社内記録、許可申請添付 税関提出、取引先提出

簡単に言えば、「該非判定書」は判定作業の記録であり、その結果が「非該当」だった場合の証明書が「非該当証明書」です。

パラメータシートとは

パラメータシートは、製品の仕様(スペック)を記入して、規制基準と照合するためのチェックシートです。

特徴:

  • 分野別(通信、コンピュータ、工作機械等)に用意されている
  • 製品のスペックを記入する欄がある
  • 規制基準値と比較して該当・非該当を判定できる

項目別対比表とは

項目別対比表は、CISTEC(安全保障貿易情報センター)が提供する様式で、輸出令別表第1の全項目をチェックできるシートです。

特徴:

  • 全品目を網羅している
  • 該当する可能性のある項番をすべてチェックできる
  • パラメータシートがない品目にも対応

該非判定の4つのステップ

ステップ1:判定対象の特定

まず、判定すべき貨物・技術を明確にします。

確認事項:

  • 製品名、型番
  • 仕様(スペック)
  • 設計図、仕様書、マニュアル
  • 技術情報の有無

ステップ2:該当する可能性のある項番の選定

次に、製品がどの規制項目に該当する可能性があるか、目星をつけます。

輸出令別表第1の主な項番:

項番 対象
1項 武器
2項 原子力
3項 化学兵器
3の2項 生物兵器
4項 ミサイル
5項 先端素材(炭素繊維等)
6項 材料加工(工作機械等)
7項 エレクトロニクス(半導体等)
8項 コンピュータ
9項 通信
10項 センサー・レーザー
11項 航法装置
12項 海洋関連
13項 推進装置
14項 その他
15項 機微品目(暗号等)

ステップ3:スペックの確認

製品の仕様が、規制基準に該当するかどうかを確認します。

必要な情報:

  • 技術仕様書
  • カタログ
  • 試験成績書
  • メーカーからの回答

ステップ4:判定と記録

スペックと規制基準を照合し、判定結果を記録します。

判定結果のパターン:

結果 対応
該当 経済産業大臣の許可申請が必要
非該当 許可不要(ただし、キャッチオール規制の確認が必要)
判定不能 追加情報の収集、専門家への相談

パラメータシートの入手方法と書き方

入手方法

パラメータシートは、以下から入手できます。

提供元 内容
CISTEC 有料(会員は無料)
JMC(日本機械輸出組合) 有料
経済産業省 一部項目のみ無料公開
メーカー 製品に添付されていることも

パラメータシートの構成

一般的なパラメータシートは、以下のような構成になっています。

  1. 製品情報欄:品名、型番、メーカー
  2. スペック記入欄:製品の仕様を記入
  3. 規制基準欄:法令の規制値が記載
  4. 判定結果欄:該当・非該当を記入
  5. 判定者情報:判定日、判定者名

