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7件の記事

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FDEとビジネス・エスノグラフィー|現場に住み込むように学び、暗黙知を製品に変える
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FDEとビジネス・エスノグラフィー|現場に住み込むように学び、暗黙知を製品に変える

観察法が「何をしているか」を拾うのに対し、エスノグラフィーは「なぜそれが当然なのか」を拾います。FDE実践シリーズの3本目は、人類学の方法がゼロックスの研究所を経て企業の現場に入った経緯、ポランニーの暗黙知と野中郁次郎の共同化、厚い記述の書き方、観察法との違いを整理し、FDEがなぜ数週間を現場で過ごすのかを説明します。受託の業務分析が「業務」を対象にするのに対し、FDEのエスノグラフィーは「その会社の当然」を対象にし、学んだことを製品の標準機能に変えます。住み込みの請負にならないための時間区切りと成果物の決め方も書きます。

2026-09-15濱本 隆太
FDEを成立させるインタビュースキル|現場のインサイトを引き出す聴き方
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FDEを成立させるインタビュースキル|現場のインサイトを引き出す聴き方

FDE(Forward Deployed Engineer)の成否は、コードを書く速さではなく、現場から本当の要件を引き出す聴き方で決まります。当社のエンジニアはインタビュー技法の研修を受けたうえで現場に入っていますが、研修で身につく「型」と、現場で初めて身につく「違和感の言語化」は別物でした。発見・深掘り・検証の3種類のインタビュー、過去の具体的な出来事を聞くクリティカル・インシデント法、トヨタの5回のなぜ、沈黙とオウム返し、二人一組の記録、AI文字起こしとの分担まで、エンジニアがそのまま使える形で整理します。

2026-09-15濱本 隆太
FDEとKJ法|現場の断片を構造に変える手順と、AIと分担する境界
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FDEとKJ法|現場の断片を構造に変える手順と、AIと分担する境界

インタビュー、観察、エスノグラフィーで集めた現場の断片は、そのままでは実装に使えません。断片を構造に変える方法として、当社のエンジニアが使っているのが、文化人類学者の川喜田二郎が野外調査のために作ったKJ法の考え方です。FDE実践シリーズの4本目は、一枚一句のラベル作り、似たもの集め、図解、文章化という手順を、現場のメモを材料にして具体的に書きます。AIに任せる工程と人が残す工程の境界、受託の要件整理との違い、そして構造化した結果を翌週の実装に返す方法まで扱います。KJ法は株式会社川喜田研究所の登録商標で、正式な研修は同社が行っています。

2026-09-15濱本 隆太
FDEの観察法|シャドーイングと文脈的質問法で「説明されない手順」を拾う
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FDEの観察法|シャドーイングと文脈的質問法で「説明されない手順」を拾う

インタビューで聞けるのは、現場の仕事の半分です。残りの半分は、担当者自身が説明できない手順の中にあり、観察でしか拾えません。FDE実践シリーズの2本目は、シャドーイング、コンテクスチュアル・インクワイアリー(文脈的質問法)、思考発話の3つの観察法を、いつ使い、どこに座り、何を見て、何を書くかまで具体的に整理します。大野耐一のチョークの円、ホーソン効果への対処、受託開発の現状調査との違い、観察した翌日に動くものを置くFDEの手順、そして当社が現場で見てきた4つの型を書きます。

2026-09-15濱本 隆太
FDEの1週間|初日にコードを出し、金曜に製品へ返すまでの実装プロセス
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FDEの1週間|初日にコードを出し、金曜に製品へ返すまでの実装プロセス

当社が「最速で実装できる」と言う根拠は、エンジニアの手が速いことではなく、聞いて、作って、反応を取って、製品に返すまでの往復が一週間に収まることです。FDE実践シリーズの7本目は、月曜の診断と初版、火曜から木曜の観察と版の重ね方、金曜のKJ法と辞書と型の判断という一週間を、これまで6本で書いた技術を配置して具体的に書きます。45日から90日の時間区切りの中で担当者が辞書を触れるようになり、当社が要らなくなるまでの週の重ね方、受託開発の工程との違い、そして一週間で本番に載らないものは何かも正直に書きます。

2026-09-15濱本 隆太
FDEが発話録からオントロジーを作る手順|名詞と動詞の辞書をAIが辿れる形にする
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FDEが発話録からオントロジーを作る手順|名詞と動詞の辞書をAIが辿れる形にする

インタビュー、観察、エスノグラフィー、KJ法、ビデオ分析で集めた「その会社の名詞と動詞」は、辞書のままではAIエージェントが使えません。FDE実践シリーズの6本目は、発話録と観察記録から名詞、動詞、関係、状態、例外の五つを抜き出し、AIが辿れる意味の構造、つまりオントロジーに変える手順を書きます。オントロジーの定義、Palantirが製品の中心に置いた理由、GraphRAGでの使い方、AIに任せる抽出と人が持つ意味づけの境界、そして受託のデータモデリングとの違いまで扱います。辞書のオーナーを現場側に置くことが、顧客が自走するための条件です。

2026-09-15濱本 隆太
FDEをどう育てるか|エンジニアが現場力を身につける研修と評価の設計
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FDEをどう育てるか|エンジニアが現場力を身につける研修と評価の設計

FDE実践シリーズの最終回は、FDEをどう育てるかです。コードを書く技術は教育課程にありますが、聞く、見る、いる、構造にする、撮る、辞書を機械に渡す技術は、どこにも書かれていません。当社のエンジニアは外部のインタビュー研修を受けたうえで現場に入り、二人一組、違和感の列、金曜の束、辞書の版という日々の型で現場力を身につけてきました。Palantirが新人に配った本、a16zの8週間のフェローシップ、野中郁次郎の共同化を手がかりに、研修で教えられること、現場でしか身につかないこと、そして人月の稼働率ではなく型の還流数と現場工数の減少で評価する設計を書きます。

2026-09-15濱本 隆太

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