ZEROCKAI事業者ガイドライン第1.2版は何が変わったのか|原文で確認した改定点総務省・経済産業省のAI事業者ガイドラインが第1.2版になりました。第1.1版と並べて読むと、新しい規制の追加よりも言葉の定義を揃える作業が中心だと分かります。改定の7論点と、AI推進法やAI指針との位置関係を、一次資料に沿って整理しました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCKLLMのAPIに個人データを渡すと越境提供になるのか|個人情報保護法28条を条文から確認する海外のLLM APIにプロンプトを投げると、個人情報保護法28条の越境提供になるのでしょうか。個人情報保護委員会の生成AI注意喚起には「第28条」「外国にある第三者」「越境」という語が出てきません。条文と施行規則16条・17条・18条、ガイドライン、Q&AのQ7-53やQ12-4を原文にあたって切り分けます。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCKAzureのData Zoneを選ぶと、データはどこまで日本に留まるのか「Data Zoneを選んだので日本国内です」という説明は、公式ドキュメントの原文と食い違います。保存時データはジオグラフィに留まりますが、推論処理は「any Asia Pacific nation」と書かれていて日本に限定されません。japaneastで実際に何が選べるのかを、2026年9月6日時点の一次情報で整理しました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCK政府の生成AI調達ガイドライン(DS-920)を読む|民間の調達に効く12の観点デジタル庁のDS-920が2026年9月1日に施行されました。64ページを読み通すと、政府はデータの所在を「リージョン」という言葉で縛っていないこと、そして調達チェックシートが「モデルを替えられること」を原則必須にしていることが分かります。民間の調達仕様書に移植できる観点を整理しました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCK金融機関の生成AIとデータの置き場所|FISCと金融庁の文書は何を求めているか金融機関が生成AIを使うとき、データの所在について公的文書は何を求めているのでしょうか。FISC安全対策基準の本体は有償で、外部からは検証できません。金融庁のAIディスカッションペーパーやFISCの公開報告書など、誰でも読める文書だけを使って、所在の把握と所在の限定の違い、契約に書くべき項目を整理しました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCK国外サーバのデータに外国政府は手を伸ばせるのか|CLOUD Act・国家情報法・GDPR48条を条文で読む米国のCLOUD Actは「所在地を問わず開示せよ」と定め、GDPR48条は「国際協定がなければ執行できない」と定めています。日本政府は個人情報保護法の「法令」を我が国の法令に限ると答弁しました。個人情報保護委員会は中国の3法を名指しし、米国では該当なしとしています。条文と政府文書で確かめます。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCKISMAPは「データを国内に置け」とは書いていない|管理基準45頁を全文検索して確かめた政府調達に通っているクラウドだからデータは国内にある。この前提は制度文書を読むと成り立ちません。ISMAP管理基準の全45頁に「日本」「国外」「越境」の語は一度も現れず、関連する規定は保管しうる国々の通知と、国内法以外の法令が及ぶリスクの評価にとどまります。条番号を挙げて確かめます。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCK医療情報システムの安全管理ガイドライン第7.0版|クラウドとAIは原文でどう書かれたか厚生労働省の医療情報システムの安全管理に関するガイドラインが第7.0版になりました。保守委託機関編の新設、クラウド活用の推進、そして「国内法の適用及び執行の及ぶ範囲」という要件を、原文と第6.0版の差分で整理します。生成AIの記述が5編に一行もないことも、全文検索で確かめました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCKVertex AIの東京リージョンで何が使えるのか|エンドポイントとデータレジデンシーの実際東京(asia-northeast1)で呼べるGoogleモデルは7つ、日本でのML処理が確約されるのは8項目。この2つは別のページの別の表で、中身がずれています。公式ドキュメントの原文に当たって、エンドポイントの書き分けと保証範囲を整理しました。2026-09-06濱本 隆太
ZEROCK国内リージョンでLLMは動かせるのか|各社の可用性と、規制が本当に求めていること「東京リージョンで使えます」と「東京リージョンだけで処理されます」は別の話です。AWS・Azure・Googleの公式ドキュメントを読むと、最新モデルほど国内で完結できない構造が見えてきます。可用性の事実と、国内所在を本当に求めている制度を、条文と原文で整理しました。2026-09-05濱本 隆太
WARPFDEとAI伴走支援は何が違うのか|売っているものから見ると別物ですMIT NANDAの調査では、生成AIに投下された推定300〜400億ドルに対し、95%の組織が測定可能なリターンを得ていません。現場にエンジニアを置くFDEと、日本でよく聞くAI伴走支援は似て見えます。売っているもの、成果物の帰属、システムへの書き込みまで辿ると、別の仕事です。2026-08-13濱本 隆太
ZEROCKCloudflare OSはなぜOSSなのか|思想を借りるか、ソフトごと使うかCloudflareが2026年8月5日、社内で使っていたAIエージェント基盤をオープンソースで公開しました。ゼロトラストで始まるエージェント、資格情報を触らせないGatekeeper、読んだものを全部記録する観測ログ。設計思想は今日から真似できます。ただし「OSSだから特定ベンダーに縛られない」という説明は、そのまま受け取ると危ういところがあります。2026-08-13濱本 隆太