書き方のポイント

1. 正確なスペックを記入する

メーカーの公式資料に基づいて記入してください。カタログ値と実測値が異なる場合は注意が必要です。

2. 単位を間違えない

規制基準の単位と製品スペックの単位が異なる場合、換算が必要です。

3. 「以下」「未満」の違いに注意

規制基準が「500以下」の場合、500は該当します。「500未満」の場合、500は該当しません。

4. 全ての該当項目をチェック

1つの項目で非該当でも、他の項目で該当する可能性があります。

記入例

【製品情報】
品名:工作機械 Model-X
型番:WM-5000
メーカー:○○精機株式会社

【スペック】
位置決め精度:8μm
制御軸数:5軸

【判定】
輸出令別表第1 6項(1):非該当
理由:位置決め精度が規制値(6μm以下)を超えているため

判定日:2026年1月23日
判定者:輸出管理部 山田太郎

項目別対比表(CISTEC様式)の使い方

項目別対比表とは

項目別対比表は、輸出令別表第1の全項目(1項〜15項)について、該当・非該当をチェックできる様式です。

パラメータシートとの使い分け

状況 使用する様式
パラメータシートがある品目 パラメータシート
パラメータシートがない品目 項目別対比表
初めて判定する製品 まず項目別対比表で全体を確認

使い方の手順

1. 全項目を確認

1項から15項まで、すべての項目を確認します。

2. 明らかに非該当の項目を除外

例えば、電子部品であれば、1項(武器)、2項(原子力)、3項(化学兵器)などは明らかに非該当です。

3. 該当可能性のある項目を詳細確認

残った項目について、省令(貨物等省令)の詳細な規定を確認します。

4. 判定結果を記録

各項目の判定結果と根拠を記録します。

注意点

パラメータシートがないからといって非該当ではありません。 項目別対比表で全項目を確認する必要があります。

パラメータシートは主要な品目用に用意されていますが、すべての品目を網羅しているわけではありません。


よくあるミスと注意点

ミス1:一部の項目しかチェックしない

問題:「この製品は通信機器だから9項だけ見ればいい」と思い、他の項目を見ない。

正しい対応:通信機器でも、7項(エレクトロニクス)、8項(コンピュータ)、15項(暗号)に該当する可能性があります。全項目を確認しましょう。

ミス2:古いスペックで判定する

問題:製品がバージョンアップしたのに、古いパラメータシートを使い回す。

正しい対応:製品の仕様変更があった場合は、再度該非判定が必要です。

ミス3:メーカーの判定を鵜呑みにする

問題:メーカーから「非該当です」と言われたので、そのまま輸出した。

正しい対応:メーカーの判定書を入手しても、輸出者の責任で内容を確認する必要があります。判定責任は輸出者にあります。

ミス4:キャッチオール規制を忘れる

問題:リスト規制で非該当だったので、そのまま輸出した。

正しい対応:非該当でも、最終用途・最終需要者によってはキャッチオール規制の対象になります。用途・需要者の確認も必要です。

ミス5:技術の該非判定を忘れる

問題:貨物の該非判定はしたが、技術(設計図、マニュアル等)の判定をしなかった。

正しい対応:貨物と一緒に技術情報を提供する場合、技術についても別途該非判定が必要です。

ミス6:「民生品だから大丈夫」と思い込む

問題:一般に市販されている製品だから規制対象ではないと思った。

正しい対応:市販品でも、スペックによっては規制対象になります。必ず判定を行いましょう。


AIで該非判定を効率化する方法

該非判定の課題

該非判定には、以下のような課題があります。

課題 詳細
専門知識が必要 法令の理解、技術知識が必要
時間がかかる 1件の判定に数時間〜数日
ミスのリスク 判定ミスは法令違反につながる
規制変更への対応 法令改正に追従が必要
人材不足 判定できる人材が限られている

TRAFEED(旧ZEROCK ExCHECK)による解決

**TRAFEED(旧ZEROCK ExCHECK)**は、株式会社TIMEWELLが提供する輸出管理特化型AIエージェントです。

機能 内容
該非判定支援 製品スペックから該当項番を自動提案
判定根拠の提示 なぜ該当/非該当かの根拠を明示
規制情報の自動更新 法令改正を自動でキャッチ
判定履歴の管理 過去の判定結果を一元管理

導入効果

指標 効果
判定時間 80%削減
判定精度 99%以上
規制変更の見落とし ゼロ

AIと人間の役割分担

作業 AI(TRAFEED(旧ZEROCK ExCHECK)) 人間
該当項番の候補抽出 ○ 確認
スペックと規制値の照合 ○ 確認
判定根拠の作成 ○ 確認・承認
最終判定 提案 決定
規制変更の検知 ○ 対応検討

重要:AIはあくまで支援ツールです。最終的な判定責任は**人間(輸出者)**にあります。


まとめ

本記事のポイント

  • 該非判定:輸出品が規制対象かどうかを確認する自己責任の作業
  • 非該当証明書:規制に「該当しない」ことを証明する書類
  • パラメータシート:製品スペックと規制基準を照合するシート
  • 4つのステップ:対象特定→項番選定→スペック確認→判定記録
  • 注意点:全項目チェック、キャッチオール規制、技術の判定も忘れずに

該非判定の鉄則

  1. 経産省は判定しない:自分で判定する責任がある
  2. 全項目をチェック:一部だけ見て判断しない
  3. 記録を残す:判定根拠を明確に記録
  4. 定期的に見直す:規制変更、製品変更に対応
  5. 不明点は専門家に相談:グレーゾーンは無理に判断しない

TIMEWELLの該非判定支援

TIMEWELLは、輸出管理の該非判定業務を効率化するソリューションを提供しています。

TRAFEED(旧ZEROCK ExCHECK)のご相談

  • 導入相談:貴社の該非判定業務を診断
  • デモ:AIによる判定支援を体験
  • カスタマイズ:業界・製品に合わせた最適化

「複雑な該非判定を、AIがサポート」

該非判定の効率化について、まずはお気軽にご相談ください。

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参考情報

  • 経済産業省 安全保障貿易管理ガイダンス
  • CISTEC 安全保障貿易情報センター
  • JMC 日本機械輸出組合
  • JETRO 該非判定について

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