ZEROCK価格交渉の進め方|原価の棚卸しから4費目に分けた申込みまで価格交渉が行われた割合は90.7%まで上がったのに、転嫁率は54.2%で止まっています。詰まっているのは機会ではなく根拠です。公正取引委員会の指針が示す4費目の分け方、自社の原価表を相手に出してはいけない理由、公表資料から要請額を組み立てる4つのやり方を、原典にあたって整理しました。2026-09-22濱本 隆太
ZEROCK検図チェックリスト30項目|図面の見落としを仕組みで止める検図が属人化していると、ベテランが見れば5分で気づくことを、若手は3回出図しても見落とします。個人の注意力ではなく手順で止めるための30項目を、寸法・公差・加工可能性・調達・法規の5群に分けて並べます。記入して承認欄まで残せるチェックシートも用意しました。2026-09-20濱本 隆太
ZEROCK図面の保管期間は何年か|PL法10年と取適法2年を条文で確かめる「図面は10年」と言われますが、図面そのものに法定の保存年限はありません。10年という数字は製造物責任法の期間制限から逆算されたもので、取引の記録は取適法で2年、帳簿書類は法人税法で7年と、根拠がそれぞれ違います。条文に当たって整理し、そのまま監査に出せる保存年限台帳を用意しました。2026-09-20濱本 隆太
ZEROCK加工品の見積依頼書の書き方|図面に添える12項目と差し戻しの消し方「図面を送ったのに見積が返ってこない」のは、加工先が答えられない情報が抜けているからです。テンプレート配布サイトの見積依頼書は品名・数量・納期どまりで、加工品に必要な項目が入っていません。図面に添えるべき12項目と、そのまま送れる様式を用意しました。2026-09-20濱本 隆太
ZEROCK加工時間の見積もり計算|段取りと切削とチャージレートの積み上げ方「加工時間の見積もり」で検索すると出てくるのは切削条件の計算式ばかりですが、見積で必要なのは主軸の回転数ではなく、段取りと切削と測定を足して時間に直し、チャージレートを掛ける手順です。工程ごとの積み上げ方と、客先に出せる根拠の作り方を、計算シートつきで書きます。2026-09-20濱本 隆太
ZEROCK板取りと歩留まりの計算方法|材料費を決める定尺と桟幅の考え方板取りの計算は「面積を割る」だけでは合いません。桟幅、クランプの掴み代、切り代、そして定尺のサイズが取り数を決め、それが1個あたりの材料費になります。歩留まりの正しい出し方と、見積の根拠として客先に出せる計算シートをまとめました。2026-09-20濱本 隆太
ZEROCK支給図面を受け取ったら最初に見る12点|版数と秘密保持の落とし穴客先から受け取った図面をそのまま現場に流すと、旧版で作る、読めない指示のまま進む、返却義務に気づかないといった事故が起きます。受領から着手までの間に確認すべき12点と、受領の記録を残す台帳をまとめました。版数と秘密保持が、特に抜けやすいところです。2026-09-20濱本 隆太
WARPFDEが発話録からオントロジーを作る手順|名詞と動詞の辞書をAIが辿れる形にするインタビュー、観察、エスノグラフィー、KJ法、ビデオ分析で集めた「その会社の名詞と動詞」は、辞書のままではAIエージェントが使えません。FDE実践シリーズの6本目は、発話録と観察記録から名詞、動詞、関係、状態、例外の五つを抜き出し、AIが辿れる意味の構造、つまりオントロジーに変える手順を書きます。オントロジーの定義、Palantirが製品の中心に置いた理由、GraphRAGでの使い方、AIに任せる抽出と人が持つ意味づけの境界、そして受託のデータモデリングとの違いまで扱います。辞書のオーナーを現場側に置くことが、顧客が自走するための条件です。2026-09-15濱本 隆太
ZEROCKAll-In Podcast「AI心理作戦」回を読み解く|データ主権の観点で解説2026年9月11日公開のAll-In Podcastは、Anthropicを辞めた研究者の「AIは今世紀末までに全員を殺しうる」という投稿をめぐる論争、OpenAIが1万のエージェントと88時間でナビエ・ストークス問題を解いた発表と「ユーザーの研究をフロントランしたのか」という疑惑、そしてナイキのS&P 100除外を96分で扱いました。この記事は番組の要点を日本語に訳し、投稿やOpenAIの公式発表を一次情報で確かめたうえで、翌日にアモデイ氏がペース調整のエッセイを出したことも踏まえて、日本企業にとって最も実務に効く論点である「AIに渡したデータはどこへ行くのか」を中心に、私の解説を添えます。2026-09-13濱本 隆太
フィジカルAIなぜ日本はフィジカルAIで再び逆転できるのか|政策と数字で読む生成AIで周回遅れと言われた日本が、なぜフィジカルAI(現実世界で動くAI)では逆転できるのか。IFRの統計で負けている数字を先に出し、政府の人工知能基本計画(第Ⅱ期)、AIロボティクス戦略、日本成長戦略と官民投資ロードマップの中身、NVIDIA、Arm、日立、GENIACの直近ニュース、2040年に1,100万人という労働供給不足の数字まで、一次情報だけで1万字にまとめました。密結合から疎結合へ、規模から統合力と運用力へ、という定性のトレンドを読んだうえで、当社TIMEWELLもフィジカルAIに進むことを宣言します。2026-09-12濱本 隆太
ZEROCKAIコーディングエージェントのコストを下げる5つの手段|データは国内に置いたままClaude Code、Codex、Grok Buildのようなコーディングエージェントは重くなり、トークン代が経営の議題になっています。この記事では、公式ドキュメントで確認できる範囲で、エージェントの接続先モデルを切り替える方法、OpenCodeやHermes Agentのようなオープンソースのエージェント、中国・NVIDIA・Googleなどのオープンウェイトモデル、さくらのAI Engineのような国内サーバレス推論、DGX SparkやMac Studioによるオンプレ運用という5つの手段を整理し、それぞれの落とし穴と、データを国内に置いたままコストを下げるAIゲートウェイという考え方を、初めての方にも分かるように解説します。2026-09-12濱本 隆太
ZEROCKAnthropicが中国7社を名指しした「不正蒸留」報告を読む2026年9月10日、AnthropicはMoonshot AI、DeepSeek、Alibaba、Zhipu、Xiaomi、MiniMax、SenseTimeの7社を名指しし、Claudeの能力を無断で抽出する「不正蒸留」の実態を公表しました。中でもMoonshotについては、Kimiへの利用者の質問を本人に知らせずClaudeへ転送し、Claudeの回答をKimiの回答として表示していたと主張しています。9月8日にはNSA・CISA・FBIが6社を名指しした共同勧告を出し、中国外務省は「中傷」と反発、Moonshotは7月の時点で蒸留を否定しました。本稿は各当事者の主張を一次情報で並べたうえで、蒸留とは何か、なぜ企業にとって「どのモデルが答えているか分からない」ことが問題なのか、そして自社のデータの行き先を確認する具体的な方法を、初めての方にも分かるように整理します。2026-09-12濱本 隆太