TRAFEEDサイバー攻撃は輸出管理の問題でもある|技術流出、偽装IT人材、TICSと★4図面や技術資料がサイバー攻撃で盗まれる問題は、輸出管理の担当者にも関わります。経産省のガイダンス、北朝鮮IT労働者をめぐる政府の注意喚起、SCS評価制度の制度構築方針を一次情報で読み、技術が出ていく4つの経路、自社で確認する10項目、取引先からTICSや★4を求められたときの準備を整理します。2026-10-04濱本 隆太
TRAFEED国連総会2026一般討論の要旨|高市首相ら各国の安全保障発言を整理2026年9月22〜28日の第81回国連総会一般討論で、高市首相、トランプ大統領、中国の韓正国家副主席、ロシアのラブロフ外相らが安全保障について何を語ったかを、各国の演説原稿の原文から論点別に整理しました。ウクライナ、ホルムズ海峡、朝鮮半島、南シナ海、AI、安保理改革、制裁と輸出管理まで、企業の実務への影響も考えます。2026-10-04濱本 隆太
TRAFEED中国の改正国防動員法が10月1日施行|日本企業に平時から効く条文中国の改正国防動員法(14章82条)が2026年10月1日に施行されました。民用資源の「征収・征用」が注目されていますが、潜在力統計調査への資料提供義務や専門保障チームの編成など、動員の決定を待たずに企業へ効く条文もあります。原文の条番号で整理し、輸出管理と現地法人管理で確認すべき点をまとめます。2026-10-03濱本 隆太
TRAFEED第2次高市改造内閣で経済安全保障はどう進むか|留任の骨格と新任閣僚の経歴2026年9月17日に発足した第2次高市改造内閣を、首相官邸の閣僚名簿と閣議決定の基本方針、各省の会見録から読み解きます。経済安全保障・防衛・外務・経産の4閣僚は留任し、方針は継続、担務は経済安保に集約。初入閣7人と再入閣3人の経歴を表で整理し、輸出管理の実務担当者が今後3〜6か月で見るべき日程をまとめました。2026-09-18濱本 隆太
TRAFEEDドローンと弾薬を有事に増産できる国へ|防衛省の設備投資助成と法改正検討を、概算要求・骨太方針・防衛費の日中比較から読む2026年9月11日、防衛省がドローンや弾薬の有事増産に向けた設備投資助成と防衛生産基盤強化法の改正を検討していると報じられました。令和9年度概算要求と骨太方針2026の原文で何が検討されているのかを確認し、ウクライナで年間400万機超のドローンが作られる戦い方の変化、世界市場の7割超を占める中国製ドローンへの依存、SIPRIと全人代の数字で見る防衛費の日中比較(約5倍)、そして国産で増産できる体制に必要な部品・輸出管理の実務までを整理します。2026-09-12濱本 隆太
TRAFEED早稲田大学の啓発ポスターに学ぶ|輸出管理は「モノを送るとき」だけではない。留学生受入れと共同研究をどう守るか2026年9月9日、早稲田大学が安全保障輸出管理の啓発ポスターを公開しました。「ちょっと待って!それ、安全保障輸出管理の対象かも」と呼びかけ、人の受入れ、共同研究、データや試料の持出し、訪問対応、講演会の5場面を示しています。輸出管理をモノの輸出だけだと思い込みがちな理由、2022年に明確化された「みなし輸出」と特定類型、留学生40.8万人時代の受入れ管理、2026年度に運用が始まる研究セキュリティ手順書まで、大学と企業の実務者向けに解説します。2026-09-12濱本 隆太
TRAFEED輸出管理違反はどこで見つかるか|経産省6年分を全部数えた経済産業省が毎年公表している外為法違反の分析資料を、6年度分すべて取得して横断で数え直しました。税関の事後調査で見つかる割合が3年で約3倍になっています。違反の原因も、想像とはかなり違いました。2026-08-27濱本 隆太
TRAFEED台湾と日本の照合リストを全件比べた|11,664件と835件台湾が毎日更新している出口實體管理名單と、日本の外国ユーザーリストを全件取得して比べました。11,664件と835件、およそ14倍の差があります。ただし優劣の話ではありません。2国はリストの作り方の思想がそもそも違いました。2026-08-27濱本 隆太
TRAFEEDBISが「廃電池」の輸出を止めた|輸出管理が技術流出防止から資源囲い込みへ変わる日米国BISは2026年8月6日、リチウムイオン電池のブラックマスとタングステン廃棄物・スクラップについて、月間販売量の100%を米国人へ割り当てる命令を公布しました。根拠はEARではなく国防生産法です。輸出管理の道具が資源の囲い込みに使われ始めた意味を、実務目線で整理します。2026-08-24濱本 隆太
TRAFEED輸出管理は「ブラックリスト照合」から「身元証明」へ|Pax SilicaとSilicon Highwayが変えるもの米国務省のPax Silicaは2026年6月の第2回サミットで署名24か国に拡大しました。最大5,000万ドルを投じる「Silicon Highway」は、暗号技術による貨物検証と事前審査で信頼された貨物を通す構想です。リスト照合から所有構造の解明、そして由来の証明へ。輸出管理の重心が動いています。2026-08-24濱本 隆太
TRAFEED技術流出に懲役6〜7年は重いのか|韓国の判決から見た日本の量刑と「入口」の守り韓国でサムスンのDRAM技術を中国企業へ流出させた事件に、懲役6年4カ月と7年の判決が出ました。開発費1兆6000億ウォンに対して、この量刑は妥当でしょうか。韓国の量刑基準、日本の不正競争防止法との比較、そして刑罰では守れない「入口」の管理までを整理します。2026-08-24濱本 隆太
TRAFEED中国の対米反制と、ドローン輸出管理の強化|米中双方と取引する日本企業はどこに立つべきか2026年8月5日、中国商務部が米国の7つの企業・団体への反制措置と、ドローン関連両用品目の対米輸出管理強化を同時に公表しました。反制の名宛人は「中国国内の組織及び個人」であるため、日系企業の中国現地法人も直接の対象です。中国の4種類のリストの違い、対日措置の現在地、そして米中双方と取引する企業がとるべきスタンスを一次情報で整理します。2026-08-21濱本 隆太