TRAFEED申告価格に足し忘れているもの|ファーストセールの逆側、加算要素で後から追徴される構造前回の記事では、ファーストセールという手法を扱いました。工場→商社→米国輸入者という三層取引で、課税価格を「最初の売値」にできるという話です。課税価格を下げる話です。この手の話は関心を持たれやすく、専門家の解説も豊富にあります。こちらは地味で、話題にもなりにくい。2026-08-02濱本 隆太
TRAFEED米国関税の課税価格を下げる「ファーストセール」|代表判例に日商岩井の名がついている理由工場→商社→米国輸入者という三層の取引では、米国の課税価格を「工場の売値」で申告できる場合があります。ファーストセール(First Sale)と呼ばれる手法で、代表判例は日本の商社の名を冠した Nissho Iwai 事件です。2026-08-02濱本 隆太
TRAFEED靴底のフェルトとX-メンは人間ではないという主張|品目分類を設計して関税を下げる手法と、その限界同じ靴でも「スニーカー」か「スリッパ」かで関税率が変わります。コンバースが靴底にフェルトを貼る理由、マーベルがX-メンのフィギュアを「人形ではない」と主張して勝った裁判。品目分類を設計して関税を下げる手法(tariff engineering)は合法ですが、明確な限界があります。2026-08-02濱本 隆太
TRAFEED完成品で送るか、部品で送って現地で組むか|関税が変わる仕組みと、設計と偽装を分ける線前職のパナソニック時代、中国向けにある製品を出そうとしたときの話です。完成品のまま送ると関税が想像以上に高くつくことが分かり、構成を組み替えました。部品の単位に分け、シンガポールを経由させ、中国側で組み立てる。結果として、負担はかなり下がりました。製造業では珍しい話ではありません。2026-08-02濱本 隆太
TRAFEED米国の800ドル免税枠はもう無い|「一時停止」から「無期限停止」へ、小口輸出の実務がどう変わったか米国の800ドル以下免税(de minimis)は、2025年8月29日に大統領令14324で停止され、2026年6月24日には国際郵便以外の全モードについて「無期限停止」の規則(91 FR 37789)が発効しました。何が停止され、何が残っているのか。贈答品と旅行者の携帯品は影響を受けません。2026-08-02濱本 隆太
TRAFEED輸出通関の必要書類 完全チェックリスト|インボイス・該非判定書から他法令確認までだからこそ、通関業者に依頼する前に「誰が、いつ、何を用意するのか」を整理しておく価値があります。この記事では、輸出通関の必要書類をチェックリストの形で棚卸ししながら、税関のカスタムスアンサーや経済産業省、JETRO、e-Govといった一次情報にもとづいて、それぞれの書類の役割と根拠を確かめていきます。2026-07-19濱本 隆太
TRAFEED貿易のインボイス(商業送り状)とは?記載項目と通関・輸出管理の実務こんにちは、株式会社TIMEWELLの濱本です。「インボイスとは」と検索すると、いまはまず消費税の話が出てきます。2023年10月に始まった適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度です。ところが、貿易の現場で「インボイスを作っておいて」と言われたとき、それは消費税の話ではありません。2026-07-19濱本 隆太
TRAFEEDNACCSとは?輸出申告から許可までの流れと審査区分を解説NACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)とは何か、輸出申告から輸出許可までの流れを一次情報で整理しました。区分1・2・3の審査区分、必要書類と申告先の税関、外為法のNACCS外為法関連業務まで、初めての方が全体像をつかめるよう関税法・基本通達・税関資料にもとづいて解説します。2026-07-19濱本 隆太