TRAFEED中国の対米反制と、ドローン輸出管理の強化|米中双方と取引する日本企業はどこに立つべきか2026年8月5日、中国商務部が米国の7つの企業・団体への反制措置と、ドローン関連両用品目の対米輸出管理強化を同時に公表しました。反制の名宛人は「中国国内の組織及び個人」であるため、日系企業の中国現地法人も直接の対象です。中国の4種類のリストの違い、対日措置の現在地、そして米中双方と取引する企業がとるべきスタンスを一次情報で整理します。2026-08-21濱本 隆太
TRAFEEDレアメタル規制3年、ガリウムはなぜ「脱中国」できないのか|副産物という構造と、代替調達先の現在地中国のガリウム・ゲルマニウム輸出規制から3年が経ちました。価格は上がり続け、対日レアアース磁石は7月に111トンと半減しています。それでも「脱中国」が進まないのは、ガリウムが単独で採れる資源ではなく副産物だからです。米地質調査所の一次統計をもとに、依存の構造と代替調達先の現在地、そして企業が実際にとれる手を整理します。2026-08-21濱本 隆太
TRAFEED中国で邦人が拘束された報道をどう読むか|「相手国の輸出管理」という見落としがちな穴中国で複数の邦人が拘束されていると報じられました。レアアースを含む軍民両用品の対日輸出規制に関連した疑いとされています。拘束は有罪を意味しないという前提を確認したうえで、日本企業が見落としがちな「相手国の輸出管理」という論点と、会社として決めておくべきことを初心者向けに整理します。2026-08-12濱本 隆太
TRAFEED英海軍の無人艇が中国へ通信していた|「バックドア」と呼ぶ前に知っておきたい部品の話英海軍が導入した無人艇K3スカウトのカメラが、中国のIPアドレスへ通信していたと報じられました。英国防省は「稼働確認の信号だけで機微な情報は送られていない」としています。空を飛ぶドローンではないこと、ハートビート通信とは何か、そして悪意がなくても同じことが起きる理由を、初心者向けに整理します。2026-08-12濱本 隆太
TRAFEED中国出張と9月15日施行の新規定|出国制限は中国公民が対象、日本人に効くのは入境側中国の国務院令第841号が2026年9月15日に施行されます。「出張者も出国できなくなる」と読まれがちですが、出国制限の対象は中国公民です。日本人出張者に実際に効くのは入境側の第5条で、ビザ申請の記載が1年から5年の入境不許可に直結します。条文を読み分けて、出張前後に何を確認すべきかを整理します。2026-08-09濱本 隆太
TRAFEED中国が9月15日から技術者の出国を制限|国務院令第841号と、日米との「向き」の違い中国が2026年9月15日から、輸出管理や技術輸出入管理に違反し産業安全・技術安全を害するおそれのある自国民の出国を制限します。国務院令第841号の条文を一次情報で確認し、米国のみなし輸出(EAR 15 CFR 734.13)・日本の特定類型と並べて、押さえている場所の違いと日本企業の実務への影響を整理します。2026-08-09濱本 隆太
TRAFEED中国・張家口の外国人管理プラットフォーム報道を、事実だけで読む河北省張家口市の公安当局向けに設計されたとみられる外国人管理システムが、一時外部から閲覧できる状態だったとニューヨーク・タイムズが2026年8月2日に報じました。約1万2000人分、うち外国人記者300人超。2026-08-08濱本 隆太
TRAFEED反スパイ法・国家情報法と日本企業のリスク 中国データ持ち出しの実務対策こんにちは、株式会社TIMEWELLの濱本です。中国とビジネスをしている企業の担当者と話すと、経済安全保障の話題はたいてい二つの心配に集約されます。ひとつは「駐在員や出張者が、ある日突然拘束されないか」という人の問題。2026-07-19濱本 隆太
TRAFEED中国の「軍工四証」とは何か|軍事供給網を見分ける4つの認証と、日本企業のスクリーニング実務【2026年版】こんにちは、株式会社TIMEWELLの濱本です。中国の取引先を調査していて、相手企業の紹介資料や年報に「軍工四証」という言葉を見つけたことはないでしょうか。中国語圏の企業情報ではごく普通に出てくる言葉なのに、日本語でまとまった解説はほとんど見当たらない。2026-07-07濱本 隆太
TRAFEED中国・台湾・日本の半導体輸出2026 — 規制強化でも増える対中需要と輸出管理の実務2025年に日本のIC輸出は前年比6.1%増、台湾は輸出先1位が米国へと26年ぶりに交代しました。規制が強まる一方で対中・対AIの実需は膨らむというねじれの中、中国・台湾・日本の半導体輸出の現状と今後を一次情報で整理し、企業が取るべき輸出管理の実務を濱本が解説します。2026-06-29濱本 隆太
TRAFEEDアルカディア市長は「外交部が送りたいもの」を投稿していた——米国で進む中国工作の摘発と、フィリピンが先に経験した同じ景色2026年5月、米カリフォルニア州アルカディア市長が中国エージェントとして摘発・辞任。証拠の中心は「外交部が送りたいもの」と書かれた指示文書でした。フィリピンのアリス・グオ事件と重ねながら、地方自治と経済安全保障の最前線を整理します。2026-05-14濱本 隆太
テックトレンド海外製ルーターの安全保障リスクが問われる日——TP-Link問題が突きつける、日本のサプライチェーンの信頼性米FCCが2026年3月にTP-Linkなど海外製ルーターの輸入を全面禁止。日本市場でシェア60%のTP-Link問題から、Volt Typhoonによる重要インフラ攻撃、経済安全保障、サプライチェーンの信頼性まで、日本企業と個人が今考えるべき論点を整理します。2026-05-12濱本 隆太