AIセキュリティさくらインターネットの不正アクセス公表から学ぶ|クラウド事業者が破られた前提で、法人は何を備えるか2026年8月にさくらインターネットが公表した不正アクセスを、公式発表ベースで時系列に整理します。同社を批判するのではなく、事業者の管理環境を経由した侵入がなぜ起きるのか、借りている側に残る法的責任、ISMAP登録サービスの選び方と登録範囲の読み方まで、法人の実務目線で解説します。2026-08-19濱本 隆太
TRAFEEDABFフィルムとは何か|「対中供給3割削減」報道から読む、規制ではない供給制約の怖さ味の素がABFフィルムの対中供給を3割削減すると報じられました。ただしこれは政府の輸出規制ではなく、能力が張り付いた中での配分の話です。そもそもABFとは何なのか、半導体のどこに使われているのかを図解の代わりに丁寧に説明したうえで、規制ではない供給制約が輸出規制と同じ効き方をする理由を整理します。2026-08-19濱本 隆太
TRAFEED楽天×ヘルシング、川崎重工×エアバス|防衛無人機の提携が続く夏に、輸出管理の実務が問われること川崎重工とエアバスが滞空型無人機で覚書を結び、楽天がドイツのヘルシングと組むと報じられました。海外の機体を日本に入れる話は「輸入」で終わりません。共同開発や国産化に進んだ瞬間、日本からの技術提供と相手国の輸出許可が同時に効いてきます。一次情報で確認できることと、報道で割れていることを分けて整理します。2026-08-19濱本 隆太
TRAFEED経済安全保障経営とは何か|経産省「具体事例集」11事例から読む、実際に何をやったのか経済産業省が「企業の経営と経済安全保障の具体事例集」を公表しました。ガイドラインが「何をすべきか」を示したのに対し、こちらは他社が実際に何をやったかを11の事例で見せる資料です。操業が1日止まった話から、在庫を積み増して投資家の評価を得た話まで。行動変容ステージという枠組みと、金融機関・投資家が実際にどこを見ているかを、経営会議で使える形に整理しました。2026-08-18濱本 隆太
TRAFEED東芝とProdroneが国産迎撃ドローンで連携|「国産部品を基本とするサプライチェーン」が意味すること東芝とProdroneが、防衛分野における国産迎撃ドローンの技術連携を発表しました。注目したいのはリリースの一行、「国産部品を基本とするサプライチェーンを構築し、安定的な供給体制の確立を目指します」です。なぜ迎撃ドローンで供給網の話が出てくるのか。経済安全保障の「不可欠性」と「自律性」という枠組みで読み解きます。2026-08-18濱本 隆太
TRAFEEDAppleの中国製メモリ調達に米政府が反対|Section 5949と日本企業への波及2026年8月、ラトニック商務長官がAppleの中国製メモリ調達に反対を表明しました。上下両院の書簡、CXMTとYMTCの規制上の位置づけ、2027年12月に発効するSection 5949とFAR提案規則を一次情報で整理し、日本の部品メーカーと機器メーカーに何が降りてくるのかを解説します。2026-08-15濱本 隆太
AIセキュリティ見えないコードが実行される|GlassWormが壊した「レビューすれば防げる」という前提画面に何も表示されないUnicode文字にコードを埋め込み、実行させる攻撃GlassWormが確認されています。VS Code拡張機能を経由して自己増殖し、3万5,800件のインストールに達しました。なぜ人の目に映らないのか、どの場面で踏むのか、そして目視レビューが効かない前提でどう守るかを整理します。2026-08-13濱本 隆太
TRAFEEDみちびき7号機の成功と、2031年度まで残る空白|位置情報から見る日本の依存構造2026年8月11日、H3ロケット9号機がみちびき7号機を予定軌道に投入しました。ただし7機体制は完成していません。5号機を喪失しているため、目標は2031年度です。持続測位とは何か、誤差6cmが何を変えるのか、そしてエネルギー15.3%・食料37%という数字と並べたとき、依存の何が問題なのかを整理します。2026-08-13濱本 隆太
TRAFEED英海軍の無人艇が中国へ通信していた|「バックドア」と呼ぶ前に知っておきたい部品の話英海軍が導入した無人艇K3スカウトのカメラが、中国のIPアドレスへ通信していたと報じられました。英国防省は「稼働確認の信号だけで機微な情報は送られていない」としています。空を飛ぶドローンではないこと、ハートビート通信とは何か、そして悪意がなくても同じことが起きる理由を、初心者向けに整理します。2026-08-12濱本 隆太
TRAFEED韓国・台湾の輸出額が初めて日本超え|2026年上期を一次統計で読む、AI特需と円安の二重構造2026年上期、韓国と台湾の輸出額がそろって初めて日本を上回りました。韓国4,967億ドル、台湾4,166億ドル、日本60兆6,605億円。各国統計当局の一次データで実際の数字を確認し、差がついた理由が「AI特需の受け取り方」と「見る通貨」の二重構造にあることをグラフで整理します。2026-08-08濱本 隆太
TRAFEED安保3文書改定の有識者会議が経済安全保障を議論|「中国依存を避ける」の根拠を一次資料で読む2026年8月4日、安保3文書改定に向けた有識者会議が経済安全保障を議題に開きました。内閣官房が出した資料を読むと、「特定国への依存を避ける」という結論に至った事実の積み上げが分かります。政府が示した4つの方向性と、企業が今日確認できる実務まで整理します。2026-08-08濱本 隆太
TRAFEEDSpaceXが供給網に求める「NCNT」と国籍要求|取引条件と法令の線引きを日本のサプライヤー目線で日経アジアの報道によれば、SpaceXは世界の供給業者に対し、中国籍の人員を製造現場から外すことと、中国企業製の設備を交換することを求めています。NCNT(非中国・非台湾)供給網の構築も進んでいるとされます。2026-08-07濱本 隆太