ZEROCKAI事業者ガイドライン第1.2版は何が変わったのか|原文で確認した改定点総務省・経済産業省のAI事業者ガイドラインが第1.2版になりました。第1.1版と並べて読むと、新しい規制の追加よりも言葉の定義を揃える作業が中心だと分かります。改定の7論点と、AI推進法やAI指針との位置関係を、一次資料に沿って整理しました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCK政府の生成AI調達ガイドライン(DS-920)を読む|民間の調達に効く12の観点デジタル庁のDS-920が2026年9月1日に施行されました。64ページを読み通すと、政府はデータの所在を「リージョン」という言葉で縛っていないこと、そして調達チェックシートが「モデルを替えられること」を原則必須にしていることが分かります。民間の調達仕様書に移植できる観点を整理しました。2026-09-06濱本 隆太
AIセキュリティ「70%」の中身を読み違えない|ココタイロのインタビューを、AIを使う側の実務として考える元OpenAI研究者ダニエル・ココタイロがThe Diary of a CEOに出演し、「70%の確率でひどく悪い方向に進む」と語りました。この数字は人類絶滅とイコールではありません。何を指しているのか、AI 2027とAI 2040 Plan Aは何を言っているのかを一次情報で整理し、AIを使う側の企業にとって実務的に何が残るのかを考えます。2026-08-29濱本 隆太
AIセキュリティ生成AIの「学習データ開示」原則案を読む|プリンシプル・コードで自社が対象になるかの判定から2026年8月18日、政府の検討会が生成AI事業者向けの原則案を示しました。学習データの収集方法を公表し、権利者からの照会に答える。法的拘束力はなく、コンプライ・オア・エクスプレインです。まず効いてくるのは「自社が対象になるのか」の判定で、業界特化型のAIサービスを出している会社はここを飛ばせません。原文に沿って整理します。2026-08-19濱本 隆太
TRAFEED技術流出対策を組織にどう実装するか|輸出管理の内部規程(CP)を器にして、AIエージェントまで一本化する【2026年版】技術流出シリーズ最終回。新しい組織を作らずに、外為法の輸出者等遵守基準が求める統括責任者と輸出管理内部規程(CP)を器として、7つの流出経路とAIエージェント・ロボットまでを一本化する実装手順をまとめました。誰が旗を振るか、どこから予算をつけるか、成果をどう測るかまで、順序を決めて整理します。2026-08-07濱本 隆太
テックトレンドDeepSeek-V4-Flash-0731のベンチマークを読む。エージェント性能の跳ね方と、MITライセンスのオープンウェイトを日本企業がどう扱うか2026年7月31日、DeepSeek-V4-Flash-0731が公開され、6月のプレビュー版を置き換えました。DeepSWEが7.3から54.4へ跳ねるなどエージェント性能が大きく伸び、重みごとMITライセンスで配布されています。2026-08-01濱本 隆太
ZEROCK図面をAIに渡す前に決めること|「再学習に使わない」だけでは足りない理由「図面はAIに入れられない」という製造業の感覚は正しいです。ただ理由を制度の言葉で言えないと、対策が「様子見」で止まります。経済産業省は2025年3月の営業秘密管理指針の改訂で、生成AI提供事業者を名指しして秘密管理性が否定される場合があると書きました。2026-07-28濱本 隆太
TRAFEED米国「AIキルスイッチ法案」とは何か|暴走AIを止める義務化と、AIが規制対象になる時代の輸出管理米下院に提出された超党派の「AIキルスイッチ法案」を初心者にもわかりやすく解説します。高度なAIを止められる技術的能力の義務化、DHSの介入権限、そしてAIそのものが輸出管理の対象になりつつある潮流と日本企業への示唆をTRAFEEDの視点でまとめます。2026-07-27濱本 隆太
AIコンサルAI 2040とは?「AI 2027」の著者が示す5つのプランを徹底解説2025年に「AI 2027」という未来シナリオが世界的な話題になりました。超知能が数年で到来し、米中の開発競争が制御を失っていく様子を、年ごとの物語として細かく描いた文書です。読んだ人の多くが背筋を寒くしたと思いますが、あれはあくまで「このまま進むとこうなるかもしれない」という予測でした。2026-07-25濱本 隆太
テックトレンドKimi K3の実力と使いどころ。ベンチマーク首位級の性能と、それでも企業利用に慎重であるべき理由Moonshot AIのKimi K3は2.8兆パラメータ・100万トークンコンテキストで、コーディング系ベンチマークではClaude Fable 5を上回る場面もある実力派です。一方で企業利用には、中国の国家情報法、利用規約上のデータ取り扱い、出力の価値観という3つの構造的リスクがあります。2026-07-18濱本 隆太
ZEROCK「統制されたデータ」の上でAIエージェントを動かす|Snowflake×Anthropic・DXC・TCSが示すGoverned AIの潮流【2026年7月】2026年6月、SnowflakeとAnthropic、DXC、TCSが相次いで「Governed AI(統制されたデータの上で動くAI)」の提携を発表しました。機密データを外に出さずに社内データへAIエージェントを効かせるという設計思想を、各社の一次情報から読み解きます。2026-07-06濱本 隆太
TRAFEED軍事AIと自律型致死兵器LAWS──AIモデルが国家管理される時代の安全保障こんにちは、株式会社TIMEWELLの濱本です。AIというと、文章を書いたり画像を生成したりといった平和な用途を思い浮かべる方が多いと思います。けれど同じ技術が、いま戦場と国家安全保障の最前線に静かに入り込んでいます。2026-06-29濱本 隆太