TRAFEEDなぜ原発は「小さく」なるのか|三菱重工の小型軽水炉が経産省事業に採択された意味三菱重工の提案3件が経済産業省の次世代革新炉支援事業に採択され、国産技術による小型軽水炉(SMR)の開発が加速します。なぜ原発はこれまで大きくなり続けたのか、小さくすると何が解決するのか、福島の経験を踏まえてなぜ今SMRなのかを、初心者向けに整理します。最後に、この領域が輸出管理でどう扱われるかにも触れます。2026-08-21濱本 隆太
TRAFEED事前確認シートとは何か|該非判定の「前」に置く理由と、輸出管理に濃淡をつける仕組み「該非判定でもない事前確認シートって何なのか」というご質問をいただきました。答えは、輸出管理の入口で「この取引を審査の土俵に乗せるか」を決めるための足切りです。経済産業省のモデル規程では該非判定より前に置かれています。企業では名前が違うだけで同じ機能が輸出者等遵守基準に求められています。大学・研究機関と企業の両方について、一次情報で整理します。2026-08-21濱本 隆太
TRAFEEDAppleの中国製メモリ調達に米政府が反対|Section 5949と日本企業への波及2026年8月、ラトニック商務長官がAppleの中国製メモリ調達に反対を表明しました。上下両院の書簡、CXMTとYMTCの規制上の位置づけ、2027年12月に発効するSection 5949とFAR提案規則を一次情報で整理し、日本の部品メーカーと機器メーカーに何が降りてくるのかを解説します。2026-08-15濱本 隆太
TRAFEED外国干渉防止法と対外情報収集法は何を変えるのか|自民党「情報防衛力」提言の三本柱2026年8月5日、自民党インテリジェンス戦略本部が第二次提言「我が国の『情報防衛力』の強化に向けて」をまとめました。抑止(外国干渉防止法)、収集(対外情報収集法とヒューミント・シギント・ジオイント・オシント)、監督(議会監視と独立監察)の三本柱を、法令原文と提言原文から読み解きます。2026-08-15濱本 隆太
TRAFEED迂回輸出とは何か。ホワイトハウス報告書が日本を名指しした意味2026年8月13日、米ホワイトハウスが迂回輸出の報告書を出しました。報道は12兆円と45万人と日本を先に伝えます。一次情報を開くと、日本は手口を特定されたのではなく、正規貿易の規模でTier 1に入っています。数字の作り方と、これから来る執行を整理します。2026-08-14濱本 隆太
TRAFEED中国で邦人が拘束された報道をどう読むか|「相手国の輸出管理」という見落としがちな穴中国で複数の邦人が拘束されていると報じられました。レアアースを含む軍民両用品の対日輸出規制に関連した疑いとされています。拘束は有罪を意味しないという前提を確認したうえで、日本企業が見落としがちな「相手国の輸出管理」という論点と、会社として決めておくべきことを初心者向けに整理します。2026-08-12濱本 隆太
TRAFEED中国が9月15日から技術者の出国を制限|国務院令第841号と、日米との「向き」の違い中国が2026年9月15日から、輸出管理や技術輸出入管理に違反し産業安全・技術安全を害するおそれのある自国民の出国を制限します。国務院令第841号の条文を一次情報で確認し、米国のみなし輸出(EAR 15 CFR 734.13)・日本の特定類型と並べて、押さえている場所の違いと日本企業の実務への影響を整理します。2026-08-09濱本 隆太
TRAFEED韓国・台湾の輸出額が初めて日本超え|2026年上期を一次統計で読む、AI特需と円安の二重構造2026年上期、韓国と台湾の輸出額がそろって初めて日本を上回りました。韓国4,967億ドル、台湾4,166億ドル、日本60兆6,605億円。各国統計当局の一次データで実際の数字を確認し、差がついた理由が「AI特需の受け取り方」と「見る通貨」の二重構造にあることをグラフで整理します。2026-08-08濱本 隆太
TRAFEED安保3文書改定の有識者会議が経済安全保障を議論|「中国依存を避ける」の根拠を一次資料で読む2026年8月4日、安保3文書改定に向けた有識者会議が経済安全保障を議題に開きました。内閣官房が出した資料を読むと、「特定国への依存を避ける」という結論に至った事実の積み上げが分かります。政府が示した4つの方向性と、企業が今日確認できる実務まで整理します。2026-08-08濱本 隆太
TRAFEED技術流出はどこから起きるのか|経産省ガイダンス第2版の5章を読み解き、AIエージェント時代の抜けを埋める【2026年版】技術流出というと、多くの方が輸出管理の話だと受け取ります。実際には、輸出管理はいくつもある経路のうちの1つでしかありません。退職していく技術者、採用したばかりの人、社内に置かれた通信機器、空港で挿した充電ケーブル、そして最近はAIエージェント。2026-08-07濱本 隆太
TRAFEED経済安全保障経営ガイドライン(第1版)とは?経産省チェックリスト44項目の読み方「経済安全保障、うちも何かやらないとまずいとは思っているんです。ただ、何から手をつければいいのか、正直わかっていません」。製造業の経営企画部長からこう打ち明けられたことがあります。言葉としては毎日ニュースで浴びている。でも自社の経営会議の議題に落とすと、途端に手が止まる。2026-08-06濱本 隆太
TRAFEED米国関税の課税価格を下げる「ファーストセール」|代表判例に日商岩井の名がついている理由工場→商社→米国輸入者という三層の取引では、米国の課税価格を「工場の売値」で申告できる場合があります。ファーストセール(First Sale)と呼ばれる手法で、代表判例は日本の商社の名を冠した Nissho Iwai 事件です。2026-08-02濱本 隆太