ZEROCKAI事業者ガイドライン第1.2版は何が変わったのか|原文で確認した改定点総務省・経済産業省のAI事業者ガイドラインが第1.2版になりました。第1.1版と並べて読むと、新しい規制の追加よりも言葉の定義を揃える作業が中心だと分かります。改定の7論点と、AI推進法やAI指針との位置関係を、一次資料に沿って整理しました。2026-09-06濱本 隆太
AIセキュリティ「70%」の中身を読み違えない|ココタイロのインタビューを、AIを使う側の実務として考える元OpenAI研究者ダニエル・ココタイロがThe Diary of a CEOに出演し、「70%の確率でひどく悪い方向に進む」と語りました。この数字は人類絶滅とイコールではありません。何を指しているのか、AI 2027とAI 2040 Plan Aは何を言っているのかを一次情報で整理し、AIを使う側の企業にとって実務的に何が残るのかを考えます。2026-08-29濱本 隆太
テックトレンドYC Summer 2026の236社を全部読んだ|AIエージェントが「顧客」になり、中央値2人の会社が工場を建てるY Combinator の Summer 2026 バッチ236社を公開ディレクトリのデータで全件分析しました。チーム規模の中央値は2人、産業系が23%、そしてAIエージェント自身を顧客にする会社が並んでいます。何が起きているのか、これから事業を考える人にとって何が示唆になるのかを、全社リンク付きで整理します。2026-08-26濱本 隆太
テックトレンドデジタル庁が行政手続7.5万件をMCPで公開|AIに「計算させない」設計と、エージェント連携のこれからデジタル庁が、行政手続等の棚卸調査結果(約75,000件)を自然言語で分析できるMCPサーバーを公開しました。注目すべきは公開したこと自体より、その設計です。AIに生データを渡して計算させず、サーバー側で集計を完結させています。MCPとは何かという前提から、この設計が何を解決しているのか、そしてAIエージェントとの連携で何が変わるのかを解説します。2026-08-25濱本 隆太
テックトレンドSpaceXAIが3日で出してきたもの|Grok 4.6・Build・Botと「AIで勝たねばならない」2026年8月11日にGrok Bot、12日にGrok 4.6。SpaceXAIが数日でエージェント製品とモデルを立て続けに出しました。公開されたベンチマークを正直に読むと勝っているのは10項目中3つですが、本当の見どころは別にあります。マスク氏の社内発言、価格構造、中国勢との差まで整理します。2026-08-13濱本 隆太
WARPエージェント・エンジニアリング入門|40万セッションが示した「任せ方」の設計Anthropicが約40万セッションを分析した研究では、人が計画の意思決定の約70%を担い、実行の意思決定の約80%はAIが担っていました。しかも専門性が高い人ほど1指示あたりの出力が5倍になります。任せられるタスクの長さは倍増を続けており、その差を作るのはモデルではなく環境設計です。2026-08-13濱本 隆太
ZEROCKCloudflare OSはなぜOSSなのか|思想を借りるか、ソフトごと使うかCloudflareが2026年8月5日、社内で使っていたAIエージェント基盤をオープンソースで公開しました。ゼロトラストで始まるエージェント、資格情報を触らせないGatekeeper、読んだものを全部記録する観測ログ。設計思想は今日から真似できます。ただし「OSSだから特定ベンダーに縛られない」という説明は、そのまま受け取ると危ういところがあります。2026-08-13濱本 隆太
ZEROCKテナント分離はなぜ「あとから」壊れるのか|AI議事録サービスの18万件露出から学ぶAI議事録サービスtl;dvで、18万件超の会議レコードが他社からも見える状態にあったと公開されました。注目すべきは規模ではなく、10ある入れ物のうち9つは正しく守られていて1つだけ抜けたという構造です。マルチテナントとは何かから、AIを足したときに漏れ方がどう変わるかまで、初心者向けに整理します。2026-08-12濱本 隆太
ZEROCKグラフエンジニアリングとは何か|「プロンプトは死ぬ」の出どころを追いかけて分かったこと「プロンプティングは6ヶ月で死ぬ、グラフが取って代わる」という投稿が広がっています。出どころを一次情報まで追いかけた結果と、グラフエンジニアリングが実際に何を指すのかを整理しました。ベクトル検索では解けない「関係」の問題が、輸出管理の資本関係判定や社内ナレッジ検索でどう効くのかまで書いています。2026-08-09濱本 隆太
TRAFEED国産AI基盤の現在地|NEDO・GENIACの支援と、さくらインターネット、領域特化で勝つAIエージェント国産AIという言葉を、この一年ほどで急に多く見かけるようになったと感じている方は多いと思います。政府が生成AIの開発を支援し、国内のクラウド事業者がGPUを大量に整備し、通信会社やスタートアップが相次いで独自の大規模言語モデルを発表しています。2026-07-25濱本 隆太
テックトレンドなぜKimiは世界最高峰のLLMを作れたのか|楊植麟CEOのGTC講演を読み解く「なぜKimiは世界最高峰のLLMを作れたのか」について、Kimi、Moonshot AI、LLMなどの視点から、背景と現場で押さえるべきポイントを整理します。実務で迷わないよう、要点と次に取るべき確認事項をまとめました。2026-07-19濱本 隆太
WARPMCP(Model Context Protocol)はなぜ企業標準になったのか|2026年ロードマップ・Linux Foundation・エンタープライズ導入の勘所AnthropicがMCP(Model Context Protocol)を発表してから約1年半で、OpenAI・Google・Microsoftまでが採用し、Linux Foundation傘下のAgentic AI Foundationへ寄贈されるに至りました。2026-07-06濱本 隆太